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クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち

すべての音楽の基礎であるクラシック。

教会で歌われていた聖歌から始まり、多くの作曲家と曲が誕生しました。

日本では音楽の授業で習ったり、いろいろな場面でBGMとして流れたりと、クラシック音楽は現代でも私たちの身近に存在しています。

本記事ではそんなクラシック音楽の中から、どこかで一度は聴いたことがある名曲から、聴いたことないけれど耳に残るような作品まで、幅広くご紹介します。

宗教曲や交響曲、ピアノソロや協奏曲、違う楽器に編曲されたものなど、さまざまな楽器で奏でられているクラシック音楽の名曲を、ぜひお楽しみください!

もくじ

クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち(21〜40)

幻想交響曲 Op.14Hector Berlioz

Hector Berlioz – Symphonie fantastique op. 14 (full)
幻想交響曲 Op.14Hector Berlioz

ロマン派の作曲家であるベルリオーズの作品の中で最も良く知られている曲。

作曲家自身が付けた標題とプログラムノートに沿って音楽が進行しており、それによればこの曲のイメージは「失恋した若い芸術家かがアヘンを飲んで自殺を図ったが、致死量に達しなかったために死にきれず、奇怪な幻夢を見る」というもの。

「若い芸術家」とはベルリオーズ自身、「恋人」とはシェークスピア劇団の看板女優ハリエット・スミッソンのこと。

5つの楽章全てに副題がついており、ストーリー性を感じられる1曲です。

ワルキューレRichard Wagner

ワーグナー《ワルキューレ》第1幕(全曲)クナッパーツブッシュ指揮/フラグスタート
ワルキューレRichard Wagner

ハンス・クナッパーツブッシュ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が演奏しています。

演劇と音楽に恵まれた環境で育ったワーグナーはベートーヴェンに感銘を受け、交響曲のようなオペラとして「楽劇」を生み出しました。

シャコンヌHenry Purcell

イギリスのバロック音楽を代表する作曲家であり、36年という短い生涯の間におよそ400曲以上もの作品を残しました。

パーセルはイギリス人であるが、当時のフランスやイタリアのバロック・オペラの影響を受けており、その情緒があふれる美しい旋律や、基本の拍子にヘミオラの効果をぶつけたはずむようなリズムが特徴として知られています。

「シャコンヌ」とは緩やかで荘重な三拍子のリズムを特徴とする変奏曲であり、その型を守りながらも自由奔放な独特の世界観を醸し出しています。

弦楽器・打楽器・チェレスタのための音楽Bartók Béla

Bartók: Music for Strings, Percussion and Celesta, Sz. 106 – 3. Adagio
弦楽器・打楽器・チェレスタのための音楽Bartók Béla

ハンガリーの作曲家バルトークは、民族音楽学者でもあり、ハンガリーの古い民謡の研究もしていました。

そこからそれまでの機能和声音楽とは違う特徴を持つ音楽に触れ、次第に新しい作曲技法までを創るようになりました。

5声がカノン状に動く壮大な第1楽章を持つこの曲は、彼の代表作のひとつです。

オラトリオ『メサイア』より「ハレルヤコーラス」Georg Friedrich Händel

ゲオルグ・ショルティ指揮、シカゴ交響楽団によるヘンデルの「メサイア」。

バッハとともにバロック時代を代表する作曲家。

主にオペラやオラトリオといった劇場のための音楽を書いていました。

メサイアとは救世主の事であり、イエス・キリストの物語です。

レクイエムGiuseppe Verdi

ヴェルディ:レクイエム:アバド/ベルリンフィル
レクイエムGiuseppe Verdi

トスカニーニ指揮、NBC交響楽団によるヴェルディ、「レクイエム」。

「ヴェルディ:レクイエム&テ・デウム」に収録されています。

代表曲「椿姫」やワーグナーの影響を受けた「アイーダ」など、ヴェルディはロマン派のイタリアオペラでは最大の作曲家です。