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世界の童謡。海外で歌い継がれる子どもの歌

世界のさまざまな国・地域で歌い継がれる童謡・子どもの歌を紹介します!

日本の教科書に載った歌から、実際に海外で歌われている歌、英語教育に使われている人気の歌など、さまざまな目線から集めてみました。

この記事を見ていただくとわかるのですが、実は日本の歌と思っている歌が海外の歌ということも多いんですよ?

「日本で有名な海外の童謡を知りたい」「外国語の童謡を歌いたい」という方はぜひチェックして、歌ってみてくださいね!

世界の童謡。海外で歌い継がれる子どもの歌(1〜10)

Ride a cock-horse to Banbury CrossNEW!

Ride a Cock-Horse to Banbury Cross – Mother Goose Club Playhouse Kids Video
Ride a cock-horse to Banbury CrossNEW!

お子さんを大人の膝に乗せて、パカパカと馬ごっこをしながら遊ぶ歌として有名なマザー・グースのわらべうたですね。

バンベリーにある十字架広場へ向かう道中、指輪や鈴で着飾った貴婦人が白馬に乗る姿を見に行くという、なんとも華やかで不思議な情景が描かれています。

1784年の童謡集に収録されて以来、長く愛され歌い継がれてきた本作。

Cynthia Gloverさんらが参加したアルバム『The Nursery Rhyme Collection』をはじめ、1950年代のレコードなど数多くの作品に含まれています。

イギリスの教育番組でも定番となっており、リズミカルな動きが楽しめるので、赤ちゃんや小さな子供たちとのスキンシップ遊びにぴったりの1曲ですよ!

Winter Wonderland

英語であそぼ – Winter Wonderland
Winter Wonderland

北半球の国ではクリスマスソングとしても親しまれているこちらの曲。

1934年にフェリックス・バーナードさんがが作曲し、リチャード・バーナード・スミスさんが作詞しました。

冬の男女のロマンス、結婚の約束についての歌詞がついていますが、1947年に子供が雪で遊ぶ内容の歌詞が加えられました。

本編に入る前の導入部分の、バースと呼ばれる部分の歌詞を見るとロマンスについての歌詞だとわかります。

古い曲はバースがついているものも多いので、知ると楽しいですよ。

A Wise Old OwlNEW!

A Wise Old Owl | Nursery Rhymes for Babies by LittleBabyBum – ABCs and 123s
A Wise Old OwlNEW!

遊び歌が多いマザー・グースの中で、こちらの『A Wise Old Owl』は生きる知恵を教える奥深い1曲です。

オークの木に住むフクロウが主人公で、多くを見て口数を減らし、そのぶん多くを聞くという賢い姿が描かれています。

「私たちもこの鳥のようになろう」というメッセージは大人にも響きますよね。

1875年4月の雑誌に掲載された記録があるほど歴史が古く、ジョン・D・ロックフェラーが演説で引用したこともあるそうです。

特定のアーティストの持ち歌ではありませんが、多くのアルバム『Mother Goose Rhymes』や教育番組などで親しまれています。

おしゃべり好きなお子さんと一緒に、静かに耳を澄ませる大切さを学んでみるのもいいかもしれませんね。

世界の童謡。海外で歌い継がれる子どもの歌(11〜20)

Are you SleepingNEW!

Brother John | 💤😪 BABY ARE YOU SLEEPING | Mother Goose Club Phonics Songs
Are you SleepingNEW!

この曲は世界中で最も有名な輪唱のひとつではないでしょうか?

フランスで生まれたわらべ歌が元になっており、英語圏でも古くから親しまれている1曲ですよね!

歌詞では、まだ眠っている「ジョン」に対して、朝の鐘が鳴っているよと呼びかける様子が描かれています。

単純なメロディですが、追いかけっこをして歌うことで美しいハーモニーが生まれるのが最大の魅力です。

実はこの旋律、1811年にパリで出版された歌集に初めて掲載されたと言われており、歴史あるメロディなんですよ。

グスタフ・マーラーさんが交響曲に取り入れたり、ビートルズが『Paperback Writer』のコーラスに引用したりと、ジャンルを超えて愛されています。

家族や友達と声を重ねて、楽しい輪唱に挑戦してみるのがオススメですよ!

Birds of a FeatherNEW!

Birds of a Feather – Happy Spring! – Mother Goose Club Playhouse Kids Video
Birds of a FeatherNEW!

同じ羽を持つ鳥が集まる様子を歌った、マザー・グースの短くて楽しい一曲『Birds of a Feather』。

歌詞の中では鳥だけでなく、豚やネズミといった動物たちも登場し、それぞれが自分の仲間や好きなものを選ぶ様子が描かれています。

実は元になったことわざは、1545年ごろの文献にはすでに登場しているそうで、とても古い歴史を持っているんです。

現代ではエミー賞を受賞している教育番組「Mother Goose Club」の動画などでも取り上げられ、ポップなアレンジで親しまれています。

短いフレーズでリズムに乗りやすいので、英語の音に慣れ親しむ最初の1曲としてもおすすめですよ。

手拍子を交えて、ぜひ親子で歌って遊んでみてくださいね!

Cobbler Cobbler, mend my shoeNEW!

Cobbler Cobbler Mend My Shoe I English Poem I Lullaby For Babies To Go To Sleep I Happy Bachpan
Cobbler Cobbler, mend my shoeNEW!

靴職人さんに大事な靴の修理をお願いする、素朴でかわいらしいマザー・グースのわらべ歌です。

歌詞の中では、2時半までに仕上げてほしいと時間を指定して職人さんを急かす子どもの様子や、きちんと直してくれたらお代を払うというやり取りが描かれています。

明確な作者は不明ですが、18世紀から19世紀ごろにはイギリスやアメリカですでに親しまれていた歴史ある伝承歌なんですよ。

時間の読み方や数の勉強にもなるため、教育の現場でも重宝されています。

リズムに合わせて靴を回すゲームとして遊ぶこともできるので、お友達や家族みんなで盛り上がれること間違いありません。

靴を大切にする心も育める本作、ぜひリズムに乗りながら親子で歌ってみてくださいね!

Cock-A-Doodle-DoNEW!

Cock a Doodle Doo! – Mother Goose Club Playhouse Kids Video
Cock-A-Doodle-DoNEW!

元気な雄鶏の鳴き声で始まる、マザー・グースの中でもとくににぎやかな1曲といえばこちらです。

歌詞では、鳴き声とともに奥さんが靴をなくしたり、ご主人がフィドルの弓を見失ったりと、家の中が大騒ぎになる様子が描かれています。

困っているはずなのにどこかユーモラスで、聴いているだけで楽しい気分になれますね。

本作は古くから親しまれており、1765年頃の童謡集『Mother Goose’s Melody』にはすでに収録されていたそうです。

また、ドラマ『Sex and the City』のエピソードタイトルに使われるなど、大人向けの作品でもフレーズが引用されるほど定着しています。

英語ならではの鳴き声のリズムが心地よく、朝の目覚ましの歌としてお子さんと一緒に歌ってみてもいいかもしれませんね。