洋楽ガールズバンドのススメ~伝説のバンドから若手有望株まで
ロックは男性のもの、などという言葉は遠い昔のものと感じるくらいに、エネルギッシュなガールズ・バンドが活躍していますよね。
今回は、バンド女子憧れの洋楽ガールズ・バンドをロックからポップス、メタルにパンクなどジャンル問わず幅広くリサーチ!
まだ女性だけのバンドが珍しかった時代の伝説的なバンドから、注目の若手までを厳選してご紹介します。
きっとあなたのお気に入りのガールズ・バンドが見つかるはず。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
洋楽ガールズバンドのススメ~伝説のバンドから若手有望株まで(11〜20)
EmergencyGirlschool

ロック・ミュージックはもとより、とくにヘビーメタルという音楽ジャンルは長い間男性中心の世界であったことは事実です。
そんな世界に殴り込みをかけ、メンバー・チェンジを繰り返しながらも30年に及ぶキャリアを女性だけのバンドとして活動している伝説的なバンドが、ガールスクールです。
1980年代にイギリスを中心に勃発した、いわゆるNWOBHMブームの中で人気を集め、ガールズバンドのパイオニアとして世界的な人気を集めます。
1981年にリリースしたアルバム『Hit and Run』は本国イギリスにおいてヒットを記録し、最終的にゴールドディスクを獲得。
その後は低迷していた時期もありましたが、活動休止を経て復活、2020年代に突入してもストレートな爆音街道を走り続けています。
DeathNervosa

ブラジル出身のスラッシュメタルバンド、ネルヴォサ。
2010年に結成、2012年にデモを発表するやいなや、オーストリアのナパーム・レコードと契約を果たし、瞬く間にヨーロッパを中心に人気を博しました。
全員が女性ということで注目を浴びていましたが、その本格的な演奏であっという間にスラッシュメタルは男性のものというイメージを塗り替えました。
ガールズバンドという枠をこえ、世界中のメタルマニアだけでなく音楽ファンから注目を集めています。
メンバーチェンジをし、新体制となった彼女たちの今後の活躍から目が離せません!
Edge Of A Broken HeartVixen

こちらは女性版ボン・ジョヴィと名高い、アメリカ4人組ガールズバンド、ヴィクセン。
まさにハードロック・ヘヴィメタルの隆盛期の1980年に結成のガールズバンドで、妖艶で派手なルックスで世間を騒がせました。
1988年にデビューを果たし、高い演奏力とキャッチーなメロディ―、そして女性ならではの繊細な描写が多くの人の心をグッとつかみました。
バンドの形を変容させながら今でも活動しているので、名曲の数々を探ってみてくださいね!
SpitKittie

1996年にカナダで結成のヘビーメタルバンド、キティ。
デビュー・アルバム『Spit』の表題曲のこちらを聴いてもらえば分かるように、女性とは思えないほどのアグレッシブさに度肝を抜かれます。
クセになる力強いギターリフと、男性に負けず劣らずなデスボイスと、それに対極するオペラのように響き渡る美声はマニアの心をわしづかみにしましたね!
異彩なオーラを放つ彼女たちの楽曲、知れば知るほどはまってしまいます!
ぜひチェックしてみてください。
Stop PretendingThe Pandoras

商業的な成功に恵まれたわけではなく、パンクやガレージといったジャンルにかなり詳しい方でないと知らないバンドではありますが、とても魅力的なガールズバンドです。
後にザ・マフスのボーカリスト兼ギタリストとして成功する、キム・シャタックさんがベーシストとして在籍したことでも知られています。
60年代風のガレージ・パンクを鳴らしていた初期、ポップなメロディを押し出した中期、LAメタルへと接近した後期、と時期によって鳴らしている音がまったく違っていたというのが、彼女たちの大きな特徴と言えましょう。
中心人物のポーラ・ピアスさん、そして先述したキム・シャタックさんはすでにこの世を去ってしまいましたが、マニアックなガールズバンドに興味のある方はぜひチェックしてみてください。
The PretenderCherri Bomb

2008年にバンド結成のCherri Bomb。
当時10代でありながらハードロック、オルタナティヴロック、パンクなどさまざまなジャンルを織り交ぜたその音楽的センスは一流で、各シーンから注目を集めました。
2013年以降は音楽性の違いからメンバーの脱退を経て、2015年にはバンド名を現在のHEY VIOLETに改名し活動を続けています。
動画サイトYouTubeにも音源があがっていますので、お気に入りの1曲を見つけてくださいね、
洋楽ガールズバンドのススメ~伝説のバンドから若手有望株まで(21〜30)
Manic MondayThe Bangles

2016年4月21日にこの世を去った天才アーティスト、プリンスがバングルズのために書き下ろした曲です。
とてもプリンスらしい曲ですが、ボーカルのスザンナ・ホフス は、しっかりと歌いこなしています。
余談ですが、この曲を書いた頃、プリンスはホフスにかなり好意を寄せていたというウワサがあります。
結局はプリンスの片思いに終わったようですが。