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【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ

1990年代に黄金期を迎え、オリコンチャート上位にランクインするほどのヒット曲も生まれたヴィジュアル系は、今や日本発の音楽ジャンルをこえたカルチャーとして海外でも「Visual kei」という言葉がウィキペディアに掲載されるほどに受け入れられています。

そんなV系の30年以上に及ぶ歴史の中で、今回の記事では「ネオヴィジュアル系」とも称された、00年代のヴィジュアル系バンドたちによる人気曲をご紹介。

現在のヴィジュアル系バンドたちにも多大な影響を与えた名曲群を、00年代にリリースされたものを中心としてメジャーからインディーズを問わずまとめています。

当時が青春だった方も、最近V系を好きになった方々もぜひご覧ください!

【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ(1〜10)

Take-offViViD

2015年に解散した5人組ビジュアル系ロックバンド、ViViDのインディーズデビューシングル。

完全受注生産盤で発売された同曲は、メロディーのキャッチーさ、楽曲の疾走感、展開の多さなど、聴きどころ満載のナンバーです。

Aメロではディレイを使った奥行きと広がりのあるギターサウンド、Bメロではオルタナティブロックを感じさせるヘビーなリズム、サビでは裏打ちのリズムによる疾走感のあるロックサウンドなど、デビューシングルにしてバンドの音楽性の広さを感じる楽曲です。

國立少年R指定

R指定 國立少年-ナショナルキッド- PV
國立少年R指定

秋の寂寥感漂う情景から始まり、狂気と愛情が交錯する独特な世界観を描き出したR指定の代表作。

狂おしいほどの想いを抱える主人公の心情が、ヴィジュアル系特有の重厚なサウンドと共に展開されていきます。

理性と感情の間で揺れ動く心模様を、秋風に乗せて切なく歌い上げる歌詞は多くのリスナーの心を捉えて離しません。

2009年9月にリリースされたこの作品は、SPEED DISKレーベル移籍後初のシングルとして発表され、オリコンインディーズチャートで週間8位を記録。

後にアルバム『人間失格』にも収録され、ライブの定番曲として愛され続けています。

失恋や孤独を感じている時、あるいは複雑な感情を抱えているときに聴くと、心に深く響く楽曲です。

ダンデライオンDaizyStripper

2007年に結成され、デイジーの愛称で知られる5人組ビジュアル系ロックバンド・DaizyStripperの楽曲。

1stシングルとなった同曲はライブハウスでの限定発売は即日完売、2ndプレス時にはオリコンインディーズチャートで1位を獲得するなど、DaizyStripperのスタートダッシュとなったナンバーです。

女性のようなハイトーンとキャッチーなメロディーが耳に残る、爽快感と疾走感が心地いいストレートなロックナンバーです。

【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ(11〜20)

しこさほこ彩冷える

2019年に活動再開を発表した5人組ビジュアル系ロックバンド、彩冷えるの楽曲。

曲名は「新婚さん香港」の「ん」を外したもので、2000枚限定で発売されたデビューシングル『貯水槽より、三人』に収録されている楽曲ナンバーです。

キャッチーなギターリフで始まり、間奏のベースソロ、ハイテンポのドラム、メタル的なリフに乗せた流麗なツインリードギターのソロなど、メンバーそれぞれの見せ場がある聴きどころ満載の楽曲です。

RAINBOWSアリス九號.

枠にとらわれない音楽性や、ライブにおいてメンバー全員が楽器を置いて踊るなど、常にリスナーを楽しませることをコンセプトとしている5人組ロックバンド、アリス九號。

通算12作目のシングル曲『RAINBOWS』は、耳に残るイントロのギターリフやシンセサウンドを取り入れたバンドアンサンブルがテンションを上げてくれますよね。

ビジュアル系特有の影を残しながらもポップなメロディーは、1990年代とは違ったジャンルの進化を感じられるのではないでしょうか。

テクニカルなギターソロにも注目して聴いてほしい、クールなロックチューンです。

AdoreLynch.

メタル、ハードコア、スクリーモといったアグレッシブなバンドサウンドとキャッチーなメロディーを意識した楽曲がファンを魅了している5人組ロックバンド、lynch。

2008年4月8日にリリースされたシングル曲『Adore』は、ギターサウンドを前面に出したアンサンブルとボーカルの迫力がインパクトを生み出していますよね。

難解かつミステリアスなリリックは、古き良きビジュアル系の文化を継承しています。

デスボイスとクリーンボイスをおりまぜたメロディーが印象的な、テクニカルなナンバーです。

月ノ姫己龍

己龍「月ノ姫」MUSIC VIDEO
月ノ姫己龍

「和製ホラー」や「痛絶ノスタルジック」というコンセプチュアルなテーマを軸として、独自の音楽性を追求し続けている己龍。

日本武道館の公演を成功させるなど、高い人気を誇る彼らが現在も所属しているB.P.RECORDSに移籍後初のシングル曲『月ノ姫』を紹介します。

ヘヴィなサウンドとダークな歌詞、和楽器を取り入れた音楽性はまさにコンセプト通りの楽曲で、インディーズチャートで見事1位を記録した初期の名曲なのですね。

和のテイストを押し出したヴィジュアル系バンドを探している方にもおすすめです!