【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介
時代の流れとともにどのようなジャンルがはやっても、定期的にネガティブな論調が巻き起こっても、ヘヴィメタルはいつだって世界中のメタルヘッズを熱狂させ続けています。
とはいえ一口にメタルといっても無数のサブジャンルが存在しており、特に初心者の方は情報過多な時代だからこそ「どのバンドを聴けばいいか分からない……」といった悩みを抱えているかもしれませんね。
こちらの記事では、レジェンド級のバンドから00年代以降のメタルコアやデスコア、ハイブリッドなスタイルを持つバンドまで「メタル」の懐の広さに注目しつつ、まずは聴いてほしいバンドを紹介しています。
あなたのメタル魂に火をつけるバンドがきっと見つかりますよ!
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【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介(1〜10)
B.Y.O.B.System Of A Down

全員がアルメニア系アメリカ人という出自を持ち、1999年のデビュー以降、他のバンドとは全く違うオリジナリティを持った音楽性で世間を驚かせた4人組。
彼らの音楽を言葉で表現するのは難しいですが、後続のバンドに似たような音を鳴らす存在がほとんどいないことからも、その独創性が理解できるのではないでしょうか。
2006年に一度活動を休止させ、2011年には活動を再開させ、断続的にツアーを開催しています。
SchismTool

プログレッシブ・ロックとヘヴィメタルを融合させた独自のサウンドで、メタル界に革命を起こしたTOOL。
1990年結成、1993年にデビューアルバム『Undertow』をリリースし、シングル曲のミュージックビデオがMTVで大ヒット。
その後も『エニマ』『ラテラルス』など、実験的で哲学的な作品を次々と発表し、プログレッシブ・メタルの先駆者としての地位を確立しました。
2001年5月には『Lateralus』をリリース。
複雑なリズムと深遠な歌詞で、音楽評論家から絶賛を浴びています。
卓越したテクニックを持つメンバーたちによる複雑怪奇でありながらも美しい、他の追従を許さない孤高の音世界はメタル好きはもちろん多くの音楽ファンが聴くべきものと言えましょう。
RedneckLamb Of God

アメリカのヘヴィメタルシーンを代表するバンドとして、1994年に結成されたLamb of God。
パンテラを彷彿とさせる重厚なサウンドと、技術的な精密さを兼ね備えた彼らの音楽は、多くのメタルヘッズを魅了してきました。
2000年にデビューを飾った彼らは、2006年にリリースしたアルバム『Sacrament』でビルボード200の8位を記録。
このアルバムに収録された楽曲は、バンドの代表曲として高い人気を誇っています。
Grammy賞にもノミネートされた彼らの音楽性は、伝統的なメタルの要素を継承しつつも、独自の進化を遂げています。
パワフルなライブパフォーマンスも魅力の一つ。
激しさと技巧を求めるメタルファンにおすすめです。
【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介(11〜20)
To the HellfireLorna Shore

2010年代以降のデスコアシーンにおいて、最重要バンドの一つといっても過言ではないのがローナ・ショアです。
ニュージャージー州出身の彼らは2015年に『Psalms』でアルバムデビューを果たし、シーンに衝撃を与えました。
決して順風満帆なキャリアを歩んできたわけではなく、度重なるメンバー・チェンジを乗り越えながらデスコアとシンフォニックなブラックメタルを融合させたブラッケンド・デスコアと呼ばれる音楽性を確立、2021年には驚異的なデスボイスの持ち主であるウィル・ラモスさん新ボーカリストにを迎えて発表した楽曲『To the Hellfire』が世界中で反響を呼び、大ブレイクを果たしました。
ラモスさんの人間業とは思えないボーカルパフォーマンスと、重厚なデスコアサウンドにオーケストレーションを取り入れた彼らのサウンドはエクストリームなメタルファンだけではなく、幅広い意味での独創的なヘビーサウンドが好きな方に届くべき音です。
ラモスさん加入後初となった2022年のアルバム『Pain Remains』を、ぜひチェックしてみてください。
The PhilosopherDEATH

デスメタルの先駆者として、極めて大きな影響力を持つアメリカのバンドDeath。
1987年のデビューアルバム『Scream Bloody Gore』から、激しいギターリフと複雑なリズム構成、深みのあるグロウルボーカルで、デスメタルシーンの重要なバンドとしての地位を確立しました。
アルバム『Symbolic』や『The Sound of Perseverance』では、プログレッシブな要素を取り入れ、デスメタルの枠を超えた音楽性を展開。
その革新的なアプローチは、多くの音楽評論家やファンから高い評価を受けています。
残念ながら1999年に中心人物のチャック・シュルディナーが脳腫瘍と診断され、2001年に34歳の若さで逝去。
しかし、彼らの残した音楽は、テクニカルな演奏と哲学的な深みを持つ歌詞で、エクストリームなメタルから複雑な音楽性に魅力を感じる方に強くお勧めできる作品です。
Black No. 1 (Little Miss Scare -All)Type O Negative

アメリカ・ニューヨーク州ブルックリンを拠点に活動したType O Negativeは、ゴシックメタルやドゥームメタルを代表する重厚なバンドです。
1989年の結成後、重いギターリフと独特な暗さを持ち合わせながらも、そこにユーモアを交えた独創的なサウンドを築き上げました。
1993年には、アルバム『Bloody Kisses』でロードランナー・レコード初のプラチナディスク認定を受け、続く1996年のアルバム『October Rust』もゴールドディスクを獲得。
ビートルズやブラック・サバスから影響を受けつつ、ハードコアやプログレッシブ・ロックなど、様々な要素を融合させた唯一無二の音楽性で、多くのファンを魅了し続けました。
2010年にフロントマンのピーター・スティールさんが48歳で他界するまで、ゴシックメタルシーンの最前線で活躍。
暗黒の世界観に浸りたい音楽ファンにおすすめのバンドです。
The Signal FireKillswitch Engage

メタルコアの進化を体現し続けるアメリカ・マサチューセッツ州出身のKillswitch Engage。
1999年の結成以来、ハードコアとメロディック・デスメタルを融合させた独自のスタイルで、ジャンルの確立に多大な貢献を果たしてきました。
2000年にデビューアルバム『Killswitch Engage』でシーンに衝撃を与え、2004年には映画『バイオハザードII アポカリプス』の主題歌を担当。
グラミー賞には3度ノミネートされ、2006年のアルバム『As Daylight Dies』は米国でプラチナディスクを獲得しています。
初代ボーカリストのジェシー・リーチさんと、2002年から2012年まで在籍したハワード・ジョーンズさん双方の個性的な歌声と、重厚なギターリフやタイトなリズムワークが織りなす壮大なサウンドは、メロディアスなヘヴィミュージックを求める全ての音楽ファンに強くお勧めできる至高の1枚となっています。






