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【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介

時代の流れとともにどのようなジャンルがはやっても、定期的にネガティブな論調が巻き起こっても、ヘヴィメタルはいつだって世界中のメタルヘッズを熱狂させ続けています。

とはいえ一口にメタルといっても無数のサブジャンルが存在しており、特に初心者の方は情報過多な時代だからこそ「どのバンドを聴けばいいか分からない……」といった悩みを抱えているかもしれませんね。

こちらの記事では、レジェンド級のバンドから00年代以降のメタルコアやデスコア、ハイブリッドなスタイルを持つバンドまで「メタル」の懐の広さに注目しつつ、まずは聴いてほしいバンドを紹介しています。

あなたのメタル魂に火をつけるバンドがきっと見つかりますよ!

【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介(16〜20)

RedneckLamb Of God

Lamb of God – Redneck (Official HD Video)
RedneckLamb Of God

アメリカのヘヴィメタルシーンを代表するバンドとして、1994年に結成されたLamb of God。

パンテラを彷彿とさせる重厚なサウンドと、技術的な精密さを兼ね備えた彼らの音楽は、多くのメタルヘッズを魅了してきました。

2000年にデビューを飾った彼らは、2006年にリリースしたアルバム『Sacrament』でビルボード200の8位を記録。

このアルバムに収録された楽曲は、バンドの代表曲として高い人気を誇っています。

Grammy賞にもノミネートされた彼らの音楽性は、伝統的なメタルの要素を継承しつつも、独自の進化を遂げています。

パワフルなライブパフォーマンスも魅力の一つ。

激しさと技巧を求めるメタルファンにおすすめです。

BleedMeshuggah

MESHUGGAH – Bleed (Official Music Video)
BleedMeshuggah

1987年に結成されたスウェーデンのメシュガーは、複雑なポリリズムとポリメーターを駆使したアヴァンギャルド・メタルを追求するバンドです。

デスメタルをベースに、プログレッシブな要素とグルーヴィーなサウンドを融合させた彼らの音楽性は、多くのミュージシャンから支持を集めています。

アルバム『Destroy Erase Improve』以降、実験的なアプローチと高度な演奏技術で注目を集め、2018年のグラミー賞「最優秀メタル・パフォーマンス」部門にノミネートされるなど、その革新性は高く評価されています。

8弦ギターによる重厚なリフと、ジャズ・フュージョン的なソロ、ロボティックなデスボーカルを組み合わせた独創的なサウンドは、新しい音楽性を求めるリスナーにぴったりの一枚です。

To the HellfireLorna Shore

LORNA SHORE – To the Hellfire (OFFICIAL VIDEO)
To the HellfireLorna Shore

2010年代以降のデスコアシーンにおいて、最重要バンドの一つといっても過言ではないのがローナ・ショアです。

ニュージャージー州出身の彼らは2015年に『Psalms』でアルバムデビューを果たし、シーンに衝撃を与えました。

決して順風満帆なキャリアを歩んできたわけではなく、度重なるメンバー・チェンジを乗り越えながらデスコアとシンフォニックなブラックメタルを融合させたブラッケンド・デスコアと呼ばれる音楽性を確立、2021年には驚異的なデスボイスの持ち主であるウィル・ラモスさん新ボーカリストにを迎えて発表した楽曲『To the Hellfire』が世界中で反響を呼び、大ブレイクを果たしました。

ラモスさんの人間業とは思えないボーカルパフォーマンスと、重厚なデスコアサウンドにオーケストレーションを取り入れた彼らのサウンドはエクストリームなメタルファンだけではなく、幅広い意味での独創的なヘビーサウンドが好きな方に届くべき音です。

ラモスさん加入後初となった2022年のアルバム『Pain Remains』を、ぜひチェックしてみてください。

Don’t Reach For MeKnocked Loose

Knocked Loose “Don’t Reach For Me” (Official Music Video)
Don't Reach For MeKnocked Loose

2013年にケンタッキー州で結成されたノックト・ルースは、ハードコアとメタルコアの境界線を軽やかに飛び越えながら、独自の重厚なサウンドを確立してきました。

2016年のデビューアルバム『Laugh Tracks』は、アンダーグラウンドシーンのバンドでありながらもビルボード200で163位にランクインする成功を収めています。

グラミー賞にノミネートされた楽曲「Suffocate」を収録した2024年リリースのアルバム『You Won’t Go Before You’re Supposed To』では、ポップスターのポピーとのコラボレーションも実現。

ハードコアの激しさとメタルコアの技巧性を併せ持つ彼らのサウンドは、アグレッシブな音楽を求めるリスナーの心を掴んで離しません。

破壊的なリフと独特なシャウトボーカルで織りなす音世界は、重い音楽の新たな可能性を示しているのです。

Siege LordHERIOT

HERIOT – Siege Lord (OFFICIAL VIDEO)
Siege LordHERIOT

イングランド・スウィンドン出身の4人組バンド、ヘリオットは、2014年にメタルシーンに参入して以来、メタルコアを基軸にジャンルの枠を超えた独創的なサウンドで注目を集めています。

2015年にEP『Violence』でデビューを果たすと、2016年にはEP『World Collapse』を発表。

しかし、バンドは一時期の休止期間を経験。

2019年、女性ギタリスト兼ヴォーカリストのデビー・ゴフさんを迎え入れたことで、ブラックメタルやデスメタル、ドゥーム、インダストリアルなど多彩なサウンドを取り入れた新たな音楽性を確立させました。

2022年のEP『Profound Morality』では、Century Media Recordsと契約を結び、プロデューサーにシロシスのフロントマン、ジョシュ・ミドルトンさんを迎えて制作。

重厚で攻撃的、かつ雰囲気のある独自のサウンドと中世的なビジュアルで、イギリスのメタルシーンに新風を巻き起こしています。

2024年リリースのデビュー作『Devoured by the Mouth of Hell』は各メディアでも絶賛を浴びており、ヘヴィメタルのみならずジャンルにとらわれない革新的なサウンドを求める方にぜひおすすめしたいバンドです。