90年代の洋楽クリスマスソング。大ヒット曲から隠れた名曲まで紹介
毎年12月になると訪れる街並みの変化や、立ち並ぶお店のキラキラした飾りつけを見ているだけで何となく高揚した気持ちにさせられますよね。
そんな時期に外せないものといえば、やはりクリスマスソングです!
クリスマス会用のBGMや、車内BGMとしてクリスマスソングをお探しの方に向けて、今回の記事では多くのヒットソングが生まれた1990年代の洋楽クリスマスソングをご紹介します。
いわゆるスタンダードナンバーのカバーではなく、基本的にはオリジナルのクリスマスソングを集めていますから、いつもと違うクリスマスの雰囲気を演出したいという方も必見です!
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90年代の洋楽クリスマスソング。大ヒット曲から隠れた名曲まで紹介(21〜30)
Everything’s Gonna Be Cool This ChristmasNEW!Eels

オルタナティブ・ロックの異才が贈るひねりの効いたホリデー・チューン。
多世界解釈の提唱者を父に持つマーク・オリバー・エヴェレットさん率いるEelsは、深い喪失と内省を描く作風で知られるバンドですが、本作はそのダークな持ち味を残しつつ、温かなクリスマスの情景を描きだしています。
アコースティックギターとピアノを中心に構成されたアレンジは、ツリーや家族の集まる光景を歌いながらも、Eelsらしい皮肉とセンチメンタルな揺らぎを含んでおり、単なる祝祭賛歌では終わりません。
2006年12月にリリースされ、コンピレーション・アルバム『Useless Trinkets: B-Sides, Soundtracks, Rarities and Unreleased 1996-2006』に収録されました。
テレビドラマ『Roswell』でも使用され、静かに広がっていった隠れた名曲です。
いつものクリスマスソングに飽きた方や、ちょっと複雑な心境で迎える年末に寄りそってくれるでしょう。
Belleau WoodNEW!Garth Brooks

カントリー界のスーパースター、ガース・ブルックスさん。
アルバム売上で全米ソロアーティスト史上最高記録を持つ彼が1997年にリリースしたアルバム『Sevens』に収録されたこの作品は、第一次世界大戦中の実話である1914年のクリスマス休戦をモチーフにしています。
敵味方が銃を置き、ドイツ兵の歌声をきっかけに共に歌い出した奇跡の瞬間を描いた本作。
戦場の静寂から一瞬の調和、そして再び訪れる戦闘という劇的な展開が、アコースティックギターと控えめなアレンジで叙情的に表現されています。
ヒットチャートには登場しませんでしたが、平和への祈りを込めたメッセージ性の強さから、コアなファンの間で特別な位置を占める一曲です。
2020年のホリデー特番では、ガースさんが感極まって歌詞を詰まらせる場面もあったほど。
静かなクリスマスの夜に、人間性について考えたいときにおすすめです。
Mary, Did You Know?NEW!Kathy Mattea

ウエストバージニア出身のカントリー・シンガー、キャシー・マティアさん。
フォークやブルーグラス、ケルト音楽の要素を取り入れた独自のスタイルで知られ、1980年代後半から数々のヒット曲を生み出してきました。
1993年にリリースされたゴスペル・アルバム『Good News』は、彼女にとって初のクリスマス作品となりました。
このアルバムに収録された本作は、イエス・キリストを産んだマリアへの問いかけを重ねた賛美歌で、あなたが産んだ子が将来どんな奇跡を起こすのか、あなたは知っていたのかと静かに語りかけます。
抑制されたアレンジと彼女の優しい歌声が、宗教的な敬虔さと温かな情感を同時に引き出しています。
このアルバムは1994年のグラミー賞でゴスペル・アルバム賞を受賞し、彼女にとって2度目のグラミー受賞となりました。
Christmas All Over AgainTom Petty And The Heartbreakers

鐘の音が響く、ご機嫌なロックンロールの『Christmas All Over Again』。
2002年にロックの殿堂入りを果たしたシンガーソングライター、トム・ペティさんが、自身のバンド、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズとしてリリースした楽曲です。
聴いているだけでハッピーになれるバンドサウンドがクリスマスの雰囲気を明るくします。
歌詞では、クリスマスに見られる光景や、トム・ペティさんのちょっとした本音などを歌っていて、親近感を覚えるかもしれません。
Christmas DayDido

透明感のある歌声が魅力的なロンドンのシンガーソングライター、ダイドさん。
『Christmas Day』はダイドさんが1999年にリリースした楽曲です。
彼女のデビューアルバムである『No Angel』に収録されました。
天使のような歌声がゆったりとしたテンポに乗せて、きらびやかなクリスマスの世界を表現した1曲です。
この曲を聴けば、時が止まったようにゆっくりと、ロマンティックなクリスマスの1日を過ごせそうですね。
Redneck 12 Days of ChristmasJeff Foxworthy

アメリカのコメディアン、ジェフ・フォックスワーシーさんが1996年8月にリリースしたアルバム『Crank It Up: The Music Album』に収録されており、以降はユーモアたっぷりのクリスマスソングとして愛され続けています。
伝統的なクリスマスキャロルをパロディ化し、「レッドネック」らしいプレゼントを歌詞に盛り込んだ本作は、ビルボード・ホット・カントリー・シングル&トラックス・チャートで最高18位を記録。
クリスマスムードを盛り上げつつ、笑いも取りたいという方にぴったりの1曲ですよ。
Christmas Time AgainExtreme

90年代ロックシーンを代表するバンド、エクストリーム。
エクストリームの素晴らしいところのひとつは、ハードロックから壮大なバラードまでこなしてしまう幅の広さですよね。
『Christmas Time Again』では、美しいボーカルハーモニーとメロディで、エクストリームなりの神聖な雰囲気を演出しています。
「幸せな時間ほど早く過ぎ去る」というテーマをもとに、幸せを喜び、そしてそれにいつか終わりが来るのではないかと不安に思う気持ちを歌った1曲です。