泣ける!洋楽の切なソング~往年の名曲から最新曲まで~
音楽を聴いて気持ちを盛り上げたり奮い立たせるのではなく、あえて切ない曲やちょっぴり悲しい曲を聴きながら、1人で泣きたい時ってありますよね。
背中を押してくれるようなアッパーな曲もいいですが、今回の記事ではリスナーの気持ちに寄り添ってくれるような洋楽の切なソングの名曲をリサーチ、新旧問わず選んでみました。
クラシックなスタンダード・ナンバーはもちろん、ここ数年のヒット曲から最新の話題曲まで、ジャンルレスな選曲でお届けします。
ベッドルームやドライブなど、あなたが一番落ち着くシチュエーションで聴いてみてくださいね!
泣ける!洋楽の切なソング~往年の名曲から最新曲まで~(51〜60)
Love Is a Losing GameAmy Winehouse

イングランド出身のシンガー、エイミー・ワインハウスさんのあまりにも切ない名曲です。
「恋は負け戦」というタイトルの通り、どうあがいても報われないとわかっている恋の虚しさが歌われています。
すべてを捧げたのに、最後にはひとり取り残されてしまう敗北感とやるせなさ。
そんな不毛な恋に心をすり減らした経験を持つ方には、このどうしようもない状況のつらさが痛いほどわかるはず!
彼女の深く、そしてどこか諦めたような歌声は、慰めではなく、ただ静かに痛みのそばにいてくれるよう。
行き場のない悲しみを抱えた夜に聴くと、その感情がじんわり心に刺さる1曲です。
You Break Me FirstTate McRae

カナダ出身のシンガーソングライター、テイト・マクレーさんが歌う、強さと脆さが同居した失恋ソングです。
自分を傷つけた元恋人から都合よく連絡が来たときの、冷たくも悲しい心情が描かれています。
「先に私を壊したのはあなたでしょ」と突き放す歌詞に、胸が締め付けられますよね。
この痛烈な言葉の裏には、そう言わなければ心が張り裂けてしまいそうなほどの、深い悲しみが隠されているかのようです。
つらい恋を経験した方にとっては、強がって自分を守ろうとした、あのときの気持ちと重なるのではないでしょうか?
静かなビートに乗る彼女の儚い歌声が、その痛みをそっと包み込み、涙を誘います。
All You Need Is LoveThe Beatles

世界各国でとても人気のあったThe Beatlesの曲です。
とても優しい楽器たちの音色が心を落ち着かせてくれるような感覚になりますね。
ラブソングのようなバラード曲になっているので、聴く人によって表情の変わる曲だと思います。
Tears In HeavenEric Clapton

音楽史に残るレジェンドにして、時代をこえて愛される名曲を生み出し続けるシンガーソングライター兼ギタリストのエリック・クラプトンさん。
つま弾かれる温かいアコギの音色と、フレットレスのアコースティック・ベースのまろやかなサウンドが特徴的なこの『Tears In Heaven』は、1992年にリリースされた楽曲。
映画『ラッシュ』の主題歌としてヒットを記録し、グラミー賞にもノミネートされたクラプトンさんの代表曲の1つですよね。
この楽曲の背景にあるエピソードはとても悲しいもので、1991年に不慮の事故で幼い息子さんを亡くしてしまったエリック・クラプトンさんが、息子さんにささげるべく作り上げた楽曲なのです。
その事実を踏まえて歌詞を読みつつこの楽曲を聴けば、悲劇を乗りこえて立ち直ろうとしているクラプトンさんの姿を思い、誰もが涙せずにはいられないでしょう。
泣ける!洋楽の切なソング~往年の名曲から最新曲まで~(61〜70)
Lost In Your EyesDebbie Gibson

この歌を歌っているアーティストDebbie Gibsonは女優としても活躍していたそうです。
透き通ったソプラノボイスと、明るいピアノのメロディがとてもマッチしていますね。
本人がしっかりピアノも弾いているそうです。
Not A Day Goes ByLonestar

アメリカのカントリーミュージックバンド、ローン・スターが『I’m Already There』から2002年1月に発売したシングルは、愛する人を失った後の深い悲しみと喪失感を綴った珠玉のバラードです。
優しく心に響くメロディと豊かなハーモニー、感情豊かなボーカルが見事に調和し、喪失の痛みと大切な人への想いを美しく表現しています。
本作は多くのリスナーの心に深く届き、Billboard Hot Country Singlesチャートで3位を記録。
2003年の第45回グラミー賞では「Best Country Performance by a Duo or Group with Vocal」部門にノミネートされました。
静かに心に寄り添うような楽曲性から、大切な人を亡くした方への慰めや、追悼の場で選ばれることも多い、心温まる一曲となっています。
When I Was Your ManBruno Mars

突出したシンガーソングライターとしての才能を持ち、圧倒的な商業的成功を収め続けるブルーノ・マーズさん。
ゴージャスなディスコ・ファンク路線で大ヒットを記録したサード・アルバム『24K・マジック』のイメージだけで、アゲアゲなパーティー・チューンを歌う人といったイメージだけを持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、今回紹介している楽曲『When I Was Your Man』を聴けば、そのイメージはきっと変わるはず。
2012年リリースのセカンド作『アンオーソドックス・ジュークボックス』に収録されたピアノ・バラードで、日本では『君がいたあの頃に』という邦題も付けられました。
別れてしまった相手への後悔と未練、変わらぬ愛情といった複雑な男心を歌い上げるブルーノさんのエモーショナルな歌声が心に染み入ります。
暗い部屋で1人、整理できない感情をこの曲に託してみてはいかがですか。






