80年代までのヒットチャートの勢力を一変させたオルタナティブロックやメジャーレーベルに頼らない才能あふれるインディーズアーティストたちの活躍、ヒップホップやR&B勢にも若い才能が次から次へと登場して、もちろんメジャーなポップシーンにおいても多くのビッグヒットが誕生した時代、それが1990年代です。
多種多様なシーンから生まれた数えきれないほどのヒット曲や名曲たちの中でも、今回は夏に聴きたい「夏ソング」をピックアップ。
ずばり夏を歌った名曲から暑い季節にぴったりのキラーチューンなど、バラエティ豊かなラインアップでお届けします!
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【洋楽】90年代にヒットした夏ソング。おすすめの名曲・人気曲(1〜10)
Samba De JaneiroBellini

太陽が照りつける季節にぴったりのサウンドを届けてくれるのが、ドイツを拠点とする音楽プロジェクトベリーニ。
彼らは、手腕のあるプロデューサーチームと、ステージで躍動するパフォーマーたちによるユニークなスタイルが特徴です。
1997年5月に発売された彼らの代表的な一曲は、サンバの熱気とユーロダンスの弾けるビートが見事に融合し、聴く者を一瞬でカーニバルの渦へと誘います。
本作は、言葉に頼らずとも、高らかに鳴り響くホーンセクションとリズミカルなパーカッションが、純粋な喜びと祝祭感をダイレクトに伝えてくれます。
デビューアルバム『Samba de Janeiro』に収録されたこの曲は、全世界で500万枚を超える売上を記録。
UEFA EURO 2008ではゴールアンセムとして会場を熱狂させ、日本の高校野球の応援歌としてもおなじみです。
夏のレジャーや気分を上げたい時に聴けば、誰もがハッピーになれる魔法のようなナンバーです。
Boom, Boom, Boom, Boom!!Vengaboys

太陽が照りつける季節に、思わず体が動き出すようなナンバーはいかがでしょうか。
オランダが生んだユーロダンスの雄、ヴェンガボーイズは、1997年の結成以来、キャッチーなサウンドで世界を魅了してきました。
彼らの代表作の一つは、その印象的なタイトルが象徴するように、心臓がドキドキと高鳴るような興奮と、パーティーでの底抜けな楽しさをダイレクトに伝えてくる一曲です。
シンプルな言葉の繰り返しと、一度聴いたら耳から離れない中毒性の高いビートが、夏の開放的な気分をどこまでも高めてくれます。
本作は1998年10月にオランダで発表され、翌1999年6月には全英シングルチャートで見事1位に輝き、アルバム『The Party Album』にも収められました。
日本では1999年11月から日産ウィングロードのCMソングとしてもお馴染みですね。
夏のドライブやビーチパーティーで、仲間たちと最高に盛り上がりたい時にぴったりのキラーチューンです。
Better Off AloneAlice DeeJay

オランダ出身のユーロダンス・プロジェクト、アリス・ディージェイ。
彼らが送り出した90年代を代表するナンバーは、夏の高揚感と切なさが同居するキラーチューンです。
プロデューサーが恋人との別れから着想を得たとされ、テーマは失恋。
しかし、印象的なシンセリフと疾走感あふれるビートに乗せて「本当に一人で平気なの?」と問いかけるような内容は、聴く者に不思議な勇気を与えます。
この楽曲は1999年当時にリリースされ、全英シングルチャートで最高2位に輝き、120万枚を超えるセールスを記録。
アルバム『Who Needs Guitars Anyway?』にも収録されています。
夏の暑さを吹き飛ばすドライブや、少し元気がない時に聴けば、きっと背中を押してくれるはずです。
Blue (Da Ba Dee)Eiffel 65

イタリア発のユーロダンス・グループ、エイフェル65。
彼らが1998年に発表し、世界を席巻したこの楽曲は、一度聴けば耳に残るピアノの旋律と機械的ながらも哀愁を帯びたボーカルが特徴です。
本作は、全てが青い世界に生きる主人公の日常や心情を映し出しているとされ、その独特の浮遊感が癖になります。
「Da Ba Dee」というフレーズも印象的です。
1999年には各国でチャートを駆け上がり、デビュー・アルバム『Europop』はアメリカのビルボード200で4位を記録しました。
映画『アイアンマン3』の冒頭シーンを彩ったことも記憶に新しいですね。
夏のドライブや少し物憂げな気分にも寄り添う、90年代を象徴する一曲です。
This Is How We Do ItMontell Jordan

思わず体が動き出すようなグルーヴと底抜けに明るいヴァイブスが、まさに90年代の夏を彩る一曲です。
アメリカ出身のモンテル・ジョーダンさんによる、1995年2月発売のデビューシングルは、週末の街へ繰り出す解放感や仲間たちと過ごす何気ない時間の輝きを、ストレートな言葉とソウルフルな歌声で描き出しています。
Slick Rickの印象的なフレーズを大胆にサンプリングしたサウンドは、ヒップホップとR&Bの幸福な出会いを象徴するかのよう。
アルバム『This Is How We Do It』からの本作は、Billboard Hot 100で7週連続1位を飾り、グラミー賞にもノミネートされました。
夏のビーチやドライブで、最高のBGMとなることでしょう。
Shy GuyDiana King

ジャマイカから世界へ羽ばたいたダイアナ・キングさんの、90年代を象徴する夏にぴったりの名曲をご紹介します。
この大ヒットナンバーは、内気な男性へ寄せる女性の熱い想いを、レゲエ・フュージョンとダンスホールの心地よいリズムに乗せて歌い上げています。
彼女が歌詞をわずか10分で完成させたという逸話は、その非凡な才能を物語っていますね。
1995年3月にリリースされた本作は、今も夏の定番曲として親しまれており、デビューアルバム『Tougher Than Love』に収録、さらに映画『バッドボーイズ』のサウンドトラックにも起用され世界的な人気を獲得。
Billboard Hot 100で最高13位を記録しました。
太陽が照りつけるビーチや夏のドライブで気分を上げるのはもちろん、気になる相手へのあと一歩を後押ししてくれるような、パワフルな一曲です。
TubthumpingChumbawamba

90年代に世界的な注目を集めたイングランドのコレクティブ、チャンバワンバ。
彼らの名を一躍有名にしたこの曲は、一度聴けば忘れられない陽気なメロディと、底抜けに明るいエネルギーが魅力です。
歌詞では、どんな困難にぶつかっても、何度でも力強く立ち上がる人々の姿を描き、聴く人の心を鼓舞します。
まさに不屈の精神を讃える応援歌と言えるでしょう。
1997年8月にシングルが発売され、アルバム『Tubthumper』にも収録。
サッカーゲーム「FIFA World Cup 98」のタイアップ曲としても知られ、世界中で大ヒットしました。
夏の開放的な気分にぴったりの、元気をもらえる一曲です。







