泣ける!洋楽の切なソング~往年の名曲から最新曲まで~
音楽を聴いて気持ちを盛り上げたり奮い立たせるのではなく、あえて切ない曲やちょっぴり悲しい曲を聴きながら、1人で泣きたい時ってありますよね。
背中を押してくれるようなアッパーな曲もいいですが、今回の記事ではリスナーの気持ちに寄り添ってくれるような洋楽の切なソングの名曲をリサーチ、新旧問わず選んでみました。
クラシックなスタンダード・ナンバーはもちろん、ここ数年のヒット曲から最新の話題曲まで、ジャンルレスな選曲でお届けします。
ベッドルームやドライブなど、あなたが一番落ち着くシチュエーションで聴いてみてくださいね!
泣ける!洋楽の切なソング~往年の名曲から最新曲まで~(31〜40)
If I die youngThe Band Perry

「もし私が若くして死んだら…」という歌い出しから始まります。
初めて聴いた時はこんな曲があるんだ、と驚きましたカントリー調でゆったりと、そして明るい曲なのですが、肝心な内容である歌詞は人生や生死について綴られています。
Not A Day Goes ByLonestar

アメリカのカントリーミュージックバンド、ローン・スターが『I’m Already There』から2002年1月に発売したシングルは、愛する人を失った後の深い悲しみと喪失感を綴った珠玉のバラードです。
優しく心に響くメロディと豊かなハーモニー、感情豊かなボーカルが見事に調和し、喪失の痛みと大切な人への想いを美しく表現しています。
本作は多くのリスナーの心に深く届き、Billboard Hot Country Singlesチャートで3位を記録。
2003年の第45回グラミー賞では「Best Country Performance by a Duo or Group with Vocal」部門にノミネートされました。
静かに心に寄り添うような楽曲性から、大切な人を亡くした方への慰めや、追悼の場で選ばれることも多い、心温まる一曲となっています。
Consequences (Orchestra)Camila Cabello

フィフス・ハーモニーのメンバーという紹介はもう不要、ソロ・アーティストとして確かな地位を築き上げたカミラ・カベロさん。
キューバ生まれでラテン系のルーツを持った情熱的なサウンドを鳴らす歌姫、といったイメージを持っている方も多いかもしれませんが、今回紹介している『Consequences』は物悲しい雰囲気も漂う美しいバラードです。
彼女の違った一面を知るというだけでなく、素晴らしい歌唱力を味わえる名曲となっており、カミラさん自身にとっても思い入れのある楽曲だそうですよ。
誰かを愛しているときの素晴らしい日々を回想しつつ、失ったものや残された傷、代償をしっとりと歌い上げるカミラさんの歌声はどこまでも切なく、似たような経験をした方であれば、涙せずにはいられないでしょう。
The One That Got AwayKaty Perry

Katyといえばポジティブでアップテンポな曲が多いと思いますが、この曲はheart breakingな曲で珍しく思います。
確かに曲調はKatyらしくアップテンポではあるのですが、曲の内容は未亡人をテーマにしています。
PVと合わせて聴くと切なさが増します。
Big girls don’t cryFergie

Black Eyed PeasのFergieのソロ曲です。
ソロ活動してから初の失恋ソングかもしれません。
Fergie自身強い女性を目指しており、かなりストイックな方なので、この曲には失恋したけど女性は泣かない、という強さが表れている気がします。
泣ける!洋楽の切なソング~往年の名曲から最新曲まで~(41〜50)
Wrong DirectionHailee Steinfeld

コーエン兄弟が監督を務め、製作総指揮にスティーブン・スピルバーグを迎えた2010年の映画『トゥルー・グリット』の少女役で多くの賞を受賞、天才子役として一躍有名となったヘイリー・スタインフェルドさん。
若手の人気女優として日本でも人気急上昇中の彼女は、歌手としての顔を持っています。
こちらの『Wrong Direction』は2020年1月にリリースされ、ヘイリーさん自身がソングライターとして名を連ねている楽曲です。
痛切な感情を赤裸々に歌い上げた歌詞、ささやくような出だしからエモーショナルに歌い上げるメロディ、感情に呼応するようなアレンジが美しく物悲しいバラードで、シンガーソングライターとしての彼女の技量もはっきりと示されています。
あのナイル・ホーランさんとの破局について歌われた曲と言われており、そう考えるとタイトルの「Direction」という単語が非常に意味深ですよね……。
you were good to meJeremy Zucker & Chelsea Cutler

タイトルからして過去形という時点で、すでに1つの関係性の終わりを感じさせますね。
アメリカはニュージャージー州出身の若手注目株、ジェレミー・ザッカ―さんが2019年に発表した楽曲です。
あのカイゴさんの楽曲にも起用されたことで知られている女性シンガー、チェルシー・カトラーさんをゲストシンガーとして迎えた曲で、2人のハーモニーや掛け合いが実に美しい。
ジェレミーさんはエレクトリックな面とアコースティックな面を持ち合わせたアーティストですが、今回は最小限の音数に抑えたピアノを軸とした、オーガニックなサウンドで魅せてくれます。
歌詞で書かれているのは、おそらく終わりを迎えた恋人同士の関係であり、前を向こうとはしていても、どこか割り切れないお互いの心象風景が物悲しい雰囲気で描かれております。