【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介
時代の流れとともにどのようなジャンルがはやっても、定期的にネガティブな論調が巻き起こっても、ヘヴィメタルはいつだって世界中のメタルヘッズを熱狂させ続けています。
とはいえ一口にメタルといっても無数のサブジャンルが存在しており、特に初心者の方は情報過多な時代だからこそ「どのバンドを聴けばいいか分からない……」といった悩みを抱えているかもしれませんね。
こちらの記事では、レジェンド級のバンドから00年代以降のメタルコアやデスコア、ハイブリッドなスタイルを持つバンドまで「メタル」の懐の広さに注目しつつ、まずは聴いてほしいバンドを紹介しています。
あなたのメタル魂に火をつけるバンドがきっと見つかりますよ!
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【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介(11〜20)
Black No. 1 (Little Miss Scare -All)Type O Negative

アメリカ・ニューヨーク州ブルックリンを拠点に活動したType O Negativeは、ゴシックメタルやドゥームメタルを代表する重厚なバンドです。
1989年の結成後、重いギターリフと独特な暗さを持ち合わせながらも、そこにユーモアを交えた独創的なサウンドを築き上げました。
1993年には、アルバム『Bloody Kisses』でロードランナー・レコード初のプラチナディスク認定を受け、続く1996年のアルバム『October Rust』もゴールドディスクを獲得。
ビートルズやブラック・サバスから影響を受けつつ、ハードコアやプログレッシブ・ロックなど、様々な要素を融合させた唯一無二の音楽性で、多くのファンを魅了し続けました。
2010年にフロントマンのピーター・スティールさんが48歳で他界するまで、ゴシックメタルシーンの最前線で活躍。
暗黒の世界観に浸りたい音楽ファンにおすすめのバンドです。
The Signal FireKillswitch Engage

メタルコアの進化を体現し続けるアメリカ・マサチューセッツ州出身のKillswitch Engage。
1999年の結成以来、ハードコアとメロディック・デスメタルを融合させた独自のスタイルで、ジャンルの確立に多大な貢献を果たしてきました。
2000年にデビューアルバム『Killswitch Engage』でシーンに衝撃を与え、2004年には映画『バイオハザードII アポカリプス』の主題歌を担当。
グラミー賞には3度ノミネートされ、2006年のアルバム『As Daylight Dies』は米国でプラチナディスクを獲得しています。
初代ボーカリストのジェシー・リーチさんと、2002年から2012年まで在籍したハワード・ジョーンズさん双方の個性的な歌声と、重厚なギターリフやタイトなリズムワークが織りなす壮大なサウンドは、メロディアスなヘヴィミュージックを求める全ての音楽ファンに強くお勧めできる至高の1枚となっています。
BleedMeshuggah

1987年に結成されたスウェーデンのメシュガーは、複雑なポリリズムとポリメーターを駆使したアヴァンギャルド・メタルを追求するバンドです。
デスメタルをベースに、プログレッシブな要素とグルーヴィーなサウンドを融合させた彼らの音楽性は、多くのミュージシャンから支持を集めています。
アルバム『Destroy Erase Improve』以降、実験的なアプローチと高度な演奏技術で注目を集め、2018年のグラミー賞「最優秀メタル・パフォーマンス」部門にノミネートされるなど、その革新性は高く評価されています。
8弦ギターによる重厚なリフと、ジャズ・フュージョン的なソロ、ロボティックなデスボーカルを組み合わせた独創的なサウンドは、新しい音楽性を求めるリスナーにぴったりの一枚です。
OblivionMastodon
スラッジメタルとプログレッシブメタルを独自に融合したスタイルで、メタルシーンを席巻し続けているのがアメリカ・ジョージア州出身のMastodonです。
1999年の結成以来、荒々しいサウンドから徐々にプログレッシブな要素を取り入れ、多彩な音楽性を確立してきました。
2002年にアルバム『Remission』でデビューを果たすと、その独創的なサウンドは瞬く間に注目を集めることに。
以降、コンセプチュアルな作品群で高い評価を獲得し、2018年にはグラミー賞ベストメタルパフォーマンス賞を受賞。
トロイ・サンダース、ブレント・ハインズ、ビル・ケリハー、ブラン・デイラーという4人の実力派メンバーによる重厚なサウンドと実験的な音楽性は、ヘビーな音楽から革新的なサウンドまでを求めるリスナーにぴったりの一枚となっています。
To the HellfireLorna Shore

2010年代以降のデスコアシーンにおいて、最重要バンドの一つといっても過言ではないのがローナ・ショアです。
ニュージャージー州出身の彼らは2015年に『Psalms』でアルバムデビューを果たし、シーンに衝撃を与えました。
決して順風満帆なキャリアを歩んできたわけではなく、度重なるメンバー・チェンジを乗り越えながらデスコアとシンフォニックなブラックメタルを融合させたブラッケンド・デスコアと呼ばれる音楽性を確立、2021年には驚異的なデスボイスの持ち主であるウィル・ラモスさん新ボーカリストにを迎えて発表した楽曲『To the Hellfire』が世界中で反響を呼び、大ブレイクを果たしました。
ラモスさんの人間業とは思えないボーカルパフォーマンスと、重厚なデスコアサウンドにオーケストレーションを取り入れた彼らのサウンドはエクストリームなメタルファンだけではなく、幅広い意味での独創的なヘビーサウンドが好きな方に届くべき音です。
ラモスさん加入後初となった2022年のアルバム『Pain Remains』を、ぜひチェックしてみてください。
Don’t Reach For MeKnocked Loose

2013年にケンタッキー州で結成されたノックト・ルースは、ハードコアとメタルコアの境界線を軽やかに飛び越えながら、独自の重厚なサウンドを確立してきました。
2016年のデビューアルバム『Laugh Tracks』は、アンダーグラウンドシーンのバンドでありながらもビルボード200で163位にランクインする成功を収めています。
グラミー賞にノミネートされた楽曲「Suffocate」を収録した2024年リリースのアルバム『You Won’t Go Before You’re Supposed To』では、ポップスターのポピーとのコラボレーションも実現。
ハードコアの激しさとメタルコアの技巧性を併せ持つ彼らのサウンドは、アグレッシブな音楽を求めるリスナーの心を掴んで離しません。
破壊的なリフと独特なシャウトボーカルで織りなす音世界は、重い音楽の新たな可能性を示しているのです。
【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介(21〜30)
Siege LordHERIOT

イングランド・スウィンドン出身の4人組バンド、ヘリオットは、2014年にメタルシーンに参入して以来、メタルコアを基軸にジャンルの枠を超えた独創的なサウンドで注目を集めています。
2015年にEP『Violence』でデビューを果たすと、2016年にはEP『World Collapse』を発表。
しかし、バンドは一時期の休止期間を経験。
2019年、女性ギタリスト兼ヴォーカリストのデビー・ゴフさんを迎え入れたことで、ブラックメタルやデスメタル、ドゥーム、インダストリアルなど多彩なサウンドを取り入れた新たな音楽性を確立させました。
2022年のEP『Profound Morality』では、Century Media Recordsと契約を結び、プロデューサーにシロシスのフロントマン、ジョシュ・ミドルトンさんを迎えて制作。
重厚で攻撃的、かつ雰囲気のある独自のサウンドと中世的なビジュアルで、イギリスのメタルシーンに新風を巻き起こしています。
2024年リリースのデビュー作『Devoured by the Mouth of Hell』は各メディアでも絶賛を浴びており、ヘヴィメタルのみならずジャンルにとらわれない革新的なサウンドを求める方にぜひおすすめしたいバンドです。