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70年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲

演歌といえば、こぶしを効かせて日本の情緒や恋愛模様を歌う…といったイメージをお持ちの方も多いでしょう。

演歌が大衆音楽として人気を博したのは1960年代からなのですが、実は「演歌」という名称が定着したのは1970年代以降のことなのですね。

こちらの記事ではそんな70年代にヒットした演歌の名曲をリサーチ、まずは聴いてほしい日本人の心に響く演歌をまとめています。

一度は耳にしたことがある大ヒット曲はもちろん、歌謡曲寄りの曲も多くピックアップしていますから、昭和の日本の音楽に興味がある若い音楽ファンの方もぜひチェックしてみてくださいね。

70年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲(21〜40)

くちなしの花渡哲也

昭和の名曲といえば、こちらの楽曲を外すことはできません。

切なさが胸に迫る歌詞と、渡哲也さんの艶のある歌声が見事にマッチした珠玉の一曲。

失われた愛を象徴する白い花をモチーフに、過ぎ去った日々への後悔と未練を美しく歌い上げています。

1973年8月に発売されたこの曲は、翌年のオリコンチャートで年間7位を記録。

1974年の第25回NHK紅白歌合戦での渡さんの初出場曲としても知られています。

渡さんの代表曲として長く愛され続けており、カラオケでも人気の高い一曲。

昭和の雰囲気を感じたい方や、演歌の魅力を知りたい方にぜひおすすめです。

昔の名前で出ています小林旭

1960年代には映画の渡り鳥シリーズでの活躍やヒット曲にも恵まれていた小林旭さんですが、1970年代に入ってからは大きなヒット曲はありませんでした。

そんな小林旭さんが1975年に発売された「昔の名前で出ています」をキャバレーなどドサ廻りを地道に続けた結果約100万枚近く売れたヒット曲となりました。

「流れ女」や「ボトル」や「ひろみの命」など、バーやスナックなどでも受ける詞が良かったのかもしれませんね。

円山・花町・母の町三善英史

円山・花町・母の町 三善英史(S57)
円山・花町・母の町三善英史

1973年のヒット曲ですが、当初この曲はシングル化しない予定だったのですが、三善英史さん自身のお母様が円山町で芸者をしていた経緯を、いつしかプロモーション化された為に、ご本人も多くは語られません。

うーん、複雑ですね、特に「母になれても、妻にはなれぬ」の部分は歌いたくなかったのではないでしょうか?

大阪ラプソディー海原千里・万理

大阪ラプソディー 海原千里・万理 1994-YouTube.mp4
大阪ラプソディー海原千里・万理

1970年代に一世風靡した姉妹漫才コンビの海原千里・万理さんですが、そうこの千里さんはあの軽快なテンポでしゃべる上沼恵美子さんです。

漫才のおもしろさもあのビートたけしさんは、基本は女流漫才コンビを認めていないといいながらも、このお二人は別格と思う実力者だったと話してます。

1975年に地元である大阪を歌ったご当地ソングは昭和を感じさせるテンポよい曲です。

おわりに

演歌は時代のはやりなどは関係ないですし、常に一定の人気を保ち続けているのですが、特に70年代の演歌は歌謡曲ともリンクしていますし、やはり日本の音楽史に欠かせないジャンルなのですよね。

若い方はサブスクで気軽に音楽を聴ける時代ですから、今回の記事を読んで興味を持たれたという方は、ぜひ演歌の世界に触れてみてください!