【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介
時代の流れとともにどのようなジャンルがはやっても、定期的にネガティブな論調が巻き起こっても、ヘヴィメタルはいつだって世界中のメタルヘッズを熱狂させ続けています。
とはいえ一口にメタルといっても無数のサブジャンルが存在しており、特に初心者の方は情報過多な時代だからこそ「どのバンドを聴けばいいか分からない……」といった悩みを抱えているかもしれませんね。
こちらの記事では、レジェンド級のバンドから00年代以降のメタルコアやデスコア、ハイブリッドなスタイルを持つバンドまで「メタル」の懐の広さに注目しつつ、まずは聴いてほしいバンドを紹介しています。
あなたのメタル魂に火をつけるバンドがきっと見つかりますよ!
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【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介(21〜30)
Siege LordHERIOT

イングランド・スウィンドン出身の4人組バンド、ヘリオットは、2014年にメタルシーンに参入して以来、メタルコアを基軸にジャンルの枠を超えた独創的なサウンドで注目を集めています。
2015年にEP『Violence』でデビューを果たすと、2016年にはEP『World Collapse』を発表。
しかし、バンドは一時期の休止期間を経験。
2019年、女性ギタリスト兼ヴォーカリストのデビー・ゴフさんを迎え入れたことで、ブラックメタルやデスメタル、ドゥーム、インダストリアルなど多彩なサウンドを取り入れた新たな音楽性を確立させました。
2022年のEP『Profound Morality』では、Century Media Recordsと契約を結び、プロデューサーにシロシスのフロントマン、ジョシュ・ミドルトンさんを迎えて制作。
重厚で攻撃的、かつ雰囲気のある独自のサウンドと中世的なビジュアルで、イギリスのメタルシーンに新風を巻き起こしています。
2024年リリースのデビュー作『Devoured by the Mouth of Hell』は各メディアでも絶賛を浴びており、ヘヴィメタルのみならずジャンルにとらわれない革新的なサウンドを求める方にぜひおすすめしたいバンドです。
Be Quiet And Drive (Far Away)Deftones

米国カリフォルニア州を拠点に、オルタナティヴ・メタルの新たな地平を切り開き続けているバンド。
1988年に結成され、1995年にアルバム『Adrenaline』でデビュー。
重厚なギターサウンドと実験的なアプローチ、チノ・モレノの個性的なボーカルが織りなす独自の世界観で、多くのリスナーを魅了しています。
2000年にはアルバム『White Pony』で第43回グラミー賞最優秀メタル・パフォーマンス賞を受賞。
メタルの要素を基軸としながら、シューゲイザーやポストロックの要素も取り入れた先鋭的なサウンドから「ヘヴィ・ロック界のレディオヘッド」とも称されています。
耽美的な音楽性とヘヴィさを併せ持つサウンドは、ジャンルの垣根を超えた音楽の可能性を追求したい方におすすめです。
WalkPantera

1990年代を代表するメタル・バンドにして、独自のサウンドが高い評価を得ている存在です。
1981年にテキサスで結成、当初はグラム・メタルのような音も鳴らしていましたが、1990年にリリースされた5枚目のアルバム『カウボーイズ・フロム・ヘル』で音楽性を大きく変化させ、大ヒットとなりました。
ギタリストのダイムバッグ・ダレルによる、グルーヴを重視したザクザクのギターサウンドは、後のニューメタルといったジャンルに大きな影響を与えました。
2004年、悲劇的な事件によりダレルが死去。
2018年には、弟のダイムバッグ・ダレルも亡くなってしまいました。
PainkillerJudas Priest

1969年、イギリスはバーミンガムで結成されたヘビーメタルバンドの元祖的存在。
最初期はメンバーも全く違いましたが、キャリアを重ねるごとにサウンドとファッションを変化させ、レザー&スタッドを基調としたファッション、「メタル・ゴッド」という異名を持つボーカリストのロブ・ハルフォードによる強烈なハイトーン、様式美で彩られた硬質なサウンドという「ヘビーメタル」のプロトタイプ的なスタイルを確立させていきました。
一時期はロブ・ハルフォードが脱退するも、復帰して精力的に活動しています。
Respect the WindEddie Van Halen

オランダで生まれアメリカで音楽的才能を開花させた、まさに伝説のギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレンさん。
ハードロックやヘヴィメタルを軸に、画期的なタッピング奏法や”ブラウン・サウンド”と呼ばれる独特の音色で、ギター界に大きな衝撃と変革をもたらしました。
1978年、バンド、ヴァン・ヘイレンとして名盤『Van Halen』でデビュー。
収録された「Eruption」での神業的ソロは世界に衝撃を与え、名曲「Jump」は全米No.1を獲得しました。
1992年にはグラミー賞を受賞し、マイケル・ジャクソンさんの「Beat It」での客演は音楽史に残る名演として語り継がれています。
2017年に75本のギターを寄贈した事実は、彼の音楽への深い愛情と貢献を示しています。
彼の革新的なギタープレイと情熱的なロック魂は、多くの音楽ファンの心を掴んで離さないでしょう。
Highway to OblivionDragonForce

「とにかくテンポが速くてボーカルの声が高くて楽器が上手い」という、メタルのイメージをそのまま形にしたようなバンドがドラゴンフォースです。
ただテクニカルなだけでなく、優れたメロディが人気のバンドです。
独特なセンスと、ハイスピードなソロの掛け合いが楽しめます。
I’ll Know You’re Not AroundDying Wish

メタルコア特有の攻撃性と、心に響くメロディを併せ持つことで知られている、ダイイング・ウィッシュ。
彼らは2016年に結成されて以来、精力的なライブ活動で着実にファンを増やしてきました。
2019年にはKnocked Looseのボーカルをフィーチャーした楽曲『Enemies In Red』が話題となり、2021年10月にリリースしたデビューアルバム『Fragments of a Bitter Memory』でシーンでの存在感を確固たるものにしましたね。
フロントパーソンであるエマ・ボスターさんの魂の叫びのようなボーカルと、バンドが一体となって生み出す重厚なサウンドは、聴く人のやるせない気持ちや怒りに寄り添ってくれるようです。
2025年にリリース予定のサード作『Flesh Stays Together』でさらなるブレイク必至と言われているバンドですから、激しい音楽の中に、どこか切ない感情を求める方は、ぜひチェックしてみてください。
彼らのドラマティックな音の世界に、感情を揺さぶられるはずです。






