【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介
時代の流れとともにどのようなジャンルがはやっても、定期的にネガティブな論調が巻き起こっても、ヘヴィメタルはいつだって世界中のメタルヘッズを熱狂させ続けています。
とはいえ一口にメタルといっても無数のサブジャンルが存在しており、特に初心者の方は情報過多な時代だからこそ「どのバンドを聴けばいいか分からない……」といった悩みを抱えているかもしれませんね。
こちらの記事では、レジェンド級のバンドから00年代以降のメタルコアやデスコア、ハイブリッドなスタイルを持つバンドまで「メタル」の懐の広さに注目しつつ、まずは聴いてほしいバンドを紹介しています。
あなたのメタル魂に火をつけるバンドがきっと見つかりますよ!
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【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介(21〜30)
Be Quiet And Drive (Far Away)Deftones

米国カリフォルニア州を拠点に、オルタナティヴ・メタルの新たな地平を切り開き続けているバンド。
1988年に結成され、1995年にアルバム『Adrenaline』でデビュー。
重厚なギターサウンドと実験的なアプローチ、チノ・モレノの個性的なボーカルが織りなす独自の世界観で、多くのリスナーを魅了しています。
2000年にはアルバム『White Pony』で第43回グラミー賞最優秀メタル・パフォーマンス賞を受賞。
メタルの要素を基軸としながら、シューゲイザーやポストロックの要素も取り入れた先鋭的なサウンドから「ヘヴィ・ロック界のレディオヘッド」とも称されています。
耽美的な音楽性とヘヴィさを併せ持つサウンドは、ジャンルの垣根を超えた音楽の可能性を追求したい方におすすめです。
Respect the WindEddie Van Halen

オランダで生まれアメリカで音楽的才能を開花させた、まさに伝説のギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレンさん。
ハードロックやヘヴィメタルを軸に、画期的なタッピング奏法や”ブラウン・サウンド”と呼ばれる独特の音色で、ギター界に大きな衝撃と変革をもたらしました。
1978年、バンド、ヴァン・ヘイレンとして名盤『Van Halen』でデビュー。
収録された「Eruption」での神業的ソロは世界に衝撃を与え、名曲「Jump」は全米No.1を獲得しました。
1992年にはグラミー賞を受賞し、マイケル・ジャクソンさんの「Beat It」での客演は音楽史に残る名演として語り継がれています。
2017年に75本のギターを寄贈した事実は、彼の音楽への深い愛情と貢献を示しています。
彼の革新的なギタープレイと情熱的なロック魂は、多くの音楽ファンの心を掴んで離さないでしょう。
The PhilosopherDEATH

デスメタルの先駆者として、極めて大きな影響力を持つアメリカのバンドDeath。
1987年のデビューアルバム『Scream Bloody Gore』から、激しいギターリフと複雑なリズム構成、深みのあるグロウルボーカルで、デスメタルシーンの重要なバンドとしての地位を確立しました。
アルバム『Symbolic』や『The Sound of Perseverance』では、プログレッシブな要素を取り入れ、デスメタルの枠を超えた音楽性を展開。
その革新的なアプローチは、多くの音楽評論家やファンから高い評価を受けています。
残念ながら1999年に中心人物のチャック・シュルディナーが脳腫瘍と診断され、2001年に34歳の若さで逝去。
しかし、彼らの残した音楽は、テクニカルな演奏と哲学的な深みを持つ歌詞で、エクストリームなメタルから複雑な音楽性に魅力を感じる方に強くお勧めできる作品です。
JadedSpiritbox

カナダ出身のスピリットボックスは、コートニー・ラプラントさんとマイク・ストリンガーさん夫妻によって結成されたバンドです。
メタルコアを軸にしながら、プログレッシブやエレクトロの要素を大胆に取り入れたサウンドは、まるで万華鏡のように表情を変えるのが特徴。
2021年のデビュー作『Eternal Blue』は世界中のファンに衝撃を与え、「次世代の旗手」として絶賛されました。
その後もグラミー賞にノミネートされるなど快進撃を続け、今やシーンを代表する存在に。
デスボイスと天使のようなクリーンボイスを自在に行き来するコートニーさんの歌唱力は圧巻の一言!
彼らの探求心が生み出す音楽に、心を揺さぶられること間違いなしです!
Black Hole (Feat. Caleb Shomo)We Came As Romans

アメリカ出身のWe Came As Romansは、エモーショナルなメロディとヘヴィなサウンドの融合で人気のバンドです。
インパクト大のヘヴィなリフに気を取られてしまいがちですが、彼らの真骨頂はシンセが彩る美しいクリーンパートとの対比。
このドラマティックな展開が中毒性を生んでいます。
2018年にはボーカルのカイル・パヴォーンさんを失う悲劇を経験しますが、その悲しみを乗り越えて発表された『Darkbloom』は、「バンドの決意に胸が熱くなる」「未来への希望も感じさせる」とファンから絶大な支持を得ています。
困難を乗り越えた彼らの音に宿るメッセージを、ぜひ存分に感じてみてくださいね。
PainkillerJudas Priest

1969年、イギリスはバーミンガムで結成されたヘビーメタルバンドの元祖的存在。
最初期はメンバーも全く違いましたが、キャリアを重ねるごとにサウンドとファッションを変化させ、レザー&スタッドを基調としたファッション、「メタル・ゴッド」という異名を持つボーカリストのロブ・ハルフォードによる強烈なハイトーン、様式美で彩られた硬質なサウンドという「ヘビーメタル」のプロトタイプ的なスタイルを確立させていきました。
一時期はロブ・ハルフォードが脱退するも、復帰して精力的に活動しています。
PiscesJINJER

ウクライナ出身のプログレッシブ・メタルバンド、ジンジャー。
ボーカルのタティアナ・シュマイルクさんが披露する、妖艶なクリーンボイスから驚異的なグロウルまでを自在に操る圧巻の歌唱が、多くのリスナーに衝撃を与えているバンドです。
プログレやグルーヴメタルを軸に、ジャズやレゲエの要素まで大胆に融合させた予測不能なサウンドは、テクニカルでありながらも非常にキャッチーな仕上がりに。
代表曲「Pisces」のライブ映像で世界的な評価を獲得し、困難な状況下でも音楽で力強いメッセージを発信し続ける彼らの姿は、多くの人の心を揺さぶっています。
その凄まじい強度と芸術性に、きっとあなたも圧倒されてしまうかもしれませんね!