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【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ

1990年代に黄金期を迎え、オリコンチャート上位にランクインするほどのヒット曲も生まれたヴィジュアル系は、今や日本発の音楽ジャンルをこえたカルチャーとして海外でも「Visual kei」という言葉がウィキペディアに掲載されるほどに受け入れられています。

そんなV系の30年以上に及ぶ歴史の中で、今回の記事では「ネオヴィジュアル系」とも称された、00年代のヴィジュアル系バンドたちによる人気曲をご紹介。

現在のヴィジュアル系バンドたちにも多大な影響を与えた名曲群を、00年代にリリースされたものを中心としてメジャーからインディーズを問わずまとめています。

当時が青春だった方も、最近V系を好きになった方々もぜひご覧ください!

【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ(51〜60)

ポプラTHE KIDDIE

雨が降り出す場面から始まる切ない情景描写と、支えてくれる存在への感謝の念が見事に調和した名曲です。

独特の詩的な歌詞世界と、メロディアスなポップロックサウンドが溶け合い、心に沁みる楽曲に仕上がっています。

THE KIDDIEの真骨頂とも言える、ソフトヴィジュアル系の魅力を存分に引き出した作品です。

2009年12月に発売され、翌年1月23日には原宿アストロホールで3ヶ月連続リリース購入者限定ライブも開催。

日本テレビ「汐留イベント部」12月度エンディングテーマに起用され、オリコンチャート48位を記録しました。

人生の岐路に立つ時や、大切な人への想いを募らせたい時に聴きたい、心温まる一曲となっています。

GO!YA!NUMBER ~ぬちぐすい~シリアル⇔NUMBER

シリアル⇔NUMBER – GO!YA!NUMBER ~ぬちぐすい~
GO!YA!NUMBER ~ぬちぐすい~シリアル⇔NUMBER

沖縄文化とロックを融合させた陽気なサウンドで、ヴィジュアル系シーンを賑やかに彩ったのがシリアル⇔NUMBERです。

沖縄方言の「ぬちぐすい(命の薬)」と、沖縄の特産品ゴーヤを組み合わせた独創的なアプローチで、エネルギッシュで心躍るメロディが印象的。

心も体も元気になれるような前向きなメッセージを、遊び心たっぷりに届けています。

2007年8月に発表された本作は、アルバム『Human Drama』や『琉海WahLD』といった作品群の中でも、独自色が際立つ1曲。

三線や太鼓などの伝統楽器を取り入れつつ、ヴィジュアル系ならではのキャッチーなサウンドを見事に調和させています。

ライブハウスで仲間と一緒に盛り上がりたい時や、落ち込んだ気持ちを吹き飛ばしたい時にうってつけの楽曲です。

明るく前向きな気持ちにさせてくれる本作は、沖縄の活力とロックの熱量が詰まった珠玉の1曲と言えるでしょう。

いつかWaive

【公式】Waive – いつか(LIVE / 2016年10月22日@赤坂BLITZ)
いつかWaive

未来への期待と不安、人生の儚さを繊細に描いた名曲が、2003年4月に大阪発のWaiveから届けられました。

若者の揺れ動く心情と成長を丁寧に紐解いた歌詞は、聴く人の心に深く寄り添い、エモーショナルなメロディーと力強いバンドサウンドが見事に調和しています。

本作はシングル『春色』のカップリング曲として登場し、2004年4月発売のアルバム『INDIES 2』にも収録。

NHKでも放送された実績を持つこの楽曲は、バンドのライブでも定番曲として愛され続けてきました。

恋愛や人生の岐路に立つ人たちの背中を優しく押してくれる一曲として、いつの時代も色褪せることのない感動を届けてくれることでしょう。

回路人格ラヂオ

憂いを感じさせる歌詞と切なげなアコースティックサウンドが胸をしめつけるこの曲は、2001年結成のビジュアル系バンド、人格ラヂオの楽曲です。

2002年にシングルリリースされました。

優しい歌声が魅力的ですね。

【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ(61〜70)

赤蝶々Sadie

大阪発のビジュアル系ロックバンド、Sadieの楽曲です。

2005年に発売されたシングル「黒衣の下の欲望と、苦悩の果てに視た百景の百合達」に収録されています。

エネルギッシュなデスボイスとサウンドが多くのファンの心をつかみました。

ファンタヂックドリーマー 〜Sleeping beauty〜イロクイ。

イロクイ。 ファンタヂックドリーマー 〜Sleeping beauty〜 [PV]
ファンタヂックドリーマー 〜Sleeping beauty〜イロクイ。

メルヘンとホラーを巧みに融合させた幻想的な世界観と、キャッチーなメロディラインが絶妙なバランスで調和した名曲をイロクイ。

がリリース。

目覚めを拒み、夢の中に閉じこもり続けることを選ぶ「眠り姫」の視点から、理想と現実のギャップに揺れる心情を独自の解釈で描き出しています。

2009年11月に発売された本作は、オリコンインディーズシングルランキングで1位を獲得。

全国各地での単独公演ツアー『ファンタヂックロングローヴィジョン』も開催され、インディーズシーンで高い評価を得ました。

甘美な夢と残酷な現実の狭間で揺れ動く心情に共感したい方、ヴィジュアル系ファンの心を掴んで離さないメロディアスなサウンドを堪能したい方にお薦めの一曲です。

FLASHBACK FLAG宇宙戦隊NOIZ

疾走感あふれるビートと切なさを帯びたメロディがドラマチックに絡み合う楽曲です。

オルタナティブな要素とエレクトロニカを巧みに融合させた宇宙戦隊NOIZらしい個性的なサウンドメイクは、2000年代のヴィジュアル系の新境地を開拓したと言えるでしょう。

過去の栄光やエゴに囚われず、未来へ向かって進もうとする強い意志と、そこに至るまでの迷いや葛藤が描かれた歌詞は、多くのリスナーの心に深く響いています。

2009年3月、アルバム『GREAT ROCK’N’ ROLL HEROES』の収録曲として発表された本作は、その後2013年8月のシングル『パラレルマインド』宇宙限定盤でも新録バージョンが収められました。

自分らしさを見失いかけている時や、大切な人との関係に悩んでいる時に、きっと心の支えとなってくれる一曲です。