時代の流れとともにどのようなジャンルがはやっても、定期的にネガティブな論調が巻き起こっても、ヘヴィメタルはいつだって世界中のメタルヘッズを熱狂させ続けています。
とはいえ一口にメタルといっても無数のサブジャンルが存在しており、特に初心者の方は情報過多な時代だからこそ「どのバンドを聴けばいいか分からない……」といった悩みを抱えているかもしれませんね。
こちらの記事では、レジェンド級のバンドから00年代以降のメタルコアやデスコア、ハイブリッドなスタイルを持つバンドまで「メタル」の懐の広さに注目しつつ、まずは聴いてほしいバンドを紹介しています。
あなたのメタル魂に火をつけるバンドがきっと見つかりますよ!
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All Out LifeSlipknot

カテゴライズが不可能なラウドミュージックを生み出し、メンバーの全員がマスクをかぶった強烈なライブ・パフォーマンスを武器に、世界中で人気を博すアイオワ州の9人組。
コーンやリンプ・ビズキットなどのニューメタルとされるバンドがチャートを席巻していた90年代末期、1999年に1st『スリップノット』でデビュー。
衝撃的なサウンドが話題を呼び、世界中でヒットを記録。
2001年にはSUMMER SONIC 01のメインステージに出演、日本でも揺るぎない人気を獲得しました。
その後は悲劇的な事件やメンバーチェンジなどのトラブルを繰り返すも、シーンのトップバンドとして君臨しています。
BatteryMetallica

スラッシュメタルの先駆的な存在であり、ヘビーメタルというジャンルで最も成功を収めたバンドでもあります。
1981年の結成以降、ハードコアの暴虐性とスピードとギター・リフを重視したメタルを融合させたサウンドで頭角を現した彼らですが、アルバムをリリースごとに、音楽的なスタイルを変化させていきます。
1991年にリリースされた5枚目のアルバム、通称『ブラック・アルバム』と呼ばれる『メタリカ』は、スピードよりもグルーブを重視したサウンドでファンを驚かせ、世界中で3,000万枚以上の売り上げを達成。
2000年代以降は作品が少ないものの、音楽的な挑戦を続けながら、常にシーンに影響を与え続けています。
ThroneBring Me The Horizon

ここ日本においてはバンド主催のフェスティバルや2024年のサマーソニックにおいてヘッドライナーを務めるなど、メタルシーンの枠内をこえて高い人気を誇るのがブリング・ミー・ザ・ホライズンです。
イギリスはヨークシャー州にて2004年に結成された時点ではまだ高校生だった彼らは、いわゆるデスコアというエクストリームなサウンドからキャリアをスタートさせ、地道な活動でアンダーグラウンドシーンを席巻してきます。
2010年リリースの4枚目のアルバム『Sempiternal』は全英チャート3位、音楽性の幅を広げてアメリカでもチャート2位を記録した『That’s the Spirit』で現代メタルシーンのトップバンドへと躍り出ました。
現在の彼らはエレクトロニカなどジャンルを問わず自身の音楽性へと落とし込むハイブリッドなスタイルを提示、結成20年を経てまだ進化し続けるバンドとして世界中から熱狂的な支持を受け続けているのです。
Holy Wars…The Punishment DueMegadeth

メタリカやスレイヤー、アンスラックスと並んでスラッシュメタルの代表的な存在であり、「BIG4」とも形容されるバンドです。
中心人物のデイヴ・ムステインはもともとメタリカに在籍しており、後に解雇されてメガデスを結成したという経緯は、メタルの歴史における有名なエピソードの1つと言えましょう。
自らの音楽性を「インテレクチュアル・スラッシュメタル」と称した、緻密に構成されたバンド・アンサンブルとテクニカルなギター・リフの応酬というスタイルは、唯一無二の輝きを誇っています。
2002年に一度は解散するも、2004年以降再び再始動を果たしています。
Angel Of DeathSLAYER

メタリカ、メガデス、アンスラックスに並ぶ、スラッシュメタルの代表格。
「BIG4」と呼ばれるバンドの中では、極めて邪悪なサウンド志向で、扱うテーマも物議を醸すものが多いことも特徴です。
エクストリームなメタルを鳴らすバンドの中では最も影響力があるとされ、デスメタルやブラックメタルへの影響も大きいとされています。
1986年にリリースされた3枚目のアルバム『レイン・イン・ブラッド』の強烈極まりないヘビーサウンドの衝撃は、今も色あせることはありません。
2013年にオリジナル・メンバーのギタリスト、ジェフ・ハンネマンが死去。
2019年11月30日に、最後のツアーの最終日を迎えました。