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【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】

2020年代の今、メロコアという音楽ジャンルを耳にして皆さんはどのようなイメージを浮かべますか?

おそらく、世代によって浮かべるバンドも音も違ってくるかもしれませんね。

メロコア全盛期の90年代、ポップパンクや青春パンクなどが人気を博した00年代初頭、2010年代中盤以降のポップパンク・リバイバル……鳴らす音はバンドによってさまざまだったりします。

本稿では、その名の通りメロディックなハードコア、メロディック・ハードコアの略称として日本では定着した感のあるメロコアを中心として、派生とも言えるポップパンク系にも目を向けて、ベテランから2020年代の今注目を集める若手も含めて選出してみました!

【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】(56〜60)

Fuck AuthorityPennywise

スティーブン・キングの小説『IT』のピエロ姿の怪物からその名を拝借した、西海岸パンクの大ベテラン。

デビュー時から一貫してポリティカルなメッセージを投げかけながら、スケーターにも愛されるファスト&タイトなサウンドでシーンを席巻。

メンバーの不慮の事故といった悲劇や脱退劇も乗り越え、2019年の今もバリバリ現役で活動中です。

Will Be TomorrowValues Here

VALUES HERE – Will Be Tomorrow (Official Video)
Will Be TomorrowValues Here

女性ボーカルのメロコア好きは必聴のバンドを紹介します!

ユース・オブ・トゥデイやジャッジといった伝説的なバンドのギタリストとして知られるジョン・ポーセリーさん、ボールドのベーシストであるティム・ブルックスさんといった歴戦の強者たちが若き女性ボーカリストをフロントに立てて結成されたバンドで、2023年に待望のデビューアルバム『Take Your Time, I’ll Be Waiting』をリリースした注目の存在です。

バンド名からしてDag Nastyへの敬意を感じさせますが、アグレッシブな疾走ハードコアと耳に残るキャッチーなメロディ、艶っぽい女性ボーカルがかっこいいですよ。

ぜひチェックしてみてください!

You’re Not You AnymoreCounterparts

Counterparts “You’re Not You Anymore” (Official Music Video)
You're Not You AnymoreCounterparts

カナダはオンタリオ出身の5人組。

現代的な叙情系ハードコアの代表格とも言える存在で、2019年までに6枚のアルバムをリリースしています。

メロコア的な2ビートの疾走感よりも、エモーショナルでメロディックなギターや、テンポチェンジを繰り返す楽曲が特徴的です。

シンガロング必至の男泣きのメロディは、ライブで観てさらに真価を発揮しますよ。

Not The SameBodyjar

ポップでせつないメロディを武器に、日本のメロコア勢にも大きな影響を与えたオーストラリア出身の4人組。

1994年のデビュー以降、コンスタントにアルバムをリリースしていましたが、2009年に一度解散。

2012年に再結成、2019年現在も活動中です。

初期の高速メロディック・パンクから多少のサウンドの変化はありましたが、彼らの持ち味はなんといっても哀愁漂うメロディの良さでしょう。

【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】(61〜65)

MondayThe Living end

The Living End – Who’s Gonna Save Us (Video)
MondayThe Living end

オーストラリア出身のスリーピースバンド。

ロカビリースタイルとウッドベースが特徴的でメロディーは非常にキャッチー。

リスナーだけでなくミュージシャンからも多くの支持を得ているので、見ても聴いても楽しめる、メロコア初心者にはオススメのバンドです。

GardenMeet Me @ The Altar

Meet Me @ The Altar: Garden [OFFICIAL VIDEO]
GardenMeet Me @ The Altar

2020年代のポップパンク・リバイバルにおいて今後重要なバンドへと成長するのではないかと個人的にも期待しているのが、ガールズ・トリオのミート・ミー@ジ・オルターです。

00年代のポップパンクやエモ・ブームをけん引して、フォール・アウト・ボーイやパニック・アット・ザ・ディスコ、パラモアにトゥエンティ・ワン・パイロッツなどビッグ・バンドを多数輩出した名門レーベル「Fueled By Ramen」が契約したことでも話題を呼んだ彼女たちは、以前のポップパンクのジャンルではほとんど見られなかった有色人種女性が結成したバンドであり、まさに20年代のリアルが詰まった存在として注目を集めているのですね。

肝心のサウンドはとびきりキャッチーなポップパンクやメロコアのエッセンスと今を生きる若者ならではの視点で書かれた歌詞はもちろん、イージーコア的な要素も取り入れるなどの遊び心もあり、前述したFueled By Ramenより2021年にリリースされたEP作品『Model Citizen』は、そんな彼女たちの魅力が存分に味わえる内容となっていますよ。

女性ボーカルのポップパンク好きなら、ぜひチェックしていただきたい期待の若手バンドです。

Will DenyThe Dwarves

97年発表のアルバム「The Dwarves Are Young and Good Looking」収録。

80年代中ごろにシカゴで結成された5人組。

本人たちの趣味なのでしょうが、アルバムジャケットには裸の女性が使用されています。

バチバチなベースと疾走するギターにシャウトするボーカルがとにかくかっこいい一曲です。