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【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】

2020年代の今、メロコアという音楽ジャンルを耳にして皆さんはどのようなイメージを浮かべますか?

おそらく、世代によって浮かべるバンドも音も違ってくるかもしれませんね。

メロコア全盛期の90年代、ポップパンクや青春パンクなどが人気を博した00年代初頭、2010年代中盤以降のポップパンク・リバイバル……鳴らす音はバンドによってさまざまだったりします。

本稿では、その名の通りメロディックなハードコア、メロディック・ハードコアの略称として日本では定着した感のあるメロコアを中心として、派生とも言えるポップパンク系にも目を向けて、ベテランから2020年代の今注目を集める若手も含めて選出してみました!

もくじ

【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】(61〜80)

No SaviorDefeater

00年代、従来のハードコア的なサウンドに欧州のメロディック・デスメタルからの影響を感じさせる音を融合させ、いわゆるメタルコア・ブームを生み出したバンドを多く輩出したマサチューセッツ州ボストン。

DEFEATERは、そんなハードコア史において重要な街で産声を上げました。

彼らのサウンドはいわゆるポスト・ハードコアを軸として、モダンでありながらもオールドスクールの香りを漂わせているのが特徴的。

ドラマティックに展開していく楽曲展開を支える骨太なバンド・アンサンブル、言い知れぬ哀愁と激情とが一体となって迫りくる歌声は、聴く人の心の奥底にある繊細な部分にまで響くはず。

AwakeningCarry On Kid

2010年代中盤以降のポスト・ハードコアやメタルコア・シーンを追いかけている人であれば、YouTubeのキュレーションメディアチャンネル『Dreambound』は常にチェックしていますよね。

このバンドも、Dreamboundで紹介されている良質なバンドです。

激情系のハードコアとポスト・ロック的な要素が融合したサウンドは、独自の美学に彩られています。

【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】(81〜100)

Heroes Get Remembered, Legends Never DieFour Year Strong

アメリカのポップ・パンクバンドであるフォー・イヤー・ストロング。

ポップ・パンクをベースに、ポスト・ハードコアやメロディック・ハードコアの要素をたくみに融合させた、独自の音楽性を持っています。

曲のタイトルは「英雄たちは忘れられることがなく、レジェンドは死ぬことがない」という意味です。

アップテンポで明るい曲調に力強い歌声が組み合わさった一曲となっています。

Married To The NoiseStick To Your Guns

Stick To Your Guns “Married To The Noise” (Official Music Video)
Married To The NoiseStick To Your Guns

ハードコアパンクシーンの代表格、Stick To Your Gunsは2003年結成のアメリカのバンド。

メロディックなボーカルとハードコアのサウンドが組み合わせられた彼らの音楽性こそ、まさにメロコアと言えるのかもしれません。

2017年リリースのアルバム「True View」でもその攻撃性とメロディは健在で、中でもこの「Married To The Noise」は必聴です。

Stand Your GroundWhippersnapper

マイナーではありますが、1998年のデビュー作の時点で独自のサウンドを鳴らしていたアトランタ出身のバンドです。

西海岸のメロコア勢と比べると疾走感は控えめながら、そのぶんエモいメロディが強烈に主張しています。

高い演奏技術で魅せる、巧みなバンド・アンサンブルを意識しながら聴いてみてください!

ちなみに彼らが所属していたLOBSTER RECORDSは、日本でも人気の高いイエローカードを輩出したレーベルです。

Since I Was Born…The Elijah

現在はBeing as an Oceanのメンバーとして活躍するギタリスト、Michael McGoughさんが在籍していたイギリス出身のバンドです。

彼らの音は、いわゆるメロディックなハードコア的サウンドはあくまで要素の1つとして存在しているだけで、空間系のエフェクターを多用したポスト・ロック的およびポスト・ハードコア的なアプローチを特徴としており、アンビエントな静寂パートから轟音に包まれるようなサウンドへと展開していく様がとにかく美しい。

ハードコアらしい叫びと、繊細かつエモーショナルな歌声によるクリーン・パートのコントラストも素晴らしいですね。

ハードコアの発展形として、こういうバンドが存在していたということもぜひ知っておいてください。