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【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ

1990年代に黄金期を迎え、オリコンチャート上位にランクインするほどのヒット曲も生まれたヴィジュアル系は、今や日本発の音楽ジャンルをこえたカルチャーとして海外でも「Visual kei」という言葉がウィキペディアに掲載されるほどに受け入れられています。

そんなV系の30年以上に及ぶ歴史の中で、今回の記事では「ネオヴィジュアル系」とも称された、00年代のヴィジュアル系バンドたちによる人気曲をご紹介。

現在のヴィジュアル系バンドたちにも多大な影響を与えた名曲群を、00年代にリリースされたものを中心としてメジャーからインディーズを問わずまとめています。

当時が青春だった方も、最近V系を好きになった方々もぜひご覧ください!

【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ(1〜10)

紫陽花NEW!シド

2003年結成のロックバンド、シドが2004年にインディーズで発売したアルバム『憐哀-レンアイ-』の1曲目を飾る楽曲です。

のちにポップロック路線で広く支持を集める彼らですが、本作は昭和歌謡やフォークの哀愁を取り入れた初期の音楽性が色濃く反映されています。

ボーカルのマオさんが描く、雨の情景と喪失感、終わった恋への後悔が入り混じる文学的な詞世界を、Shinjiさんが作曲した叙情的なメロディラインが引き立てています。

過度に洗練されていないバンドサウンドにはインディーズ期ならではの生々しさがあり、雨音や失恋の余韻を感じさせる仕上がりです。

メジャーデビュー前の少し湿り気のある彼らの原点に触れたい方や、切ない歌謡ロックの世界観に浸りたい方におすすめの一曲です。

チック・タックNEW!メリー

Merry – [PV] – Tic Tac :チック・タック:
チック・タックNEW!メリー

独自の哀愁と激しさを融合させたレトロックと呼ばれるスタイルで、2000年代のシーンにおいて異彩を放ち続けたメリー。

2002年2月に限定流通で発売されたシングル『はいからさんが通る』に収録された本作は、時計の秒針を思わせるタイトル通り、すれ違っていく時間と心を描いた叙情的なナンバーです。

昭和のフォークや歌謡曲を感じさせる切ない旋律と、情景が目に浮かぶような素朴な言葉選びが絶妙に絡み合います。

激しいだけではないバンドの奥深い表現力が詰まっており、冬から春へと向かう季節の中で、失った恋を思い返したいときにそっと寄り添ってくれる一曲です。

絶望NEW!ムック

ムック (MUCC) 「絶望 (Zetsubou)」
絶望NEW!ムック

茨城県出身のロックバンド、ムックがインディーズ時代の2002年9月に発売したアルバム『葬ラ謳』に収録された楽曲です。

初期のバンドが持つ暗黒性や激情、叙情性を象徴する代表作として知られています。

ミヤさんが作詞と作曲を手がけ、希望や慰めを拒絶する強い虚無感が描かれています。

重く歪んだギターや切迫感のあるリズム、怒号に近い逹瑯さんのボーカルが重なり合い、情念を叩きつけるような音像が作り出されています。

タイアップなどはありませんが、当時のアンダーグラウンドな空気感を色濃く残しており、精神的な痛みをストレートに感じたい気分のときにぴったりなナンバーです。

九龍NEW!アリス九號.

alice nine. – 九龍(Kowloon) -NINE HEADS RODEO SHOW- [PV]
九龍NEW!アリス九號.

和の情緒とロックサウンドを融合させた独自の世界観で人気を集めるビジュアル系バンド、アリス九號.。

鋭いギターリフと疾走感のあるビートに乗せて展開されるこの楽曲は、退廃的な都市のなかで光を求めて空へ飛び立とうとするようなテーマが、将さんのつややかなボーカルによって見事に表現されていますよね。

激しいサウンドとキャッチーなメロディーが溶け合い、中毒性を感じるのではないでしょうか。

2006年1月当時に発売されたシングルで、同年4月にリリースされたアルバム『絶景色』にも収録されています。

初期衝動の鋭さとポップな開放感が同居した本作は、テンションを上げて日々の鬱屈とした気分を吹き飛ばしたいときにおすすめのナンバーです。

NEW!Kagrra

「ネオジャパネスク」を掲げ、和装や古語を取り入れた独自の世界観で多くのファンを魅了した5人組ロックバンド、kagrra,。

2004年1月に彼らのメジャーデビューシングルとして発売された楽曲で、同年3月にリリースされたアルバム『京』にも収録されています。

激しいギターリフや疾走感のあるビートではなく、哀愁を帯びたメロディアスなロックサウンドに和風の旋律を重ねた、流麗なアンサンブルが耳に残りますよね。

一志さんの艷やかな歌声と、古典的で幻想的なリリックが溶け合い、過ぎ去った時間や失われた想いを見つめるような切なさが胸をしめつけます。

ビジュアル系というジャンルの中で、日本的な情緒を追求したい方におすすめのナンバーです。