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ショパンの名曲。人気のクラシック音楽

ピアノの名曲、美しい調べをお探しではありませんか。

ポーランドの前期ロマン派を代表とするピアニストであり作曲家のフレデリック・ショパンが残した名曲、おすすめ曲をご紹介します。

ショパンの作品はノクターンだけで21曲もありますが、他にもマズルカやワルツ、ポロネーズなど多くのスタイルによるピアノ曲を残しているのがピアノの詩人と言われる由縁でもあります。

そんなショパンによる美しい旋律の調べにしばし心を奪われてみてください。

もくじ

ショパンの名曲。人気のクラシック音楽(61〜80)

マズルカ 第5番 作品7の1Frederic Chopin

ショパンの故郷でもあるポーランドの国民舞踏の一種で、弾むような軽快な3拍子のリズムが何とも心地よい楽曲である。

聴いているだけでつい踊りだしたくなるようなそんなショパンの隠れた名曲であるこの曲は、さほど技術的に演奏は難しくなさそうであるが、この特徴的なリズムやアクセントにより日本人がそれらしく演奏するにはなかなかの表現力が求められる。

ワルツ作品34の1「華麗なる円舞曲」Frederic Chopin

『ワルツ作品34の1 「華麗なる円舞曲」』。

ショパンの作品です。

ショパンの作品には「華麗なる大円舞曲」というものもあり、間違いやすいので要注意です。

「華麗な円舞曲」はとても華やかで、スピード感あふれる曲です。

同じメロディーが何度か転調されます。

それがとても華々しく、聴く人を虜にします。

「華麗なる第円舞曲」に比べると、少しマイナーかもしれませんが華やかさでは引けを取りません。

ぜひ聴いて下さいね。

24のプレリュード 第4番Frederic Chopin

ショパン/24のプレリュード前奏曲集第4番ホ短調Op.28-4/演奏:中川京子
24のプレリュード 第4番Frederic Chopin

ショパンの葬儀の際、オルガンで演奏されたと言われている作品です。

半音階的な和声進行が特徴的であり、微妙に色合いが変化する左手の伴奏に乗って、右手が憂うつなメロディーを奏でます。

左手の連打による伴奏の上に、右手が単音の旋律を奏でるという音楽は「雨」を連想させます。

後半は悲痛な叫びのように盛り上がった後、静かに曲を結びます。

終始悲しい雰囲気が漂う曲ですが、単に悲しいだけでなく微妙な表情の変化が感じられる魅力的な作品です。

24の前奏曲 作品28 第15番 変ニ長調 「雨だれの前奏曲」Frederic Chopin

「ピアノの詩人」とも称される天才、ショパンの作品はクラシックにあまり詳しくない方であっても一度くらいは耳にしているはずですし、美しいメロディを持つ楽曲が多いですからクラシック初心者にも聴きやすいと言えそうですよね。

そんな数多くあるショパンの名曲の中でも、今回紹介しているのは『24の前奏曲 作品28 第15番 変ニ長調』通称『雨だれの前奏曲』と呼ばれる作品です。

「24の前奏曲 作品28」自体は短めの楽曲で構成された作品で、その中で最も長い作品がこちらの『雨だれ』なのですね。

なんだか『雨だれ』という邦題が実にロマンチックでいてどこか寂しげな作品を予感させますが、これはショパンがマヨルカ島で降る雨音をイメージして作られたというエピソードがあり、左手で厳かに連打されるA♭の音がまるで雨音を表現しているかのように聴こえることから付けられたタイトルで、作曲者本人が付けたタイトルではありません。

中盤のどこか重苦しい雰囲気から、ラストにまた静寂の雨音へと戻る展開は何とも叙情的かつ豊かな詩情を感じさせるもので、聴いているうちに自然と涙がこぼれてしまうほどの感動を与えてくれますよ。

マズルカ 変ロ長調 Op.7-1Frederic Chopin

マズルカは、ショパンの祖国ポーランドの伝統的な民族舞曲です。

ショパンは生涯を通して、マズルカの作品を50以上残しています。

そのなかの1曲である変ロ長調 Op.7-1は、1830年から1832年にかけて作曲されたマズルカ全5曲を集めた小品集の第1曲目。

テレビCMに起用されたり発表会で頻繁に演奏されたりする、ショパンのマズルカのなかでも特に耳にする機会の多い作品です。

マズルカ特有の三拍子のリズムを意識しながら、軽やかに演奏しましょう。

ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1「告別」Frederic Chopin

ワルツ 第9番「告別」(ショパン)Chopin – Waltz in A-flat major, Op. 69 No. 1 “L’adieu” – pianomaedaful
ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1「告別」Frederic Chopin

『別れのワルツ』『告別』のタイトルでも知られる『ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1』は、1835年に作曲され、ショパンの死後友人のユリアン・フォンタナによって加筆、出版された作品です。

別れた恋人との幸せな思い出を振り返っているかのような平和な曲調で非常にゆったりとしているため、ショパンのワルツのなかでも初級者にオススメ!

楽譜によってはショパンが遺した楽譜とフォンタナが加筆した楽譜の両方が収録されている版もあるため、弾き比べてみるのも楽しいでしょう。