【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ
1990年代に黄金期を迎え、オリコンチャート上位にランクインするほどのヒット曲も生まれたヴィジュアル系は、今や日本発の音楽ジャンルをこえたカルチャーとして海外でも「Visual kei」という言葉がウィキペディアに掲載されるほどに受け入れられています。
そんなV系の30年以上に及ぶ歴史の中で、今回の記事では「ネオヴィジュアル系」とも称された、00年代のヴィジュアル系バンドたちによる人気曲をご紹介。
現在のヴィジュアル系バンドたちにも多大な影響を与えた名曲群を、00年代にリリースされたものを中心としてメジャーからインディーズを問わずまとめています。
当時が青春だった方も、最近V系を好きになった方々もぜひご覧ください!
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【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ(11〜20)
DearViViD

ハードなバンドアンサンブルとラップを組み合わせたミクスチャーサウンドで人気を博した5人組ロックバンド、ViViD。
インディーズ2ndシングル曲『Dear』は、浮遊感のあるオープニングから疾走感のあるロックアレンジに進行していく爽快なナンバーです。
大切な人との絆を感じさせるポジティブなリリックからは、ビジュアル系にイメージする世界観とは違った印象を受けるかもしれませんね。
ポップかつ爽やかなメロディーがテンションを上げてくれる、清涼感にあふれたロックチューンです。
SinAI~右手のカッターと左手のドラッグと薬指の深い愛と~ヴィドール

2002年の結成から2011年の解散まで、まさに00年代という時代を駆け抜けたヴィジュアル系バンドのヴィドール。
独特の美意識と「オカルトロマンス」というコンセプトで人気を博した彼らですが、今回取り上げている楽曲『SinAI~右手のカッターと左手のドラッグと薬指の深い愛と~』はまさにヴィジュアル系の王道を味わえる楽曲で、伸びやかなビブラートが特徴的なジュイさんの歌声も魅力的ですね。
とはいえ彼らの音楽性は幅広く、この曲が気に入ったら他の曲も聴いてみることをおすすめします。
月ノ姫己龍

「和製ホラー」や「痛絶ノスタルジック」というコンセプチュアルなテーマを軸として、独自の音楽性を追求し続けている己龍。
日本武道館の公演を成功させるなど、高い人気を誇る彼らが現在も所属しているB.P.RECORDSに移籍後初のシングル曲『月ノ姫』を紹介します。
ヘヴィなサウンドとダークな歌詞、和楽器を取り入れた音楽性はまさにコンセプト通りの楽曲で、インディーズチャートで見事1位を記録した初期の名曲なのですね。
和のテイストを押し出したヴィジュアル系バンドを探している方にもおすすめです!
alkaroid showcase摩天楼オペラ

数あるビジュアル系バンドの中でも高い演奏力を誇り、「現代的なものと伝統美の融合」をコンセプトに活動しているビジュアル系メタルバンド、摩天楼オペラの楽曲。
シンフォニックメタルからの影響がわかる重厚なバンドサウンドと奥行きを作り出しているキーボードは、ビジュアル系に限らず日本のロックシーンで体現できているバンドはほとんどいないですよね。
同曲においても、洋楽メタルをあまり聴かない層にも聴きやすいように昇華されており、シンフォニックメタルのサウンドでありながら、日本的な哀愁を感じるメロディーが楽しめるナンバーに仕上がっています。
Break Downgirugamesh

2004年に活動を開始、ヴィジュアル系シーンの中でもヘヴィでさまざまな音楽性をブレンドさせたミクスチャーサウンドで、海外のラウドなロックが好きなファンにも注目されたギルガメッシュ。
残念ながら2016年に解散していますが、彼らの音楽性に影響を受けてバンドを始めたという若手も多くいることでしょう。
そんな彼らが2008年にリリースしたアルバム『MUSIC』の実質的なオープニングナンバー『Break Down』は、スクラッチを取り入れたラウドかつキャッチーなメロディのキラーチューンです。
ライブでの盛り上がりが目に浮かぶようなアッパーな楽曲で、2000年代のヴィジュアル系の幅広さが伝わるのではないでしょうか。
月光花Janne Da Arc

2007年から活動休止を発表し、2019年に解散した5人組ビジュアル系ロックバンド、Janne Da Arcの23枚目のシングル曲。
テレビアニメ『ブラック・ジャック』のオープニングとして起用された楽曲で、レコーディングでは16人ものストリングス隊を招いた重厚で荘厳な空気感を持つ楽曲に仕上げています。
ストリングスやピアノといった奥行きのあるサウンドを残しながらも、骨太なバンドサウンドの存在感を融合させている、Janne Da Arcを語る上で外せないナンバーです。
【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ(21〜30)
絶望さんメトロノーム

「21世紀型宗教音楽」というキャッチフレーズとともに活動し、2016年の活動再開とともにメジャーデビューを果たしたロックバンド、メトロノーム。
13thシングル曲『絶望さん』は、テクノポップを思わせるサウンドと耳に残るバッキングボーカルがキャッチーですよね。
リリックだけ読めばタイトルどおり絶望的でありながら、どこかコミカルに歌い上げるメロディーが独特の中毒性を生み出しています。
メンバーそれぞれの存在感があるプレイにも注目して聴いてほしい、軽快なロックチューンです。






