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【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】

2020年代の今、メロコアという音楽ジャンルを耳にして皆さんはどのようなイメージを浮かべますか?

おそらく、世代によって浮かべるバンドも音も違ってくるかもしれませんね。

メロコア全盛期の90年代、ポップパンクや青春パンクなどが人気を博した00年代初頭、2010年代中盤以降のポップパンク・リバイバル……鳴らす音はバンドによってさまざまだったりします。

本稿では、その名の通りメロディックなハードコア、メロディック・ハードコアの略称として日本では定着した感のあるメロコアを中心として、派生とも言えるポップパンク系にも目を向けて、ベテランから2020年代の今注目を集める若手も含めて選出してみました!

【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】(41〜50)

DeadboltThrice

カリフォルニア州アーバイン出身の実験的なロックバンド、Thriceは1998年の結成以来、ポスト・ハードコアからプログレッシブ・ロックまで多彩な音楽性を披露してきました。

2000年のアルバム『Identity Crisis』でデビューを飾り、アルバム『The Artist in the Ambulance』では全米チャートでも好位置にランクイン。

メロディックハードコアやメタリックなスクリーモを好む方は、特に初期3枚のアルバムを聴くといいでしょう。

とはいえ彼らはアルバム『The Alchemy Index』では四大元素をテーマにした壮大な音楽を展開し、成長を続けながら高い評価を得ています。

音楽への真摯な姿勢は慈善活動にも表れており、アルバムの収益を様々な団体へ寄付。

結成以来メンバーチェンジのない安定感と、常に挑戦を続ける革新性を兼ね備えた彼らの音楽は、実験的なサウンドと叙情的なメロディの融合を求める方にぴったりです。

Fuck AuthorityPennywise

スティーブン・キングの小説『IT』のピエロ姿の怪物からその名を拝借した、西海岸パンクの大ベテラン。

デビュー時から一貫してポリティカルなメッセージを投げかけながら、スケーターにも愛されるファスト&タイトなサウンドでシーンを席巻。

メンバーの不慮の事故といった悲劇や脱退劇も乗り越え、2019年の今もバリバリ現役で活動中です。

Shy GuysSeaway

カナダ・オンタリオ州オークビル出身の友人同士で結成されたシーウェイは、ポップパンク、エモ、オルタナティブロックを融合させた音楽性が魅力です。

2013年にアルバム『Hoser』を発表し、翌年には名門レーベルPure Noise Recordsと契約。

Neck Deep、Knuckle Puck、Silversteinなど実力派バンドとの共演を重ね、知名度を高めていきました。

2017年には東京、大阪、名古屋での日本ツアーも敢行。

同年のアルバム『Vacation』はRock Sound誌で「2017年のトップ50リリース」12位に選出され、メロディックでキャッチーなサウンドが高い評価を受けています。

陽気なポップパンクとエモロックを融合させた明るいサウンドは、青春時代の感情や日常を歌ったストレートな歌詞とともに、多くのリスナーの心を掴んできました。

Between Branches And A Dying SunVacant Home

Vacant Home – Between Branches And A Dying Sun (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
Between Branches And A Dying SunVacant Home

オーストラリア・パースを拠点に活動する5人組のメロディック・ハードコアバンドです。

叙情的でプログレッシブな要素を含んだサウンドは、ポスト・ハードコアやポスト・ロックの要素も巧みに取り入れています。

2017年6月にMutant League Recordsからデビューとなるアルバム『Reflect, Respond』を世に送り出し、地元シーンで大きな反響を呼びました。

YouTubeのDreamboundチャンネルでは35万回以上の再生回数を記録し、同チャンネル内で最も視聴されたアーティストのトップ5入りを果たしています。

Stick To Your GunsやBeing As An Ocean、Polarisといった国際的なバンドとの共演も重ね、着実にキャリアを築いています。

クリーンボーカルとスクリームのコントラスト、アンビエントなギターの響きが織りなす独自の世界観は、メロディアスなハードコアサウンドに新風を吹き込んでいます。

叙情的なメロディと激しさのバランスを大切にしたい方に、心からお勧めできるバンドです。

AforementionedBearings

Bearings “Aforementioned” (Official Music Video)
AforementionedBearings

カナダのオタワを拠点に活動しているポップパンクバンド。

2014年にバンドを結成してから、感情豊かでエネルギッシュなサウンドを鳴らし続けています。

2018年にデビュー・アルバム『Blue In The Dark』を発表し、メロディアスで親しみやすいポップパンクを展開。

叙情的でメロディックなギター・サウンド、エモーショナルなボーカルは、多くのリスナーの心をとらえています。

blink-182やJimmy Eat Worldなどの影響を受けつつ、独自の感性で織りなす楽曲は、Pure Noise Recordsからのリリースを経て、北米のインディーズシーンで確固たる評価を獲得。

メロディックなポップパンクに心を躍らせたい方、エモーショナルな世界観に浸りたい方にはまさにぴったりの存在です。

Came Out SwingingThe Wonder Years

The Wonder Years – Came Out Swinging (Official Music Video)
Came Out SwingingThe Wonder Years

アメリカはペンシルベニア州フィラデルフィア出身のポップパンク・バンド。

メロディアスで力強いサウンドと、個人的な経験や感情を深く掘り下げた歌詞で多くのファンを魅了するThe Wonder Yearsは、2005年の結成以来、独自の地位を築いてきました。

2007年のアルバム『Get Stoked on It!』でデビューし、2013年のアルバム『The Greatest Generation』では批評家から高い評価を獲得。

米ビルボードチャートでも上位にランクインする快挙を成し遂げています。

2013年と2016年の来日公演では、熱狂的なステージで日本のファンを魅了しました。

エネルギッシュなサウンドと共感を呼ぶ歌詞で、メロコアやポップパンクの新たな可能性を追求し続けるバンドです。

U+I R 1Satanic Surfers

野性的なハードコアよりのメロコアバンド。

普通のメロコアは、もうお腹いっぱいという方にはぜひ聴いて頂きたい彼らの曲の数々。

テクニックは当然ですがストップ&ゴーを駆使した曲の展開、構成にも飽きさせない魅力があります。