70年代にヒットした洋楽のラブソング。世界の名曲、人気曲
1970年代の音楽シーンは数々の素晴らしいラブソングを生み出した黄金期でした。
都会的なメロディと切ない歌詞、そして独特の温かみのある音色が特徴的なこの時代のラブソングには、今でも心を揺さぶる不思議な魅力が宿っています。
アーティストたちが紡ぎ出す愛の物語は、時代を超えて多くの人々の心に響き続けています。
誰もが一度は耳にしたことがある名曲から、隠れた名曲まで、70年代のラブソングの世界をじっくりとご紹介していきましょう。
70年代にヒットした洋楽のラブソング。世界の名曲、人気曲(21〜40)
All By MyselfEric Carmen

孤独感に満ちた普遍的なテーマを、壮大なオーケストレーションと深い感情表現で描き出したパワーバラードです。
ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を基調としたメロディーが、若かりし日々の無邪気さから、現在の寂しさや切なさへと移り変わっていく心情を見事に表現しています。
エリック・カルメンさんが1975年にソロデビューした本作は、アメリカのチャートで2位を記録し、100万枚以上の大ヒットとなりました。
映画『ブリジット・ジョーンズの日記』で印象的に使用され、1991年にはトヨタ・ソアラのCMソングにも採用されています。
恋愛の喜びと孤独、そして人生における深い感情の機微に触れたい方におすすめの一曲です。
LaylaEric Clapton

かなわぬ恋の痛みと情熱を壮大なメロディに乗せて表現した、イギリスが誇るギタリスト、エリック・クラプトンさんの代表作。
1970年11月、デレク・アンド・ザ・ドミノス名義でリリースされた本作は、12世紀のペルシアの恋愛物語から着想を得ています。
親友の妻への秘めた思いを、力強いギターリフで描き出しました。
1992年にはアコースティックバージョンでグラミー賞を受賞。
映画『グッドフェローズ』でも印象的なシーンで使用され、普遍的な愛の物語として多くの人々の心を揺さぶり続けています。
青春時代の切ない記憶を振り返りたい夜に、静かに耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
LongerDan Fogelberg

星空の下、ハワイのマウイ島で生まれた壮大なラブソングは、アメリカの実力派シンガーソングライター、ダン・フォーゲルバーグさんの代表曲として、多くの人々の心を魅了してきました。
永遠の愛を自然の美しさに例えた詩的な歌詞と、アコースティックギターの優しいアルペジオ、フリューゲルホルンの温かみのある音色が、ロマンティックな世界観を見事に表現しています。
1979年12月にリリースされた本作は、アルバム『Phoenix』に収録され、1980年3月にビルボード・ホット100で2位を記録。
その後、日本でも1987年に日産グロリアのCMソングとして使用され、多くの人々に愛されてきました。
結婚式のBGMとしても定番となっている本作は、大切な人との思い出作りに最適な一曲といえるでしょう。
澄み切った歌声と美しいメロディーに心を癒されたい方にぜひお勧めしたい、時代を超えて輝き続ける珠玉のバラードです。
Love of My LifeQueen

永遠の愛と別れの切なさを歌い上げた珠玉のバラード。
失った愛を取り戻したいという切実な願いが、優美なメロディーと共に響き渡ります。
ピアノの優しい音色と共に紡がれる叙情的な歌声は、Queenの多彩な音楽性を象徴する一面として、世界中の音楽ファンの心を魅了してきました。
アルバム『A Night at the Opera』に収録された本作は、1975年のリリース以降、ライブステージでは観客との一体感を生む定番曲として愛され続けています。
1981年の南米ツアーでは大観衆の大合唱が話題を呼び、映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも印象的なシーンとして描かれました。
大切な人を想う心に寄り添い、心からの愛を伝えたい時に聴いてほしい1曲です。
Sorry Seems To Be The Hardest WordElton John

1977年の映画「Slap Shot」で使用された曲。
叙情的なラインを特徴としています。
Elton Johnは2001年にこの曲を、イギリスのボーイズ・バンド、Blueとのデュエットとして再レコーディングしました。
Frank SinatraやJimmy Scottが、コンサートでカバーしていたことでも知られています。