クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち
すべての音楽の基礎であるクラシック。
教会で歌われていた聖歌から始まり、多くの作曲家と曲が誕生しました。
日本では音楽の授業で習ったり、いろいろな場面でBGMとして流れたりと、クラシック音楽は現代でも私たちの身近に存在しています。
本記事ではそんなクラシック音楽の中から、どこかで一度は聴いたことがある名曲から、聴いたことないけれど耳に残るような作品まで、幅広くご紹介します。
宗教曲や交響曲、ピアノソロや協奏曲、違う楽器に編曲されたものなど、さまざまな楽器で奏でられているクラシック音楽の名曲を、ぜひお楽しみください!
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クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち(21〜30)
メサイアGeorg Friedrich Händel

バッハなどのいたドイツのバロックは宗教色や学術性が強いのに対し、イタリアは宗教曲以外にオペラも盛んでした。
イタリアのオペラの作曲家として有名なヘンデルですが、「メサイア」は彼の代表曲でもありキリストを主題にした作品です。
アヴェ・マリアJosquin Des Prez

フランスの作曲家ジョスカン・デ・プレは、ルネサンス期における最大の作曲家といわれています。
彼は、ミサ曲やモテットなどの宗教曲のほか、シャンソンなどの世俗曲と若干の器楽曲を書いており、生前から既に非常に高い評価を受けていました。
この曲は15世紀の終わりころに作曲されたと考えられ、グレゴリオ聖歌の『アヴェ・マリア』に基づいた旋律が模倣されることによって次々と展開されていきます。
ポリフォニックな中にホモフォニーを部分的に取り入れるなど、ルネサンス期の典型的な書法で作曲されている、とても美しい曲となっています。
クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち(31〜40)
弦楽器・打楽器・チェレスタのための音楽Bartók Béla

ハンガリーの作曲家バルトークは、民族音楽学者でもあり、ハンガリーの古い民謡の研究もしていました。
そこからそれまでの機能和声音楽とは違う特徴を持つ音楽に触れ、次第に新しい作曲技法までを創るようになりました。
5声がカノン状に動く壮大な第1楽章を持つこの曲は、彼の代表作のひとつです。
レクイエムGabriel Urbain Fauré

古典派以降、ドイツを中心としたドイツ文化圏が西洋のクラシック音楽を先導してきましたが、フランスの一部にはドイツとまったく違う流れの音楽が芽生え始めます。
フォーレはその先陣を切った作曲家で、「レクイエム」はロマン派で忘れられかけた教会旋法が復活して使われました。
ピアノ・ソナタ 第14番 「月光」Ludwig van Beethoven

ベートーべンのピアノソナタの中でも、そのポピュラーな旋律によって広く親しまれている作品の1つです。
この曲は、イタリアの伯爵令嬢でベートーべンのピアノの生徒であった、ジュリエッタ・グッチャルディに献呈されています。
彼は14歳も年下の令嬢に対して恋心を抱いていましたが、身分の差から結婚は望めない、そのかなわぬ思いをこの曲に込めたとも言われています。
ルードヴィヒ・レルシュタープという詩人が1楽章を聞いたときに、「ルツェルンの湖の月光が揺れる湖面にうかぶ小舟のようだ」とコメントしたことから、「月光ソナタ」と呼ばれることになりました。
浄められた夜Arnold Schönberg

シェーンベルクは19世紀から20世紀にかけて活躍したオーストリアの作曲家・指揮者であり、十二音技法と呼ばれる作曲技法を創始したことで知られています。
『浄められた夜』はシェーンベルクが十二音の時代に入る前に書き上げたもので、ブラームスやワーグナーの影響が色濃く見受けられます。
ドイツの詩人リヒャルト・デーメルの詩集『女と世界』の中におさめられた長詩をそのまま音楽に翻訳し、曲名もこの詩に由来しています。
詩に表されている風景、心理、会話を繊細な音響で表現した神秘的な1曲です。
即興曲変ト長調Op.90-3Franz Schubert

古典派音楽の次に来たのが、ロマン派音楽でした。
ロマン派音楽はそれまでの公理を追及するような音楽的姿勢から離れ、人間の感情や感覚を優先する所に特徴があり、つまり書法に厳格さを求めません。
シューベルトの書いたいくつかの即興曲は、まさに人間が主体です。






