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ショパンの名曲。人気のクラシック音楽

ピアノの名曲、美しい調べをお探しではありませんか。

ポーランドの前期ロマン派を代表とするピアニストであり作曲家のフレデリック・ショパンが残した名曲、おすすめ曲をご紹介します。

ショパンの作品はノクターンだけで21曲もありますが、他にもマズルカやワルツ、ポロネーズなど多くのスタイルによるピアノ曲を残しているのがピアノの詩人と言われる由縁でもあります。

そんなショパンによる美しい旋律の調べにしばし心を奪われてみてください。

もくじ

ショパンの名曲。人気のクラシック音楽(1〜20)

舟歌 嬰ヘ長調 作品60 (Barcarole)Frederic Chopin

ショパン 舟歌 嬰ヘ長調 作品60 (Barcarole)/ケヴィン・ケナー
舟歌 嬰ヘ長調 作品60 (Barcarole)Frederic Chopin

ポーランド出身の作曲家フレデリック・ショパンの名曲です。

1845年から1846年にかけて作曲された本作は、ベネチアのゴンドラの歌を模した舟歌の形式を用いていますが、単なる穏やかな旅を超えた劇的な展開が特徴です。

12/8拍子で穏やかな揺れを表現しつつ、右手の華麗な装飾音と左手の簡潔な伴奏が調和した技巧的な作品となっています。

ショパン自身も深い愛着を持っていたとされ、1848年2月のパリでの最後の公演でも演奏されました。

ピアノ音楽の魅力を存分に味わいたい方におすすめの一曲です。

ピアノ・ソナタ第2番《葬送》Frederic Chopin

Chopin – Sonata No. 2 in B-Flat Minor, Op. 35 (Cho) [Score]
ピアノ・ソナタ第2番《葬送》Frederic Chopin

1839年に作曲された本作は、特に第3楽章の葬送行進曲が有名ですね。

ゆっくりとしたリズムと重厚な雰囲気が、人生のはかなさや死の不可避性を感じさせます。

ショパンは7歳で初めての作曲をし、若くして才能を発揮しました。

本作には、彼の故郷ポーランドへの想いや、自身の病との闘いが込められているとも言われています。

生と死、悲しみと希望が交錯する深い感情表現は、心に響くはずです。

人生について深く考えたい時におすすめの1曲ですよ。

黒鍵のエチュードFrederic Chopin

ショパン/エチュード集(練習曲集)より”黒鍵”,Op.10-5/演奏:本山麻優子
黒鍵のエチュードFrederic Chopin

19世紀のロマン派を代表するピアニスト兼作曲家フレデリック・ショパンの代表作のひとつです。

ポーランド出身のショパンは、1810年3月1日に生まれ、39歳という若さで亡くなりました。

本作は、ショパンが23歳の頃にパリで発表した技巧練習曲で、主に黒鍵を使用して演奏されることから名付けられました。

優雅な旋律と技術的な難しさが特徴で、聴く人の心を魅了します。

ピアノ演奏の技術向上を目指す人はもちろん、美しい音色に癒されたい人にもおすすめです。

ショパンの音楽の魅力が詰まった一曲をぜひお楽しみください。

ピアノ協奏曲 第1番Frederic Chopin

★ショパン ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11 ルービンシュタイン/スクロヴァチェフスキ Chopin Piano Concerto No 1 in E minor
ピアノ協奏曲 第1番Frederic Chopin

1830年に作曲されたフレデリック・ショパンのピアノ協奏曲です。

2曲あるピアノ協奏曲ではこちらの方が有名で、多くのピアニストとオーケストラが演奏しています。

厚い弦楽器の出だし、ピアノとオーケストラの掛け合いが素晴らしく両方の良さが出ている曲です。

ピアノももちろん素晴らしいのですが、引き出すように伴奏するオーケストラも素晴らしい名曲です。

ドイツ出身のピアニストであり作曲家のフリードリヒ・カルクブレンナーに献呈されました。

ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53Frederic Chopin

Chopin06 ブレハッチRafal Blechacz 英雄ポロネーズop 53
ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53Frederic Chopin

この「ポロネーズ第6番変イ長調作品53」は「英雄ポロネーズ」の愛称で広く親しまれ、ポロネーズとはフレデリック・ショパンの祖国であるポーランドの民族舞曲で、ショパンの愛国精神を強く曲調に感じさせる壮大な曲です。

『軍隊ポロネーズ』の愛称で親しまれている「ポロネーズ第3番 イ長調 Op.40-1」ともに人気曲で多くのピアニストに演奏されています。

派手で豪快なこの曲は聴いている人すべてを魅了します。

ポロネーズ第3番 イ長調 Op.40-1「軍隊ポロネーズ」Frederic Chopin

ショパン:軍隊ポロネーズ ピアニスト 近藤由貴/Chopin: Military Polonaise Op.40-1 Piano, Yuki Kondo
ポロネーズ第3番 イ長調 Op.40-1「軍隊ポロネーズ」Frederic Chopin

明るく威厳のある曲想から『軍隊ポロネーズ』の愛称で親しまれているこの作品。

ポロネーズという言葉がフランス語でポーランド風という意味があり、ポーランドの伝統的な民族舞踊で、楽曲にある堂々たる雰囲気とリズムは、フレデリック・ショパンの祖国ポーランドの愛国心と雄大さを表現しているともいわれています。

1838年に作曲され、ひねりのないシンプルな構成で作曲されているため、親しみを感じやすいのもこの曲の魅力の一つです。

『英雄のポロネーズ』として知られる「ポロネーズ第6番」とともにショパンが作曲したポロネーズの中では有名曲です。