【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】
2020年代の今、メロコアという音楽ジャンルを耳にして皆さんはどのようなイメージを浮かべますか?
おそらく、世代によって浮かべるバンドも音も違ってくるかもしれませんね。
メロコア全盛期の90年代、ポップパンクや青春パンクなどが人気を博した00年代初頭、2010年代中盤以降のポップパンク・リバイバル……鳴らす音はバンドによってさまざまだったりします。
本稿では、その名の通りメロディックなハードコア、メロディック・ハードコアの略称として日本では定着した感のあるメロコアを中心として、派生とも言えるポップパンク系にも目を向けて、ベテランから2020年代の今注目を集める若手も含めて選出してみました!
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【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】(41〜45)
City LightsStrung Out

2000年代は、いわゆる「エモ」と呼ばれる音にメタリックなリフを取り入れたサウンドを鳴らすバンドが登場し、当時はエモメタルなどと呼ばれていた時期もありましたが、当たり前のようにタッピングや速弾きなどを繰り出す姿を見て、新たな時代の突入を感じさせましたね。
そんなパンク由来の音とヘビーメタルの要素を融合させたパイオニアといえば、ストラング・アウトでしょう。
2人のギタリストを擁し、メロディック・ハードコアの疾走感とメタリックなリフ、テクニカルなソロも飛び出す高い演奏技術に裏打ちされた独創的なサウンドは、あの日本の人気バンドFACTも影響を公言しているほどです。
いわゆるスクリーモと呼ばれるバンドの中でも、とくにメタル寄りのバンドたちの先駆的な存在、といっても過言ではないでしょう。
そんな彼らは2020年代の今もバリバリの現役ですし、その音楽性もアルバムをリリースする毎に変化させているのですが、メロディック・ハードコアとメタリックなサウンドの両方を楽しみたいという方には1998年にリリースされた名盤サード・アルバム『Twisted by Design』をオススメします!
ベスト盤にも収録されている人気曲『Too Close Too See』を筆頭に、ストラング・アウト流儀のメタリックかつメロディックなハードコア~パンクをこれでもかと堪能できますよ!
Break Through It AllDeath Before Dishonor

マサチューセッツ州ボストンの名門ハードコア・シーンにおいて、2000年代初頭から重要な存在として君臨しているデス・ビフォー・ディスオナーさん。
その音楽性はメロディック・ハードコアというよりも、ニューヨーク・ハードコアの系譜を色濃く受け継いだアグレッシブなスタイルが特徴です。
2002年に目覚ましいデビューを飾って以来、Bridge Nine Recordsから数々の傑作を発表。
世界各地でのツアーを通じて、年間250本以上のライブをこなすこともあるという驚異的な活動量を誇ります。
Zeussをプロデューサーに迎えた4thアルバム『Unfinished Business』は、ハードコア、パンク、メタルを融合した重厚なサウンドで、正統派なハードコアの真髄を示しました。
2023年にはボストン・ミュージック・アワードでノミネートされるなど、評価も右肩上がり。
激情あふれるライブパフォーマンスと骨太なサウンドに心揺さぶられたい方にぜひおすすめしたいバンドです。
Shy GuysSeaway

カナダ・オンタリオ州オークビル出身の友人同士で結成されたシーウェイは、ポップパンク、エモ、オルタナティブロックを融合させた音楽性が魅力です。
2013年にアルバム『Hoser』を発表し、翌年には名門レーベルPure Noise Recordsと契約。
Neck Deep、Knuckle Puck、Silversteinなど実力派バンドとの共演を重ね、知名度を高めていきました。
2017年には東京、大阪、名古屋での日本ツアーも敢行。
同年のアルバム『Vacation』はRock Sound誌で「2017年のトップ50リリース」12位に選出され、メロディックでキャッチーなサウンドが高い評価を受けています。
陽気なポップパンクとエモロックを融合させた明るいサウンドは、青春時代の感情や日常を歌ったストレートな歌詞とともに、多くのリスナーの心を掴んできました。
【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】(46〜50)
DeadboltThrice
カリフォルニア州アーバイン出身の実験的なロックバンド、Thriceは1998年の結成以来、ポスト・ハードコアからプログレッシブ・ロックまで多彩な音楽性を披露してきました。
2000年のアルバム『Identity Crisis』でデビューを飾り、アルバム『The Artist in the Ambulance』では全米チャートでも好位置にランクイン。
メロディックハードコアやメタリックなスクリーモを好む方は、特に初期3枚のアルバムを聴くといいでしょう。
とはいえ彼らはアルバム『The Alchemy Index』では四大元素をテーマにした壮大な音楽を展開し、成長を続けながら高い評価を得ています。
音楽への真摯な姿勢は慈善活動にも表れており、アルバムの収益を様々な団体へ寄付。
結成以来メンバーチェンジのない安定感と、常に挑戦を続ける革新性を兼ね備えた彼らの音楽は、実験的なサウンドと叙情的なメロディの融合を求める方にぴったりです。
ResponsibilityMxPx

シンプルな分かりやすさの中に底知れない深さがあります。
飽きのこない音楽には誰も真似できない巧さが光るMxpx。
1992年から一切のメンバー編成を行わず活動続ける大御所バンド。
彼らの説得力は非の打ち所が微塵も見当たらない音楽性となっています。
All my best friends are metalheadsLess than Jake

ホーンの音色が特徴的ないわゆるスカコアであり、メロディック・ハードコアとは言えませんが、メロコアやポップパンク好きにもオススメしたいバンドがレス・ザン・ジェイクです。
アメリカはフロリダ出身の彼らは1992年に結成され、1996年にリリースされたセカンド・アルバム『Losing Streak』で早くもメジャー進出、2020年代の今もマイペースに活動を続ける大ベテランとして根強い人気を誇るバンドなのです。
先述したように、彼らはバンド・メンバーにサックス奏者を擁しており、90年代以降にデビューしたスカコア・バンドの代表的な存在として知られているのですが、ポップパンクやメロコアの要素も強く、スカコアに抵抗を感じる方であってもすんなり聴けるキャッチーなメロディを持ち合わせているのですね。
あのボンジョビのツアーに帯同しているくらいですから、良い意味でこだわりを感じさせない身軽なスタイルが魅力的と言えるでしょう。
グラミー賞にノミネートされた経験を持つ巨匠、ハワード・ベンソンさんがプロデュースを手がけたサード・アルバム『Hello Rockview』は、そんな彼らの魅力が存分に発揮された名盤ですから、まずはこの1枚から聴いてみましょう!
The AnthemGood Charlotte

ベンジー&ジョエルは双子の兄弟。
二人を中心に結成された4人組。
16歳のときに親元を離れますが、その時にグリーン・デイとランシドのテープだけを持って家を出たというのはファンの中ではあまりに有名な逸話となっています。
彼らの奏でるスピード感溢れるテンポの良い楽曲、ゴキゲン感満載のメロディラインは秀逸を極めています。