RAG MusicPiano
ピアノをもっと楽しむWebマガジン
search

【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選

「ピアノの発表会ではどんな曲を演奏しよう」発表会に出ることが決まったその日から、こんなふうに演奏する曲を考えはじめますよね!

選曲はワクワクする反面、なかなか決められず悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、とくに大人の方を対象に、ピアノの発表会でオススメの曲をご紹介いたします。

有名な曲のなかから幅広くピックアップしましたので、ぜひご自身のレベルに合わせて選曲してみてください!

【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選(111〜120)

即興曲 第1番 変イ長調 Op.29Frederic Chopin

ショパン:即興曲 第1番 変イ長調 Op.29 /澤中 咲希(第46回入賞者記念コンサートD級[銀賞])
即興曲 第1番 変イ長調 Op.29Frederic Chopin

即興曲とは、形式にとらわれない自由な音楽のこと。

そのため、多くの作品が独特の特色を持っています。

ショパンの代表的な作品『即興曲 第1番 変イ長調 Op.29』もそういった作品の一つで、印象的なパッセージが盛り込まれています。

アクセントをつけずに流れるようなパッセージを展開していくためには、指先、手首、肩、腰、つまりは全身の柔軟性が重要!

発表会曲として丁寧に取り組むことで、ピアノ演奏の上達に大きなプラスとなるでしょう。

ルーマニア民俗舞曲 Sz.56Bartók Béla

バルトーク:ルーマニア民族舞曲 Pf.高木早苗 Bartok:Roman nepi tancok Pf.Sanae Takagi
ルーマニア民俗舞曲 Sz.56Bartók Béla

ハンガリー王国に生まれ、作曲家、ピアニスト、民俗音楽研究家として活躍したバルトーク・ベーラの代表曲であるピアノ小品組曲『ルーマニア民俗舞曲 Sz.56』。

のちに自身の手で小管弦楽に編曲されており、どちらのアレンジもさまざまな演奏会や発表会で取り上げられています。

現在のハンガリーを中心とする地域を統治していたハンガリー王国の民謡を題材に作曲されており、民俗色の強い作品となっています。

「発表会はいつも練習している曲や定番曲とは異なる雰囲気の曲を演奏したい!」という方にピッタリの作品といえるでしょう。

君をのせて久石穣

君をのせて / 井上 あずみ : ピアノ(ソロ) / 初級
君をのせて久石穣

ジブリ音楽の中でも特に人気の高い楽曲の一つである『君をのせて』。

映画『天空の城ラピュタ』の世界観を切ないサウンドと歌詞で表現したこの作品は、ピアノソロや合唱、合奏など、さまざまな形で演奏されています。

レベル別のアレンジ楽譜も多数出版されており、自分の弾きやすいアレンジで演奏できるため、発表会曲にもピッタリ!

初級用は音の構成が非常にシンプルですが、美しいメロディと和声によって聴いている人に簡単そうな印象を与えないところも、この曲のオススメポイントです。

コンソレーション(慰め)第3番Franz Liszt

リスト「慰め 第3番」/ クリスティアン・アガピエ: Liszt “Consolations No.3”by Cristian Agapie
コンソレーション(慰め)第3番Franz Liszt

ピアノの魔術師フランツ・リストが作曲したピアノ曲集『コンソレーション(慰め)』の中の1曲。

この作品集には、リストの特徴ともいえる「超絶技巧」を要する他の作品たちと異なる落ち着いた曲想の曲が収録されており、リスト作品の中でも比較的難易度が低いことで知られています。

第3番は特に有名で、発表会曲としても人気の高い1曲!

左手の伴奏の粒をそろえ、優雅なメロディを十分に歌いながら、情感を込めて演奏しましょう。

乙女の祈りTekla Bądarzewska

牛田智大 – バダジェフスカ:乙女の祈り
乙女の祈りTekla Bądarzewska

ポーランド出身の作曲家テクラ・バダジェフスカの代表作は、1856年にワルシャワで初めて出版されました。

穏やかで清潔感あふれる旋律は、聴く人の心に平和と慰めを与えてくれます。

10連符や7連符が魅力的なポイントですが、練習を重ねることで美しい旋律を体得できるでしょう。

慣れないうちは難しく感じられるかもしれませんが、ピアノ発表会で観衆を引きつけるにはうってつけの選曲です。

おしゃれで洗練された曲をお探しの方に、心からオススメします。

千本桜 feat.初音ミク黒うさP

高音質 – 千本桜【楽譜あり】ピアノ−Piano/CANACANA
千本桜 feat.初音ミク黒うさP

鍵盤演奏者なら誰もが一度は弾いてみたくなる『千本桜』。

2011年に発表されたこの曲は、ボカロPの黒うさPさんによって制作されました。

速いテンポの中にあふれる16分音符は爽快感があり、弾いても聴いても気持ちのいいもの。

お客さんの耳に残るインパクトの強いメロディーも、注目すべきポイントです。

とにかくテンポが速いので、音符の取りこぼしには注意が必要。

しっかり全ての音符を取れるように、慣れるまではゆっくりのテンポで練習しましょう。

慣れてきたときには、走りすぎにも注意しなければいけません。

咲き乱れる美しい桜のように、爽快感と華やかさを出して演奏してみてくださいね。

練習曲 Op.10-3「別れの曲」Frederic Chopin

別れの曲 エチュード Op.10-3/ショパン/Chopin Etude Op.10 No.3/ピアノ/クラシック/Piano/classic/CANACANA
練習曲 Op.10-3「別れの曲」Frederic Chopin

フレデリック・ショパンが作曲した芸術性の高い練習曲の中でも知名度が高く、テレビ、CM、映画などさまざまなシーンで使われている『練習曲 Op.10-3「別れの曲」』。

美しいメロディラインと優雅なリズムで人々を魅了している癒やしの名曲です。

テーマ部分はゆったりとしていますが、中間部に入ると次第に動きが出てきて、高度なテクニックを要する和音の連続がやってきます。

練習曲といっても、指練習だけでなく表現力や音楽性を磨くのにピッタリな作品ですので、今後のステップアップを見据えてぜひ挑戦してみてください!

おわりに

いかがだったでしょうか。

大人の方がピアノの発表会で披露するのにオススメの定番曲を一挙に紹介しました。

今回は、有名な曲や聴き映えする作品のなかから、難易度を限定することなく選曲しました。

発表会で練習しているものより少し難易度の高い作品に挑戦するもよし、今の自分にしっくりくるものを選ぶもよし!

ぜひ、ご紹介した作品を参考に、発表会を思い切り楽しめるよう、ご自身にピッタリの作品を選んでくださいね!

記事を見て頂きありがとうございました!