【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】
2020年代の今、メロコアという音楽ジャンルを耳にして皆さんはどのようなイメージを浮かべますか?
おそらく、世代によって浮かべるバンドも音も違ってくるかもしれませんね。
メロコア全盛期の90年代、ポップパンクや青春パンクなどが人気を博した00年代初頭、2010年代中盤以降のポップパンク・リバイバル……鳴らす音はバンドによってさまざまだったりします。
本稿では、その名の通りメロディックなハードコア、メロディック・ハードコアの略称として日本では定着した感のあるメロコアを中心として、派生とも言えるポップパンク系にも目を向けて、ベテランから2020年代の今注目を集める若手も含めて選出してみました!
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【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】(71〜80)
No SaviorDefeater

00年代、従来のハードコア的なサウンドに欧州のメロディック・デスメタルからの影響を感じさせる音を融合させ、いわゆるメタルコア・ブームを生み出したバンドを多く輩出したマサチューセッツ州ボストン。
DEFEATERは、そんなハードコア史において重要な街で産声を上げました。
彼らのサウンドはいわゆるポスト・ハードコアを軸として、モダンでありながらもオールドスクールの香りを漂わせているのが特徴的。
ドラマティックに展開していく楽曲展開を支える骨太なバンド・アンサンブル、言い知れぬ哀愁と激情とが一体となって迫りくる歌声は、聴く人の心の奥底にある繊細な部分にまで響くはず。
The SurfaceInitiate

ハードコアの攻撃性とメタルコア、ポストハードコアの要素を巧みに織り交ぜるカリフォルニア発の5人組、イニシエイト。
2016年の結成以降、エネルギッシュなライブパフォーマンスでシーンに旋風を巻き起こしています。
2018年にリリースされたデビュー作『Before Long』、さらに今年発表されたアルバム『Cerebral Circus』は、プロデューサーにザック・タッチを迎え、バンドの持ち味であるメロディックな疾走感とボーカル・クリスタル・パクさんの強烈な歌声が真価を発揮。
初期のシャイ・フルードやトゥーシェ・アモーレ、ムーブメンツなど、叙情的で骨太なニュースクール・ハードコアが好きな方にぜひオススメしたい、今最も目が離せない存在です!
The Greatest RewardIt Prevails

好評だったデビューアルバムが記憶に新しい、オレゴン出身の叙情派バンド、It Prevailsのヒット曲です。
最初はデジタルリリースのみでしたが、大好評だったため、CDが限定プレスされました!
同時に、日本盤もCDとしてリリースしています!
クサいほどに聴かせる叙情的な美しい旋律は、さらにパワーアップ!
叙情派ハードコアファンにはオススメにしたい1曲です。
UnlovableWorthwhile

サンフランシスコ出身のメロコアバンドWORTHWHILE。
彼らの2013年の楽曲『Unlovable』は疾走感のあるツービートのサビを初め、たくさんのビートアレンジでドラマチックを演出している楽曲です。
感情のたかぶりを感じるシャウトのボーカルにヘヴィなサウンド、かなり重いサウンドですが、この曲のもつ雰囲気にマッチしており、聴いているうちに世界観にどんどん引きずり込まれています。
ただ疾走感があるというだけではなく、そのビートのもつ意味を思わせる1曲です。
OverthinkingBetween You & Me

30年近い歴史を持つ老舗のレーベル「Hopeless Records」所属、次世代のポップパンク・バンドの筆頭株として期待されているのが、オーストラリアはメルボルン出身のビトウィーン・ユー・アンド・ミーです。
エネルギッシュなポップパンクのエッセンスがばっちり詰まった2018年のデビュー作『Everything Is Temporary』は日本でも発売、高い評価を得て来日公演も実現させています。
そんな彼らは2021年にセカンド・アルバム『Armageddon』をリリースしたのですが、先行シングルとして公開された『Supervillain』を聴いて少し驚かれた方もいらっしゃったかもしれません。
ミドルテンポでポップパンクというよりはパワーポップ寄りのサウンドで、個人的には彼らの持っていたポップ・センスがここにきて炸裂したという印象を受けましたね。
前述したアルバム『Armageddon』もバラエティ豊かなとびきりのポップソングがずらりと並ぶ作品となっており、ポップパンクやメロコアを期待されていた方にはやや物足りないかもしれないのですが、グッド・メロディを愛する全ての方に聴いて頂きたい会心の1枚として大推薦します!
Can’t Kick Up The RootsNeck Deep

2010年代以降にデビューしたポップパンク・バンドの中でも、イギリスはウェールズ出身ながらアメリカでも成功を果たした人気バンドが、このネック・ディープです。
2012年の結成以来、早い段階でその実力を認められてアメリカの名門インディーズ・レーベルのHopeless Recordsと契約、作品をリリースするごとに売り上げを伸ばし、2018年にリリースされたサード・アルバム『The Peace and the Panic』は何と本国イギリスのチャートで4位、全米チャートでも4位をマークという快挙を成し遂げました。
ブリンク182や初期のフォール・アウト・ボーイに影響を受けたというだけあって、爽やかでメロディアスなポップパンクが彼らの魅力ですが、キャリアを重ねていくにつれてより幅広い音楽性を身につけ、ミドル・テンポの切ないタイプの曲などバラエティに富んだ名曲を多く持っているというのも強みと言えるでしょう。
疾走系のナンバーを楽しみたい方であれば、2014年にリリースされたデビュー・アルバムの『Wishful Thinking』や、2015年リリースのセカンド・アルバム『Life’s Not Out to Get You』を聴いてみましょう!
Married To The NoiseStick To Your Guns

ハードコアパンクシーンの代表格、Stick To Your Gunsは2003年結成のアメリカのバンド。
メロディックなボーカルとハードコアのサウンドが組み合わせられた彼らの音楽性こそ、まさにメロコアと言えるのかもしれません。
2017年リリースのアルバム「True View」でもその攻撃性とメロディは健在で、中でもこの「Married To The Noise」は必聴です。





