【高齢者向け】手遊びや指遊びまとめ。脳トレにつながる手指の体操
高齢者の方にとって、手先を動かすことは脳の活性化につながるためとても大切です。
そのため、認知症予防として手遊びや指遊びを取り入れている高齢者施設も多いですよね。
中でも脳トレにつながるような手遊びや指遊びは、最初は難しいと思われるかもしれませんが「できた」「これはどうするの?」などと、高齢者の方同士で話し合い考えながらおこなえるので、コミュニケーションを取りつつ楽しめますよ。
手指の左右が異なる動きや、歌を歌いながら手指を動かすものなどもありますので、高齢者の方の心身の状態に合わせておこなってくださいね。
【高齢者向け】手遊びや指遊びまとめ。脳トレにつながる手指の体操(1〜20)
グッド体操

見ているとついついマネしたくなる体操として「グッド体操」を紹介したいと思います。
こちらは片手で下向きにOKサインを作り、もう片方の手でグッドサインを作る。
そしてOKサインにグッドサインを乗せるというのを繰り返していく内容です。
このグッドサインを入れ替えるときの動きが、うまくいくとなんとも気持ちいいんですよね。
1秒に1回くらいのペースを目指して取り組んでみましょう。
もちろん、もっと早くしたり、ペースをゆるめたりしても大丈夫です。
笑える手拍子体操

お手本に合わせて全員で同じように手拍子するという体操、お手本からの動きの判断が脳の活性化につながりますよ。
さまざまなリズムで手拍子を進めていけば、動きのスピードや力の込め方にも意識が向けられそうですね。
手拍子のスピードを上げてから急にストップする流れもオススメで、ここでしっかりと動きを止められるのかという部分では笑いも起こせるかもしれませんよ。
お手本への集中力、動きのスピードや力の入れ方に加えて、体をたたくことで血行の促進にもつながっていきそうですね。
簡単指体操

体の前に出した手の指を使って数字をカウント、その動かし方に考える要素を増やしていく脳トレ体操です。
目の前の手に集中してしまうとつい楽な姿勢を取ってしまうかと思うので、しっかりと背筋を伸ばして座る意識も大切ですね。
両方の手で同じ形を作るところからはじめて、慣れてきたら違う形を作る動作へと展開、入れ替え方を徐々に複雑にしきます。
手の形だけでなく腕の前後や左右の動きも加えれば、より脳トレの効果が高まるとともに、腕の筋肉にも意識を向けられますね。
グーパー体操

シンプルな手の動きを繰り返して、脳の活性化をはかるグーパー体操。
複雑な動きを必要としないパートもあるので、ゆっくりと体を動かしたい高齢者の方にもオススメです。
腕を構えると同時に手をグーにして、腕を伸ばしたらパーにする動きを繰り返しましょう。
グーとパーの順番を入れ替えたり、片方の手だけを違う手のかたちにする方法もあります。
また、腕を上に伸ばしたり足踏みするなどの応用編にチャレンジするのもいいでしょう。
ゆったりと自分のペースでできる手遊びに取り組んでみてくださいね。
指で輪っかを作る指体操

指で輪っかを作る体操もオススメの手遊びです。
まず両手でOKのサインを作ってみてください。
そして、輪っかの部分をつなげます。
次は中指で、その次は薬指、小指と変えていくという体操です。
合間に手拍子をはさみながらリズムよく行うと、高い脳トレ効果が期待できますよ。
ちなみに、リズムをゆっくりにしたり、片手でOKサインを作るだけにしたりと変更を加えるのもありです。
無理なく取り組めるところからやってみてくださいね。