毎年12月になると訪れる街並みの変化や、立ち並ぶお店のキラキラした飾りつけを見ているだけで何となく高揚した気持ちにさせられますよね。
そんな時期に外せないものといえば、やはりクリスマスソングです!
クリスマス会用のBGMや、車内BGMとしてクリスマスソングをお探しの方に向けて、今回の記事では多くのヒットソングが生まれた1990年代の洋楽クリスマスソングをご紹介します。
いわゆるスタンダードナンバーのカバーではなく、基本的にはオリジナルのクリスマスソングを集めていますから、いつもと違うクリスマスの雰囲気を演出したいという方も必見です!
- 80年代洋楽のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで
- 90年代の偉大な洋楽ポップスの名曲・ヒット曲
- 【90年代のクリスマスソング】懐かしく恋しいクリスマスの名曲
- 洋楽のクリスマスソング。新しいヒット曲から殿堂の名曲まで
- 【2025】女性に歌ってほしい!アップテンポな洋楽クリスマスソングまとめ
- 90年代にヒットした洋楽のラブソング。世界の名曲、人気曲
- 冬に聴きたい洋楽。心に染みるウィンターソング
- 【初心者向け】90年代を代表する洋楽ヒット曲・人気曲まとめ
- 名曲ばかり!90年代にヒットした洋楽バラードソング
- 【12月に聴きたい歌】冬らしさを感じるJ-POP&クリスマスソング【2025】
- 【80年代邦楽】人気のクリスマスソング。ヒット曲から隠れた名曲まで紹介!
- 90年代J-POPの冬ソング。人気の冬うたまとめ
- 【クリスマスのラブソング】聖なる夜に聴きたい恋愛ソング
90年代の洋楽クリスマスソング。大ヒット曲から隠れた名曲まで紹介(1〜10)
Miss You Most (At Christmas Time)NEW!Mariah Carey

90年代のホリデーシーズンに向けてリリースされたアルバム『Merry Christmas』に収録されている、マライア・キャリーさんのしっとりとしたバラードです。
1994年の作品で、ウォルター・アファナシエフさんとの共作によって生まれました。
クリスマスという華やかな季節なのに、大切な人がそばにいないという寂しさや切なさが歌われているんですよね。
ストリングスを用いた穏やかなアレンジと、感情豊かな歌声が胸に染みます。
恋人と離れて過ごすクリスマスや、過去の恋を思い出してしまう夜に聴くと、心にじんわりと響いてくる作品です。
I Was Born on Christmas DayNEW!Saint Etienne

ロンドンの冬を華やかに彩るインディーポップバンド、サン・エティエンヌ。
90年代インディー・ダンス・シーンの担い手として知られる彼らが、1993年12月に送り出したクリスマス・シングルは、ハウス・ビートに乗せた温かなデュエット曲です。
ボーカルのサラ・クラッケンルさんとザ・シャーラタンズのティム・バージェスさんが歌い上げる本作は、メンバーのボブ・スタンレーさんの誕生日にちなんだ歌詞が印象的。
ABBAを思わせるキャッチーなメロディーと、クラブ・カルチャーを融合させたサウンドは、当時UKシングルチャート37位を記録しました。
定番のクリスマス・キャロルとは一味違う、都会的で洗練された雰囲気を求める方にオススメです。
ご友人とのホームパーティーや、夜のドライブにぴったりでしょう。
Christmas Eve / Sarajevo 12/24NEW!Trans-Siberian Orchestra

壮大なクラシックとロックの融合で圧倒的な世界観を描き出す、トランス=シベリアン・オーケストラによるインストゥルメンタル作品です。
本作は伝統的なキャロル「God Rest Ye Merry, Gentlemen」とウクライナ起源の旋律「Carol of the Bells」を組み合わせたメドレー形式で構成され、チェロとエレキギターが絡み合う静寂なパートから、激しくドラマティックなセクションへと展開していきます。
1996年のアルバム『Christmas Eve and Other Stories』に収録されたこちらの楽曲は、3×プラチナ認定を受けた名盤の中心曲として知られています。
大規模なライブツアーでは、レーザーや花火を駆使した壮麗な演出とともに披露され、観客を物語空間へと誘います。
クリスマスソングに新鮮な刺激を求める方、ロックやメタルが好きな方へ贈りたい一曲です。
A Strange Way to Save the WorldNEW!4Him

1990年代のクリスチャン音楽シーンで高い支持を集めた4人組ヴォーカル・グループ、4Him。
1993年にリリースされたクリスマスアルバム『The Season of Love』から、本作はヨセフの視点でキリスト降誕を描くという独創的なアプローチが光ります。
なぜ神はこのような方法で救世主を送ったのかという問いかけが、美しいピアノとストリングスに乗せて語られ、静かに心に響いてきます。
カントリーやR&Bなど多彩なアーティストにカバーされ続けていることからも、宗教の枠を超えた普遍的な感動が伝わってきますね。
クリスマスの深い意味を静かに味わいたいときにぴったりの一曲です。
Give Me a StarNEW!BeBe & CeCe Winans

ゴスペル界のロイヤル・ファミリーとして知られるウィナンス家出身の兄妹デュオ、ビービー&シーシー・ウィナンスさん。
彼らが1993年にリリースしたクリスマス・アルバム『First Christmas』に収録された、心温まる一曲です。
導きや希望の象徴である「星」をテーマに、祝福と光を願うメッセージが込められており、兄妹ならではの美しいハーモニーとゴスペル調のコーラスが融合した仕上がりとなっています。
伝統的な賛美歌の雰囲気を残しつつ、現代的なR&Bのエッセンスも感じられる本作は、クリスマスの宗教的な意味を大切にしながら過ごしたい方や、落ち着いた礼拝的な雰囲気のなかで聖夜を迎えたい方にぴったりの作品です。
I Want an Alien for ChristmasNEW!Fountains of Wayne

日本でも人気の高い、Fountains of Wayneが1997年にシングルとしてリリースした異色のホリデーソングです。
もともとは当時人気絶頂だった若手グループ、ハンソンのクリスマス・レコード用に書かれた楽曲でしたが、採用されず自分たちで録音したという経緯があります。
歌詞は「クリスマスに宇宙人が欲しい」という奇想天外な願いをユーモラスに描きながらも、ホリデーシーズンの消費主義や経済的なプレッシャーをさりげなく風刺しています。
キャッチーなギターポップに乗せた遊び心と、その裏に潜む社会への眼差しが絶妙です。
後に2022年のマーベル作品『Guardians of the Galaxy Holiday Special』のサウンドトラックにも起用され、再び注目を集めました。
いつもとはひと味違う、ウィットに富んだクリスマスを楽しみたい方にぴったりの一曲でしょう。
(It Must’ve Been Ol’) Santa ClausNEW!Harry Connick Jr.

ジャズ・ピアニスト兼シンガーとして長年活躍してきたハリー・コニック・Jr.さん。
1993年にリリースされた『When My Heart Finds Christmas』は、スタンダードとオリジナル曲を組み合わせたホリデー・アルバムで、トリプル・プラチナに認定されるほどの人気作となりました。
本作はアルバム収録のオリジナル楽曲で、ビッグバンドのホーン・セクションやオーケストラ、合唱団を交えた華やかなサウンドが特徴です。
ニューオーリンズ出身らしいジャジーなグルーヴが心地よく、サンタクロースの訪れを祝うフェスティブな雰囲気が全編に溢れています。
ご家族や友人とにぎやかにパーティーを楽しみたいときにぴったりの一曲です。