ショパンの名曲。人気のクラシック音楽
ピアノの名曲、美しい調べをお探しではありませんか。
ポーランドの前期ロマン派を代表とするピアニストであり作曲家のフレデリック・ショパンが残した名曲、おすすめ曲をご紹介します。
ショパンの作品はノクターンだけで21曲もありますが、他にもマズルカやワルツ、ポロネーズなど多くのスタイルによるピアノ曲を残しているのがピアノの詩人と言われる由縁でもあります。
そんなショパンによる美しい旋律の調べにしばし心を奪われてみてください。
ショパンの名曲。人気のクラシック音楽(21〜30)
二つのブーレFrederic Chopin

ピアノの詩人フレデリック・ショパンが1846年に作曲した『二つのブーレ』。
ショパンといえば壮大な曲のイメージが強いですが、本作は驚くほど短く、2曲合わせても1分半ほどで終わってしまう愛らしい小品です。
第1曲はト長調、第2曲はイ長調で、どちらも明るく軽やかな舞曲のリズムが特徴。
左手の伴奏パターンが安定しているため弾きやすく、ピアノを始めて少し経った方にもぴったりです。
長い間出版されず、1968年にようやく楽譜が世に出たという歴史をもつ本作。
有名なワルツやマズルカとはひと味違う、素朴で親しみやすいショパンの素顔にふれてみませんか。
葬送行進曲 ハ短調 Op.72-2Frederic Chopin

ショパンが10代の頃に作曲したとされるピアノ独奏曲で、1855年に遺作として出版された『葬送行進曲 ハ短調 Op.72-2』。
同じく葬送行進曲と呼ばれる有名なピアノ・ソナタ第2番の第3楽章とは異なる、より早い時期に書かれた独立作品です。
規則的な歩みを思わせるリズムと低音域を中心にした沈鬱な和声で、厳粛な雰囲気が作られています。
超絶技巧を要求する作品ではありませんが、重音の響かせ方や弱音のコントロールなど、行進曲的な規則性と哀歌的な歌心の両立が求められます。
ショパン特有の旋律感や和声感に触れたい方にぴったりな一曲です。
軍隊ポロネーズ「ポロネーズ第3番イ長調 作品40-1」Frederic Chopin

勇壮なリズムと明快な和音が力強い響きを生み出す、フレデリック・ショパンを代表するポロネーズ作品。
1839年11月に初版が出版され、映画『生きるべきか死ぬべきか』のオープニングでも使用された本作は、1939年9月のポーランド侵攻時にラジオ放送で士気高揚の象徴として流された歴史を持っています。
華やかなファンファーレのような音型や、太鼓の連打を思わせる伴奏が印象的で、発表会での舞台映えを求める男の子にピッタリの1曲!
和音の連続やオクターブなど、力強さを保ったまま演奏するためには、腕や肩の力を抜くことが大切です。
まずは少し簡単にアレンジされた楽譜から挑戦して、気品ある響きを楽しんでみてくださいね。
ショパンの名曲。人気のクラシック音楽(31〜40)
ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1Frederic Chopin

可愛らしいタイトルで親しまれている『ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1』は、1847年に出版された名品です。
右手の旋律がくるくると回転するように動き回り、左手が軽快な伴奏を刻む様子が印象的な楽曲です。
短い時間のなかに、優美な旋律や洗練された和声といった魅力が凝縮されています。
イギリスの長寿番組をはじめ、さまざまな場面でテーマ音楽として使用されてきたため、発表会で弾けば会場がぱっと華やぐはずです。
中間部の歌い回しやルバートのかけ方など、繊細なコントロールを学びたい生徒さんにぴったり。
テンポ設定やペダリングなど、細部までこだわり抜いて演奏をつくりあげる楽しさを味わってみてはいかがでしょうか?
スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54Frederic Chopin

フレデリック・ショパンの魅力が詰まった大作として知られているのが、『スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54』です。
1843年の秋から晩秋にかけて出版された作品で、彼のスケルツォのなかでは唯一長調で書かれています。
明るく軽やかなホ長調の響きが特徴ですが、細やかな装飾音型や急速なパッセージが多く、繊細なペダリングや音の粒立ちが求められるため、屈指の難易度をほこります。
和声の揺らぎや深く沈み込むような中間部など、後期ショパンならではの複雑な構造と優美さをあわせ持つため、表現の幅を広げたい方にとって非常に挑戦しがいのある名曲です。
バラード第3番 変イ長調 Op.47Frederic Chopin

洗練された優美さと構築美が印象的なロマン派クラシックの名曲。
この作品のポイントはなんといっても、温かみのある主題と劇的な中間部が織りなす素晴らしい対比ではないでしょうか。
1841年12月当時に刊行された器楽バラードで、今も国際ショパン・ピアノ・コンクールなどで重要レパートリーとして広く演奏されています。
冒頭の柔らかなメロディから一転して、短調へ移る場面では、和声の陰影や揺れるようなリズムが展開され、圧倒的な没入感を持っています。
そんな本作は、複数の感情をひとつの大きな弧として描き出す能力が求められるため、音楽的な品位や表現力を深く追求したい方へ非常におすすめです。
ぜひ内面的な響きを意識しながら向き合ってみてください。
24の前奏曲 ト長調 作品28 – 3Frederic Chopin

非常に短い24の小品が集められたフレデリック・ショパンのアルバム『24の前奏曲』。
多くある収録作品のなかでも、春のきらめきを感じさせる1曲として紹介したいのが、第3曲にあたるト長調の本作です。
1839年1月には曲集の完成を伝える手紙が書かれており、本作もその時期に仕上げられました。
わずか1分にも満たない短い演奏時間のなかには、雪解け水のように流れる左手の伴奏と、軽やかに舞う右手の旋律が見事に凝縮されています。
粒立ちのよいタッチが求められるため演奏家にとっては悩ましい作品ですが、聴き手にとっては春の穏やかで明るい雰囲気を感じさせるすばらしい作品です。
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調Op.22Frederic Chopin

アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調op.22はピアノを志すものなら、誰もが一度は弾いてみたいと思う名曲です。
1831年にポロネーズ部分が作曲され、続いて3年後の1834年にアンダンテ・スピアナートの部分が作曲されました。
ノクターン 第13番 ハ短調 Op.48-1Frederic Chopin

ショパンのノクターン作品群は、甘美な旋律が見事な彼の才能を代表する作品群です。
なかでも1841年に作曲されたノクターン第13番 ハ短調 Op.48-1は彼の最高傑作との評価も高い名曲になっています。
クラシック愛好家なら誰もが一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。


