【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介
時代の流れとともにどのようなジャンルがはやっても、定期的にネガティブな論調が巻き起こっても、ヘヴィメタルはいつだって世界中のメタルヘッズを熱狂させ続けています。
とはいえ一口にメタルといっても無数のサブジャンルが存在しており、特に初心者の方は情報過多な時代だからこそ「どのバンドを聴けばいいか分からない……」といった悩みを抱えているかもしれませんね。
こちらの記事では、レジェンド級のバンドから00年代以降のメタルコアやデスコア、ハイブリッドなスタイルを持つバンドまで「メタル」の懐の広さに注目しつつ、まずは聴いてほしいバンドを紹介しています。
あなたのメタル魂に火をつけるバンドがきっと見つかりますよ!
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【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介(21〜30)
Eagle Fly FreeHelloween

いわゆる「ジャーマンメタル」の代表的な存在が、このハロウィンです。
1984年のデビュー以降、ドイツ出身のメロディックなパワーメタル~スピードメタルを武器に、世界的な人気を集める存在です。
オリジナルのメンバーはギタリストのマイケル・ヴァイカートさんのみとなっておりますが、脱退後にガンマ・レイを結成したカイ・ハンセンさんや、初期のバンドの人気をけん引した名ボーカリストのマイケル・キスクさんといったミュージシャンを輩出したことでも知られています。
クラシックからの影響を感じさせる流麗なツイン・リード、驚異的なハイトーン・ボーカル、日本人好みの哀愁を感じる美しいメロディは、ヘビーメタル初心者にも聴きやすいはず。
まずは『守護神伝-第二章-』という邦題でも知られる、1988年の名盤サード作『Keeper Of The Seven Keys Part2』を聴いてみてください!
Siege LordHERIOT

イングランド・スウィンドン出身の4人組バンド、ヘリオットは、2014年にメタルシーンに参入して以来、メタルコアを基軸にジャンルの枠を超えた独創的なサウンドで注目を集めています。
2015年にEP『Violence』でデビューを果たすと、2016年にはEP『World Collapse』を発表。
しかし、バンドは一時期の休止期間を経験。
2019年、女性ギタリスト兼ヴォーカリストのデビー・ゴフさんを迎え入れたことで、ブラックメタルやデスメタル、ドゥーム、インダストリアルなど多彩なサウンドを取り入れた新たな音楽性を確立させました。
2022年のEP『Profound Morality』では、Century Media Recordsと契約を結び、プロデューサーにシロシスのフロントマン、ジョシュ・ミドルトンさんを迎えて制作。
重厚で攻撃的、かつ雰囲気のある独自のサウンドと中世的なビジュアルで、イギリスのメタルシーンに新風を巻き起こしています。
2024年リリースのデビュー作『Devoured by the Mouth of Hell』は各メディアでも絶賛を浴びており、ヘヴィメタルのみならずジャンルにとらわれない革新的なサウンドを求める方にぜひおすすめしたいバンドです。
Be Quiet And Drive (Far Away)Deftones

米国カリフォルニア州を拠点に、オルタナティヴ・メタルの新たな地平を切り開き続けているバンド。
1988年に結成され、1995年にアルバム『Adrenaline』でデビュー。
重厚なギターサウンドと実験的なアプローチ、チノ・モレノの個性的なボーカルが織りなす独自の世界観で、多くのリスナーを魅了しています。
2000年にはアルバム『White Pony』で第43回グラミー賞最優秀メタル・パフォーマンス賞を受賞。
メタルの要素を基軸としながら、シューゲイザーやポストロックの要素も取り入れた先鋭的なサウンドから「ヘヴィ・ロック界のレディオヘッド」とも称されています。
耽美的な音楽性とヘヴィさを併せ持つサウンドは、ジャンルの垣根を超えた音楽の可能性を追求したい方におすすめです。
Highway to OblivionDragonForce

「とにかくテンポが速くてボーカルの声が高くて楽器が上手い」という、メタルのイメージをそのまま形にしたようなバンドがドラゴンフォースです。
ただテクニカルなだけでなく、優れたメロディが人気のバンドです。
独特なセンスと、ハイスピードなソロの掛け合いが楽しめます。
PainkillerJudas Priest

1969年、イギリスはバーミンガムで結成されたヘビーメタルバンドの元祖的存在。
最初期はメンバーも全く違いましたが、キャリアを重ねるごとにサウンドとファッションを変化させ、レザー&スタッドを基調としたファッション、「メタル・ゴッド」という異名を持つボーカリストのロブ・ハルフォードによる強烈なハイトーン、様式美で彩られた硬質なサウンドという「ヘビーメタル」のプロトタイプ的なスタイルを確立させていきました。
一時期はロブ・ハルフォードが脱退するも、復帰して精力的に活動しています。
Respect the WindEddie Van Halen

オランダで生まれアメリカで音楽的才能を開花させた、まさに伝説のギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレンさん。
ハードロックやヘヴィメタルを軸に、画期的なタッピング奏法や”ブラウン・サウンド”と呼ばれる独特の音色で、ギター界に大きな衝撃と変革をもたらしました。
1978年、バンド、ヴァン・ヘイレンとして名盤『Van Halen』でデビュー。
収録された「Eruption」での神業的ソロは世界に衝撃を与え、名曲「Jump」は全米No.1を獲得しました。
1992年にはグラミー賞を受賞し、マイケル・ジャクソンさんの「Beat It」での客演は音楽史に残る名演として語り継がれています。
2017年に75本のギターを寄贈した事実は、彼の音楽への深い愛情と貢献を示しています。
彼の革新的なギタープレイと情熱的なロック魂は、多くの音楽ファンの心を掴んで離さないでしょう。
The Gift Of MusicDream Theater

アメリカを代表する、プログレッシブ・メタルバンドの先駆的存在。
バークリー音楽院出身という高度な技術を持ったメンバーによって結成され、プログレッシブ・ロックの複雑な楽曲展開と、ヘビーメタルの持つ様式美を融合させたサウンドで、とくに日本では絶大な人気を誇っています。
1992年にリリースされた『イメージズ・アンド・ワーズ』は、彼らにとっての出世作というだけでなく、プログレッシブ・メタルの代表的作品として今も君臨し続けています。
2010年、中心人物であったドラムのマイク・ポートノイが脱退しましたが、後任にマイク・マンジーニを迎え、コンスタントに活動を続けています。






