【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ
1990年代に黄金期を迎え、オリコンチャート上位にランクインするほどのヒット曲も生まれたヴィジュアル系は、今や日本発の音楽ジャンルをこえたカルチャーとして海外でも「Visual kei」という言葉がウィキペディアに掲載されるほどに受け入れられています。
そんなV系の30年以上に及ぶ歴史の中で、今回の記事では「ネオヴィジュアル系」とも称された、00年代のヴィジュアル系バンドたちによる人気曲をご紹介。
現在のヴィジュアル系バンドたちにも多大な影響を与えた名曲群を、00年代にリリースされたものを中心としてメジャーからインディーズを問わずまとめています。
当時が青春だった方も、最近V系を好きになった方々もぜひご覧ください!
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【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ(61〜70)
ファンタヂックドリーマー 〜Sleeping beauty〜イロクイ。

メルヘンとホラーを巧みに融合させた幻想的な世界観と、キャッチーなメロディラインが絶妙なバランスで調和した名曲をイロクイ。
がリリース。
目覚めを拒み、夢の中に閉じこもり続けることを選ぶ「眠り姫」の視点から、理想と現実のギャップに揺れる心情を独自の解釈で描き出しています。
2009年11月に発売された本作は、オリコンインディーズシングルランキングで1位を獲得。
全国各地での単独公演ツアー『ファンタヂックロングローヴィジョン』も開催され、インディーズシーンで高い評価を得ました。
甘美な夢と残酷な現実の狭間で揺れ動く心情に共感したい方、ヴィジュアル系ファンの心を掴んで離さないメロディアスなサウンドを堪能したい方にお薦めの一曲です。
FINAL CALLD’espairsRay

重厚なインダストリアル・サウンドと英語を織り交ぜた歌詞で、失った愛に苦悩する心情を鮮やかに描き出すD’espairsRayの楽曲です。
ダークでエモーショナルなメロディに乗せて紡がれる想いは、叶わぬ愛への執着と孤独を余すことなく表現しています。
プロデューサーにabingdon boys schoolの岸利至さんを迎え、重厚なギターリフとシンセサイザーの調和が印象的な一曲に仕上がりました。
2009年9月にリリースされ、10周年記念シングルとして注目を集めた本作は、後のアルバム『MONSTERS』にも収録されています。
海外でも精力的に活動していたD’espairsRayの魅力が凝縮されており、ダークでエネルギッシュな楽曲に惹かれる音楽ファンにお薦めできる一曲です。
ポプラTHE KIDDIE

雨が降り出す場面から始まる切ない情景描写と、支えてくれる存在への感謝の念が見事に調和した名曲です。
独特の詩的な歌詞世界と、メロディアスなポップロックサウンドが溶け合い、心に沁みる楽曲に仕上がっています。
THE KIDDIEの真骨頂とも言える、ソフトヴィジュアル系の魅力を存分に引き出した作品です。
2009年12月に発売され、翌年1月23日には原宿アストロホールで3ヶ月連続リリース購入者限定ライブも開催。
日本テレビ「汐留イベント部」12月度エンディングテーマに起用され、オリコンチャート48位を記録しました。
人生の岐路に立つ時や、大切な人への想いを募らせたい時に聴きたい、心温まる一曲となっています。
いつかWaive

未来への期待と不安、人生の儚さを繊細に描いた名曲が、2003年4月に大阪発のWaiveから届けられました。
若者の揺れ動く心情と成長を丁寧に紐解いた歌詞は、聴く人の心に深く寄り添い、エモーショナルなメロディーと力強いバンドサウンドが見事に調和しています。
本作はシングル『春色』のカップリング曲として登場し、2004年4月発売のアルバム『INDIES 2』にも収録。
NHKでも放送された実績を持つこの楽曲は、バンドのライブでも定番曲として愛され続けてきました。
恋愛や人生の岐路に立つ人たちの背中を優しく押してくれる一曲として、いつの時代も色褪せることのない感動を届けてくれることでしょう。
おわりに
2000年代中頃に起きたネオ・ビジュアル系ブームを代表するバンドはもちろん、90年代から活動し続けてきたバンドも含め、2000年代に活躍したビジュアル系バンドを一挙に紹介しました。
中にはもう解散してしまったバンドも居ますが、気になるバンドが見つかっていればぜひほかの曲も聴いてみてくださいね!






