【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ
1990年代に黄金期を迎え、オリコンチャート上位にランクインするほどのヒット曲も生まれたヴィジュアル系は、今や日本発の音楽ジャンルをこえたカルチャーとして海外でも「Visual kei」という言葉がウィキペディアに掲載されるほどに受け入れられています。
そんなV系の30年以上に及ぶ歴史の中で、今回の記事では「ネオヴィジュアル系」とも称された、00年代のヴィジュアル系バンドたちによる人気曲をご紹介。
現在のヴィジュアル系バンドたちにも多大な影響を与えた名曲群を、00年代にリリースされたものを中心としてメジャーからインディーズを問わずまとめています。
当時が青春だった方も、最近V系を好きになった方々もぜひご覧ください!
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【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ(11〜20)
月ノ姫己龍

「和製ホラー」や「痛絶ノスタルジック」というコンセプチュアルなテーマを軸として、独自の音楽性を追求し続けている己龍。
日本武道館の公演を成功させるなど、高い人気を誇る彼らが現在も所属しているB.P.RECORDSに移籍後初のシングル曲『月ノ姫』を紹介します。
ヘヴィなサウンドとダークな歌詞、和楽器を取り入れた音楽性はまさにコンセプト通りの楽曲で、インディーズチャートで見事1位を記録した初期の名曲なのですね。
和のテイストを押し出したヴィジュアル系バンドを探している方にもおすすめです!
溺愛の水槽Merry

哀愁歌謡テイストをベースとしながらもパンクやハードロックといった音楽性を取り込むなど進化を続けている4人組ロックバンド、MERRY。
2005年9月7日にリリースされたアルバム『nuケミカルレトリック』に収録されている楽曲『溺愛の水槽』は、軽快なビートと影のあるアンサンブルのコントラストが印象的ですよね。
ダークな世界観のリリックは、これぞビジュアル系と思わせるダウナーな空気感を作り出しています。
どこかノスタルジックな空気感を持つ旋律が耳に残る、叙情的なナンバーです。
SinAI~右手のカッターと左手のドラッグと薬指の深い愛と~ヴィドール

2002年の結成から2011年の解散まで、まさに00年代という時代を駆け抜けたヴィジュアル系バンドのヴィドール。
独特の美意識と「オカルトロマンス」というコンセプトで人気を博した彼らですが、今回取り上げている楽曲『SinAI~右手のカッターと左手のドラッグと薬指の深い愛と~』はまさにヴィジュアル系の王道を味わえる楽曲で、伸びやかなビブラートが特徴的なジュイさんの歌声も魅力的ですね。
とはいえ彼らの音楽性は幅広く、この曲が気に入ったら他の曲も聴いてみることをおすすめします。
alkaroid showcase摩天楼オペラ

数あるビジュアル系バンドの中でも高い演奏力を誇り、「現代的なものと伝統美の融合」をコンセプトに活動しているビジュアル系メタルバンド、摩天楼オペラの楽曲。
シンフォニックメタルからの影響がわかる重厚なバンドサウンドと奥行きを作り出しているキーボードは、ビジュアル系に限らず日本のロックシーンで体現できているバンドはほとんどいないですよね。
同曲においても、洋楽メタルをあまり聴かない層にも聴きやすいように昇華されており、シンフォニックメタルのサウンドでありながら、日本的な哀愁を感じるメロディーが楽しめるナンバーに仕上がっています。
Heaven’s PlaceJanne Da Arc

「もしも好きな人が隣で眠っていたら……」そんなyasuさんが語った純粋な願望が、美しいメロディに乗せて描かれた名曲。
理想と現実のはざまで揺れる甘く切ない感情が、心を捉えて離しません。
この楽曲は2000年4月にアルバム『D・N・A』からリカットされた作品で、テレビ番組『ASAYAN』やゲームのエンディングテーマにも起用されました。
本作のゆったりした序盤から疾走感あふれるサビへの劇的な展開は、まるで夢の世界へ誘われるかのよう。
理想を追い求めることに少し疲れてしまった時、yasuさんの伸びやかな歌声が、心の楽園へと優しく導いてくれるかもしれませんね。
Break Downgirugamesh

2004年に活動を開始、ヴィジュアル系シーンの中でもヘヴィでさまざまな音楽性をブレンドさせたミクスチャーサウンドで、海外のラウドなロックが好きなファンにも注目されたギルガメッシュ。
残念ながら2016年に解散していますが、彼らの音楽性に影響を受けてバンドを始めたという若手も多くいることでしょう。
そんな彼らが2008年にリリースしたアルバム『MUSIC』の実質的なオープニングナンバー『Break Down』は、スクラッチを取り入れたラウドかつキャッチーなメロディのキラーチューンです。
ライブでの盛り上がりが目に浮かぶようなアッパーな楽曲で、2000年代のヴィジュアル系の幅広さが伝わるのではないでしょうか。
【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ(21〜30)
DIRTYナイトメア

テレビアニメ『魔人探偵脳噛ネウロ』のオープニングテーマに起用された、宮城県出身の5人組ビジュアル系バンド・ナイトメアの12枚目のシングル曲。
ハードロックやメタルといった激しい音楽からの影響を感じるタイトでヘビーな演奏と複雑な曲構成は、独特の空気感が漂うアニメとの親和性が高いナンバーに仕上がっています。
目まぐるしく展開する楽曲でありながらキャッチーで哀愁を感じるメロディーが秀逸な、ナイトメアらしい楽曲です。