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【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選

「ピアノの発表会ではどんな曲を演奏しよう」発表会に出ることが決まったその日から、こんなふうに演奏する曲を考えはじめますよね!

選曲はワクワクする反面、なかなか決められず悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、とくに大人の方を対象に、ピアノの発表会でオススメの曲をご紹介いたします。

有名な曲のなかから幅広くピックアップしましたので、ぜひご自身のレベルに合わせて選曲してみてください!

もくじ

【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選(81〜100)

カノンJohann Pachelbel

カノン/パッヘルベル/楽譜あり/ピアノ/Canon/Pachelbel /Piano/CANACANA
カノンJohann Pachelbel

『パッヘルベルのカノン』としておなじみの、ドイツの作曲家ヨハン・パッヘルベル作曲の名曲!

穏やかで美しい曲調は、大人から子供まで幅広い年代のピアノ学習者の心をとらえています。

シンプルで美しいコード進行は「カノン進行」と称され、J-POPや洋楽など他ジャンルの作品にも取り入れられています。

心にすっと染みこむやさしいメロディは、大人になってからピアノを始めた方々からも大人気!

誰もが知っている名曲を発表会曲に選んで、デビューの舞台を記憶に深く刻みましょう。

ペール・ギュント 第1組曲 Op.46 第1曲 朝Edvard Grieg

Edvard Grieg – Peer Gynt : Morning Mood – Piano Solo | Leiki Ueda
ペール・ギュント 第1組曲 Op.46 第1曲 朝Edvard Grieg

テレビ番組などで朝に絡んだシーンのBGMとして多く使われており、爽やかな朝を連想させる『朝』。

ノルウェーの作曲家であるエドヴァルド・グリーグが手掛けた組曲『ペール・ギュント』の1曲です。

ヘンリック・イプセンの戯曲『ペール・ギュント』の舞台上演にあたり、グリーグが劇音楽の作曲を依頼され、この組曲が生まれました。

余談ですが、劇中で『朝』が流れるシーンは、なんと主人公が最低な状況に置かれたタイミングなんです!

戯曲のストーリーや作者がこの曲に込めた思いを知ることで、演奏にも変化があらわれるかもしれませんね。

ジムノペディ 第1番Erik Satie

サティ/3つのジムノペディ 第1番/演奏:ガブリエル・タッキーノ
ジムノペディ 第1番Erik Satie

ドビュッシーやラヴェルに大きな影響を与えた作曲家、エリック・サティ。

こちらの『ジムノペディ 第1番』はサティの作品でも特に有名な楽曲です。

そんなこの作品のポイントは、左手の跳躍。

ゆったりとしたテンポで、決して高難度の作品ではありませんが、伴奏の跳躍がなかなかつかめず苦戦される方も多いんです。

また、使われている和声がやや複雑なため暗譜しにくい点も、この曲に難しさを感じる理由の一つといえるでしょう。

ただ、淡い色が広がっていくような独特な雰囲気を味わえる美しい作品ですので、発表会で思いきってチャレンジしてみるのもオススメですよ!

ワルツ 第15番 変イ長調 Op.39「愛のワルツ」Johannes Brahms

ワルツ 作品39−15(ブラームス)Brahms – Waltz As-dur Op. 39 No. 15 – pianomaedaful
ワルツ 第15番 変イ長調 Op.39「愛のワルツ」Johannes Brahms

緻密で重厚な作風で知られるドイツの作曲家、ヨハネス・ブラームス。

落ち着いた楽曲が多いため、YouTubeの睡眠用クラシックなどでも彼の作品は頻繁に登場しますね。

そんなブラームスの作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『ワルツ 第15番 変イ長調 Op.39』。

4手の連弾用として作曲された本作は、後に独奏曲としても編曲され、現在に至るまで多くの演奏家に演奏されています。

軽やかなワルツとは一線を画す、深みのあるワルツを堪能してみてはいかがでしょうか。

【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選(101〜120)

幻想小曲集 飛翔 Op.12-2Robert Schumann

PTNA2013コンペ全国決勝/E級 銅賞 道川ゆりは シューマン:幻想小曲集より 飛翔 Op.12-2
幻想小曲集 飛翔 Op.12-2Robert Schumann

ロベルト・シューマンの名作『幻想小曲集 飛翔 Op.12-2』。

ピアノ発表会で頻繁に演奏されるため、ご存じの方も多いのではないでしょうか?

難易度としては中級程度とされており、コンクールの課題曲としてもたびたび取り上げられています。

そんなこの楽曲のポイントは17小節目からの右手。

1番上の声部をハッキリ演奏することに注力しすぎると音が固くなってしまうので、横の流れを意識しながら演奏しましょう。

人生のメリーゴーランド久石譲

Howl’s Moving Castle – Main Theme Piano Solo | Leiki Ueda // arr. Kyle Landry ハウルの動く城
人生のメリーゴーランド久石譲

スタジオジブリが製作した映画『ハウルの動く城』のメインテーマ『人生のメリーゴーランド』。

3/4のワルツのリズムで演奏される、切なさと懐かしさを感じさせるメロディーが印象的な曲です。

曲はとても静かに始まり、最後に向かってどんどん盛り上がりを見せていきます。

この強弱やギャップ感をしっかり演奏に落とし込むことで、メリハリがあり、ストーリー性をきっちり感じさせるような演奏になりますよ。

曲の冒頭はルバート気味に演奏し、その後しっかりワルツを刻むことでもメリハリが出るので、原曲なども聴きながら演奏に取り入れてみてくださいね。