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【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】

2020年代の今、メロコアという音楽ジャンルを耳にして皆さんはどのようなイメージを浮かべますか?

おそらく、世代によって浮かべるバンドも音も違ってくるかもしれませんね。

メロコア全盛期の90年代、ポップパンクや青春パンクなどが人気を博した00年代初頭、2010年代中盤以降のポップパンク・リバイバル……鳴らす音はバンドによってさまざまだったりします。

本稿では、その名の通りメロディックなハードコア、メロディック・ハードコアの略称として日本では定着した感のあるメロコアを中心として、派生とも言えるポップパンク系にも目を向けて、ベテランから2020年代の今注目を集める若手も含めて選出してみました!

【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】(91〜100)

Come With MeDeviates

2004年発表のアルバム「Time Is the Distance」収録。

94年にベルギーで結成された4人組。

Epitaphと契約して初めて日本に入ってきたのですが、これが素晴らしいできの曲で、Pennywiseを思わせるような疾走感と質量感のあるメロコアに驚かされました。

ぜひ一聴をおすすめします。

Thirty Four SecondsKilling the Dream

カリフォルニア州サクラメントを拠点とするキリング・ザ・ドリーム。

彼らの音楽は、ハードコア・パンク、メタルコア、エモが融合した激しくも切ないサウンドが特徴です。

2002年の結成から、『In Place, Apart』(2005年)、『Fractures』(2008年)、そして代表作『Thirty Four Seconds』(2009年)と着実に人気を拡大。

パワフルでエモーショナルなボーカル、複雑なリフとメロディックなギター、重厚なベースにエネルギッシュなドラミングが生み出す独自のスタイルは、多くのリスナーの心を掴んで離しません。

キリング・ザ・ドリームの音楽は、シーンに新たな息吹を吹き込む存在として確固たる地位を築いているのです。

STRENGTHSaviour

Saviour – Strength (Official Lyric Video)
STRENGTHSaviour

SAVIOURは、オーストラリア出身の男女ツイン・ボーカルが特徴的な5人組です。

アグレッシブかつ哀愁を帯びたハードコア的な男性の叫びと、キーボードを担当している紅一点のメンバーによるアンニュイなボーカルが、絶妙なコントラストを生んでいるサウンドがおもしろく、他のバンドにはない個性を感じさせます。

楽曲構成はドラマティックな作りで、クリーントーンやメタリックなリフをうまく盛り込みつつ、繊細なキーボードの音色がサウンドに彩りを与えているというもの。

疾走感だけを期待してはいけませんが、ハードコアの影響にありながらも毛色の違う音を聴いてみたい、という方にはぜひ推薦したいバンドです。

RejoiceTaken

叙情系ニュースクール・ハードコアの代表格にして、伝説的なバンドです。

1997年に結成、2004年に一度は解散していますが、2015年の再結成後はライブ活動や新作のEPリリースなど、現役で活動中です。

日本における人気も非常に高く、2019年3月には来日も実現しています。

作品自体は少ないのですが、2004年にリリースされた歴史的な名盤『Between Two Unseens』はぜひ聴いてみてください。

Small TalkThe Story So Far

2010年代以降に頭角を現したバンドながら、2000年代初頭のポップ・パンク~メロコア的な香りが濃厚なアメリカはカリフォルニア出身の人気バンドです!

インディーズでありながら、2018年の通算4枚目となるアルバム『Proper Dose』は、全米ビルボードチャートで初登場19位という快挙を成し遂げております。

メロディック・ハードコア譲りの疾走と爽快なポップ・パンクらしいキャッチーさ、メロディアスさがバランス良く盛り込まれ、エモいとしか言いようのない歌声によるメロディに涙が止まりません。

先述したアルバムに収録されている『If I Fall』という曲のMVは、日本で撮影されておりますのでこちらも合わせてチェックしてみてくださいね。

NeuroticHundredth

Hundredth – Neurotic (Official Music Video)
NeuroticHundredth

アメリカはサウスカロライナ出身、もともとはメタリックな激情ハードコア的なサウンドで人気を博していましたが、2017年リリースされた4枚目のアルバム『RARE』で、サウンド・スタイルを激変させました。

1990年代のシューゲイザーとされるバンドから多大な影響を受けたサウンドは、完全に別ジャンルとなっています。

パンクやハードコアとして彼らの音楽を聴きたいのであれば、初期のアルバムを入手しましょう。

The FailsafeMisery Signals

ギタリストとドラマーのモーガン兄弟率いる、アメリカ人とカナダ人とで構成された叙情系ハードコアの人気バンド。

2000年代にデビューした同系統のバンドの中でも、突出した人気を誇ります。

アルバムのリリースは4枚だけですが、どれも甲乙つけがたい内容です。

高度な演奏技術に裏打ちされた、緻密なバンド・アンサンブルで織り成す楽曲はハードコア好きのみならず、プログレッシブなメタル好きにも高い評価を受けています。