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泣ける!洋楽の切なソング~往年の名曲から最新曲まで~

音楽を聴いて気持ちを盛り上げたり奮い立たせるのではなく、あえて切ない曲やちょっぴり悲しい曲を聴きながら、1人で泣きたい時ってありますよね。

背中を押してくれるようなアッパーな曲もいいですが、今回の記事ではリスナーの気持ちに寄り添ってくれるような洋楽の切なソングの名曲をリサーチ、新旧問わず選んでみました。

クラシックなスタンダード・ナンバーはもちろん、ここ数年のヒット曲から最新の話題曲まで、ジャンルレスな選曲でお届けします。

ベッドルームやドライブなど、あなたが一番落ち着くシチュエーションで聴いてみてくださいね!

泣ける!洋楽の切なソング~往年の名曲から最新曲まで~(21〜30)

You Break Me FirstTate McRae

Tate McRae – you broke me first (Official Video)
You Break Me FirstTate McRae

カナダ出身のシンガーソングライター、テイト・マクレーさんが歌う、強さと脆さが同居した失恋ソングです。

自分を傷つけた元恋人から都合よく連絡が来たときの、冷たくも悲しい心情が描かれています。

「先に私を壊したのはあなたでしょ」と突き放す歌詞に、胸が締め付けられますよね。

この痛烈な言葉の裏には、そう言わなければ心が張り裂けてしまいそうなほどの、深い悲しみが隠されているかのようです。

つらい恋を経験した方にとっては、強がって自分を守ろうとした、あのときの気持ちと重なるのではないでしょうか?

静かなビートに乗る彼女の儚い歌声が、その痛みをそっと包み込み、涙を誘います。

drivers licenseOlivia Rodrigo

Olivia Rodrigo – drivers license (Official Video)
drivers licenseOlivia Rodrigo

アメリカ出身のオリビア・ロドリゴさんが歌うこの切ないラブソングは、初めての運転免許取得を題材に、失恋の痛みを描いた楽曲です。

2021年1月にリリースされた彼女のデビューシングルは、ピアノを中心とした美しいメロディーと共感を呼ぶ歌詞で、多くのリスナーの心を掴みました。

失恋後の孤独な夜のドライブを想像させる本作は、恋愛の終わりと自己成長を経験している若者に特にお勧めです。

ビルボード・ホット100で8週連続1位を記録し、グラミー賞も受賞した彼女の代表作をぜひ聴いてみてください。

Someone You LovedLewis Capaldi

スコットランド出身のルイス・キャパルディさんが紡ぎ出す、心に染み入るような切ないバラードが話題を呼んでいます。

失恋や喪失感をテーマに、深い感情を込めた歌詞と力強い歌声が特徴的な本作。

2018年11月にリリースされ、2019年の全英シングルチャートでは7週連続1位を獲得。

さらに、アメリカのビルボードホット100でも1位に輝きました。

ミュージックビデオは臓器移植のチャリティー団体とコラボレーションで制作され、感動的なストーリーが描かれています。

一人きりの夜や、大切な人を思い出す瞬間に、心に寄り添ってくれる一曲です。

It’s So Hard to Say Goodbye to YesterdayBoyz II Men

Boyz II Men – It’s So Hard To Say Goodbye To Yesterday
It’s So Hard to Say Goodbye to YesterdayBoyz II Men

大切な人との別れの後、「楽しかった『昨日』にもう戻れない」と、胸が締め付けられるような思いをした経験はありませんか?

アメリカ出身のR&Bグループ、ボーイズ・ツー・メンの『It’s So Hard to Say Goodbye to Yesterday』は、そんな過去への愛惜と別れの痛みを歌った名曲です。

楽器を一切使わないア・カペラだからこそ、彼らの歌声が持つ温かみと哀切が心に直接染み渡ります。

抑えようとしてもあふれ出てしまう悲しみを、美しいハーモニーがそっと包み込んでくれるかのよう。

この曲は、つらい別れを経験した心に静かに寄り添い、涙を流すことを許してくれる、そんな温かい存在に感じられるのではないでしょうか。

Lose You to Love MeSelena Gomez

Selena Gomez – Lose You To Love Me (Official Music Video)
Lose You to Love MeSelena Gomez

厳かなピアノの伴奏と、ささやくような歌声で始まるオープニングを聴いただけで、心が奪われる美しいバラードです。

人気シンガーにして女優のセレーナ・ゴメスさんが2019年にリリースしたシングル曲『Lose You To Love Me』は、全米ビルボード・チャートで1位を記録し、彼女にとって初めてとなる全米1位を果たした記念すべき楽曲でもありますね。

「自分を好きになるためにあなたを失わなきゃいけない」といった歌詞に込められたセレーナさんの痛々しいほどのエモーションは、荘厳なコーラスが重なり合うサビで頂点を迎えます。

全体的に抑制の効いたメロディとサウンド・アレンジだからこそ、悲しみに打ちひしがれているだけではない、静かな強さといったようなものを感じさせるのです。

Your SongElton John

リリカルなピアノの音色から始まるイントロだけで、もう切なさ炸裂な最高の名曲です!

音楽史に残るシンガーソングライター、エルトン・ジョンさんにとって初期の代表曲であり、日本では『僕の歌は君の歌』という邦題でもよく知られていますよね。

2019年には自伝的なミュージカル映画『ロケットマン』が公開され、クイーンと同じように若い世代にとって改めてジョンさんの存在を知るきっかけとなりました。

その『ロケットマン』のサウンドトラックにも収録されているこの『Your Song』は、1970年に発表され、フォーキーな質感とジャズの要素がプラスされた、他に付け加えるようなものは何もない完ぺきなラブソング。

歌詞もシンプルで分かりやすく、時にはこういった甘く優しい世界に浸りながら、悲しみとは違う温かな涙を流す時間があってもよいのではないでしょうか。

I Want It That WayBackstreet Boys

Backstreet Boys – I Want It That Way (Official HD Video)
I Want It That WayBackstreet Boys

バックストリート・ボーイズといえば、1990年代を代表する男性グループであり、最も売れたボーイバンドとして2000年代以降も根強い人気を誇る存在です。

いつまでも愛され続ける大ヒット曲を多く生み出した彼らのディスコグラフィの中で、今回は1999年にリリースされて大ヒットを記録した、バックストリート・ボーイズにとって代表曲の1つといえる『I Want It That Way』を紹介します。

当時は日本でも街中で流れていましたし、そこら有名すぎるサビのフレーズを聴けば、ああこの曲かと思い当たる方は多いはず。

繊細なメロディを聴いていると、歌詞の意味が分からなくてもどこか切ない気持ちにさせられますよね。

事実、大切な相手との「ずれ」をたくみに描いた歌詞はとても切なく、おそらくは2人の道が重なり合うことはないのだと思うと、何ともやりきれないです……。