【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介
時代の流れとともにどのようなジャンルがはやっても、定期的にネガティブな論調が巻き起こっても、ヘヴィメタルはいつだって世界中のメタルヘッズを熱狂させ続けています。
とはいえ一口にメタルといっても無数のサブジャンルが存在しており、特に初心者の方は情報過多な時代だからこそ「どのバンドを聴けばいいか分からない……」といった悩みを抱えているかもしれませんね。
こちらの記事では、レジェンド級のバンドから00年代以降のメタルコアやデスコア、ハイブリッドなスタイルを持つバンドまで「メタル」の懐の広さに注目しつつ、まずは聴いてほしいバンドを紹介しています。
あなたのメタル魂に火をつけるバンドがきっと見つかりますよ!
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【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介(21〜30)
PiscesJINJER

ウクライナ出身のプログレッシブ・メタルバンド、ジンジャー。
ボーカルのタティアナ・シュマイルクさんが披露する、妖艶なクリーンボイスから驚異的なグロウルまでを自在に操る圧巻の歌唱が、多くのリスナーに衝撃を与えているバンドです。
プログレやグルーヴメタルを軸に、ジャズやレゲエの要素まで大胆に融合させた予測不能なサウンドは、テクニカルでありながらも非常にキャッチーな仕上がりに。
代表曲「Pisces」のライブ映像で世界的な評価を獲得し、困難な状況下でも音楽で力強いメッセージを発信し続ける彼らの姿は、多くの人の心を揺さぶっています。
その凄まじい強度と芸術性に、きっとあなたも圧倒されてしまうかもしれませんね!
This LoveDimebag Darrell

ヘヴィ・メタル史に名を刻む、アメリカ・テキサス州出身のダイムバッグ・ダレルさん。
初期のグラム・メタルから、実兄ヴィニー・ポールさんとパンテラでグルーヴ・メタルを確立しました。
1981年に活動を開始したパンテラは、1990年のアルバム『Cowboys from Hell』でシーンに衝撃を与え、アルバム『Vulgar Display of Power』などでスタイルを確立。
『Walk』などのギターソロは高く評価されています。
グラミー賞には4度ノミネート(パンテラ)。
彼の低音リフ、情熱的なソロは唯一無二。
2004年12月、38歳で急逝しました。
魂を揺さぶる彼のギターは、重厚なサウンドと超絶技巧を求める方におすすめです。
【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介(31〜40)
ScarifiedPaul Gilbert

驚異的な速弾きで聴く者を圧倒する、アメリカ出身のポール・ギルバートさん。
ハードロックやヘヴィメタルを軸に、早くからその才能を開花させ、わずか18歳で名門GITの講師を務めたという逸話も持つ実力者です。
1986年、共同設立したレーサーXのアルバム『Street Lethal』で鮮烈なデビューを飾ると、ミスター・ビッグでは1991年当時にリリースされたシングル「To Be with You」が全米No.1を獲得し、世界的な成功を手にしました。
2007年にはGuitar One誌による「Top 10 Greatest Guitar Shredders of All Time」で4位に選ばれるなど、その神業的なテクニックは世界中で高く評価されています。
彼の魅力は超絶技巧だけに止まらず、ブルースやポップスにも通じる豊かなメロディセンスで、常に音楽性の幅を広げています。
圧倒的なテクニックと魂を揺さぶる情熱的なフレーズを求めるギターファンにとって、ポール・ギルバートさんのギターは最高のサウンド体験を約束してくれるでしょう。
Ace Of SpadesMotörhead

ヘビーメタルやパンクが好きな方にも愛される唯一無二の存在であり、1975年のデビューから爆音で疾走するロックンロール・サウンドを貫いた伝説的バンド。
リッケンバッカーのベースがトレードマークの中心人物、レミー・キルミスターの破天荒な人生は、2010年に『極悪レミー』として映画化もされました。
何度かメンバー・チェンジは経験していますが、長いキャリアを持ったバンドにしては珍しく、活動休止期間もなくコンスタントにアルバムをリリースし、2015年12月にレミーが亡くなる直前まで、ひたすら世界中をツアーし続けたというスタイルを貫いています。
The Gift Of MusicDream Theater

アメリカを代表する、プログレッシブ・メタルバンドの先駆的存在。
バークリー音楽院出身という高度な技術を持ったメンバーによって結成され、プログレッシブ・ロックの複雑な楽曲展開と、ヘビーメタルの持つ様式美を融合させたサウンドで、とくに日本では絶大な人気を誇っています。
1992年にリリースされた『イメージズ・アンド・ワーズ』は、彼らにとっての出世作というだけでなく、プログレッシブ・メタルの代表的作品として今も君臨し続けています。
2010年、中心人物であったドラムのマイク・ポートノイが脱退しましたが、後任にマイク・マンジーニを迎え、コンスタントに活動を続けています。
TendinitisJason Richardson

アメリカが生んだ若きギターヒーロー、ジェイソン・リチャードソンさん。
プログレッシブ・メタルやデスコアといったジャンルで、その神技的なテクニックを炸裂させます。
わずか17歳だった2009年にオール・シャル・ペリッシュのギタリストとしてキャリアを刻み始め、ボーン・オブ・オサイラスのアルバム『The Discovery』(2011年)にも名を連ねました。
ソロ活動では、2016年7月にクラウドファンディングを経て制作されたアルバム『I』がビルボード新人チャートで見事1位を獲得。
7弦・8弦ギターを自在に操り、影響を受けたジョン・ペトルーシさんらを彷彿とさせる複雑かつ流麗なフレーズは圧巻です。
「ギタリスト・オブ・ザ・イヤー」にもノミネートされた彼の、緻密に計算された楽曲構成と情熱的な演奏は、テクニカルなメタルを愛するリスナーの心を鷲掴みにするでしょう。
WalkPantera

1990年代を代表するメタル・バンドにして、独自のサウンドが高い評価を得ている存在です。
1981年にテキサスで結成、当初はグラム・メタルのような音も鳴らしていましたが、1990年にリリースされた5枚目のアルバム『カウボーイズ・フロム・ヘル』で音楽性を大きく変化させ、大ヒットとなりました。
ギタリストのダイムバッグ・ダレルによる、グルーヴを重視したザクザクのギターサウンドは、後のニューメタルといったジャンルに大きな影響を与えました。
2004年、悲劇的な事件によりダレルが死去。
2018年には、弟のダイムバッグ・ダレルも亡くなってしまいました。