泣ける!洋楽の切なソング~往年の名曲から最新曲まで~
音楽を聴いて気持ちを盛り上げたり奮い立たせるのではなく、あえて切ない曲やちょっぴり悲しい曲を聴きながら、1人で泣きたい時ってありますよね。
背中を押してくれるようなアッパーな曲もいいですが、今回の記事ではリスナーの気持ちに寄り添ってくれるような洋楽の切なソングの名曲をリサーチ、新旧問わず選んでみました。
クラシックなスタンダード・ナンバーはもちろん、ここ数年のヒット曲から最新の話題曲まで、ジャンルレスな選曲でお届けします。
ベッドルームやドライブなど、あなたが一番落ち着くシチュエーションで聴いてみてくださいね!
泣ける!洋楽の切なソング~往年の名曲から最新曲まで~(11〜20)
So SickNe-Yo

超売れっ子シンガーソングライター、ニーヨさんによる2006年にリリースされた初期名曲。
ソロ・アーティストとしてデビューする前からソングライターとしての確かな技量は高い評価を得ており、人気シンガーのマリオさんが2004年にリリースして大ヒットを記録した『Let Me Love You』の作曲者として名を連ねていることも有名なエピソードです。
そんなニーヨさんの代表曲の1つである『So Sick』は、R&Bを基調としながらも聴く人を選ばないスムースなコーラスに彩られた美メロが素晴らしく、印象深いハープの音色も効果的な珠玉のミディアム・バラード。
「悲しくスロウなラブソングはもううんざり」なのに、どうしてラジオを止められないと歌う複雑で切ない心模様を描いた歌詞も含めて、まさに一級の切なソングですね!
FlowersMiley Cyrus

自己愛と自立をテーマにした力強いメッセージが込められた一曲です。
アメリカ出身のマイリー・サイラスさんが2023年1月にリリースした本作は、ディスコとファンクの要素を取り入れたポップソングとして話題を呼びました。
過去の恋愛に依存せず、自分を大切にすることの重要性を歌った歌詞が多くのリスナーの共感を得ています。
ビルボードHot 100で13週連続首位を記録するなど、商業的にも大成功を収めました。
一人で過ごす時間を大切にしたい方や、自己肯定感を高めたい方におすすめの一曲です。
Be AlrightDean Lewis

2019年にリリースされたデビュー・アルバム『A Place We Knew』が本国オーストラリアで1位を獲得、世界的にも評価を得たシドニー出身のシンガーソングライター、ディーン・ルイスさん。
30代を過ぎてからの遅咲きのデビューとなりましたが、実力派のシンガーソングライターとして、ここ日本でも注目を集めている存在です。
そんなディーンさんが2018年に発表した代表曲の1つ『Be Alright』は、素晴らしい歌声とメロディの良さで5億回をこえるストリーミング再生数を記録した楽曲。
失恋から立ち直れない主人公に対して、友人たちが優しく励ましてくれるといった内容の歌詞が何とも泣かせます。
同じような辛い思いを抱えている方は、友人たちの助言を聞きつつ、この楽曲を聴きながらきっと乗りこえられると信じて前を向きましょう!
Easy On MeAdele

イギリス出身のアデルさんが紡ぎ出す珠玉のバラードは、離婚という人生の転機を経て生まれた魂の叫びです。
ピアノの静かな旋律に乗せて、彼女の力強い歌声が心に響きます。
2021年10月にリリースされたこの曲は、アルバム『30』の先行シングルとして大きな話題を呼びました。
アデルさんは自身の経験を赤裸々に綴り、息子への愛と謝罪の気持ちを込めています。
人生の岐路に立つ方、心の整理をしたい方にぜひ聴いていただきたい一曲です。
ベッドルームや静かなカフェで、ゆっくりと味わってみてはいかがでしょうか。
Love Is a Losing GameAmy Winehouse

イングランド出身のシンガー、エイミー・ワインハウスさんのあまりにも切ない名曲です。
「恋は負け戦」というタイトルの通り、どうあがいても報われないとわかっている恋の虚しさが歌われています。
すべてを捧げたのに、最後にはひとり取り残されてしまう敗北感とやるせなさ。
そんな不毛な恋に心をすり減らした経験を持つ方には、このどうしようもない状況のつらさが痛いほどわかるはず!
彼女の深く、そしてどこか諦めたような歌声は、慰めではなく、ただ静かに痛みのそばにいてくれるよう。
行き場のない悲しみを抱えた夜に聴くと、その感情がじんわり心に刺さる1曲です。
Happier Than EverBillie Eilish

アメリカ出身のビリー・アイリッシュさんが自身の過去の恋愛体験を赤裸々に綴った一曲。
静かなバラードから始まり、ギター主体のロック調へと変化する楽曲構成が、失恋後の心の変化を見事に表現しています。
2021年7月にリリースされたアルバム『Happier Than Ever』の表題曲で、彼女の成長と自立をテーマにしています。
元恋人との関係を振り返り、自分を大切にすることの重要性を学んだ過程が歌詞に反映されています。
辛い経験を乗り越え、新たな自分を見つけた喜びを感じられる本作は、失恋の痛手から立ち直りたい人におすすめです。
泣ける!洋楽の切なソング~往年の名曲から最新曲まで~(21〜30)
Depression (feat. Coconut Records)Ben Kweller

最愛の家族を突然失い、世界から色が消えてしまったような絶望を経験したことはありませんか?
アメリカのシンガーソングライター、ベン・クウェラーさんの『Depression』は、交通事故で亡くなった息子さんへの想いをありのままに描いた楽曲です。
息子さんが遺した音源を聴きながらこの曲を作ったという事実に、父親としての胸が張り裂けそうな痛みと深い愛情が痛いほど伝わってきますよね。
絶望を隠さずに歌い上げる彼の声は、同じような苦しみを抱える人の心にきっと寄り添ってくれるはず。
悲しみのどん底から光を見いだそうとするこの曲が、前に進むための力を与えてくれるかもしれません。