クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち
すべての音楽の基礎であるクラシック。
教会で歌われていた聖歌から始まり、多くの作曲家と曲が誕生しました。
日本では音楽の授業で習ったり、いろいろな場面でBGMとして流れたりと、クラシック音楽は現代でも私たちの身近に存在しています。
本記事ではそんなクラシック音楽の中から、どこかで一度は聴いたことがある名曲から、聴いたことないけれど耳に残るような作品まで、幅広くご紹介します。
宗教曲や交響曲、ピアノソロや協奏曲、違う楽器に編曲されたものなど、さまざまな楽器で奏でられているクラシック音楽の名曲を、ぜひお楽しみください!
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クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち(1〜20)
主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach

クラシック音楽の巨匠、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの名曲が、今なお人々の心を魅了し続けています。
バロック時代を代表するバッハが1723年に作曲したこちらの曲は、教会カンタータ『心と口と行いと生活で BWV147』の終曲コラール。
美しい旋律と深い信仰心が込められた傑作で、イエスへの愛と信頼を謳う歌詞は、人生の困難や悲しみから守ってくれる存在としてのイエスの姿を描いています。
バッハの巧みな和声と美しいメロディは、宗教を超えて多くの人々の心に普遍的な喜びや平安をもたらしていますね。
ピアノやオーケストラ、合唱などさまざまな演奏形態で親しまれ、結婚式やクリスマスなど、人生の大切な瞬間を彩る曲としても愛されています。
展覧会の絵Modest Mussorgsky

チェコのドヴォルザークのように、ロシアにも「国民楽派」と呼ばれる作曲家たちがいました。
ムソグルスキーもそのひとりです。
「展覧会の絵」は後期ロマン派の有名曲のひとつであると同時に、ロシア音楽の古典にもなっています。
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 二短調 BWV1004より「シャコンヌ」J.S.Bach

バロック時代を代表するドイツの作曲家、ヨハン・セバスティアン・バッハが作曲した無伴奏ヴァイオリンのための傑作。
約15分にわたる大規模な変奏曲で、ヴァイオリン1本で和声や対位法を豊かに表現する技術が要求されます。
バッハの妻マリア・バルバラの死を悼む追悼の意図が込められているという解釈もあり、荘厳な感覚と情緒的な深みを聴き手に与えます。
豊かな和声と対位法を駆使した構造の複雑さが特徴的で、ヴァイオリン独奏曲の名作として高く評価されてきました。
バロック音楽の典型でありながら、内面的な表現やエネルギーも強く感じられる本作は、現代でも深い共感を呼ぶ名曲として愛され続けています。
ブラームスやブゾーニがピアノ独奏用に編曲した楽曲も有名なので、ぜひ聴いてみてくださいね。
パガニーニの主題による狂詩曲Sergei Rachmaninov

ロシアのロマン派を代表する作曲家セルゲイ・ラフマニノフが手掛けた傑作。
ニコロ・パガニーニの有名な作品をテーマに、ピアノとオーケストラのために書かれました。
1934年11月に初演され、24の変奏からなっています。
とくに印象的なのは第18変奏で、パガニーニの主題を逆転させたラフマニノフらしい哀愁を帯びた美しい旋律が奏でられます。
日本ではBGMなどに起用されることも多いので、このメロディだけを聴いたことがある方も多いかもしれません。
彼自身も「これはエージェントのためだ」と語るほどの人気ぶり。
また、「ディエス・イレ」と呼ばれる中世の聖歌の旋律も組み込まれ、作品全体に神秘的な雰囲気を与えています。
劇的な展開と技巧的な要素が見事に融合した本作、ぜひ聴いてみてください!
亡き王女のためのパヴァーヌMaurice Ravel

フランスの作曲家・ピアニストのモーリス・ラヴェルは幼いころからピアノや作曲を学んでいました。
音楽好きの父親の影響を強くうけ、音楽の道に進みます。
『亡き王女のためのパヴァーヌ』は1899年にピアノ曲、1910年に管弦楽曲となった作品です。
パヴァーヌ、聞きなれない言葉ですね。
これは16世紀から17世紀にかけ、ヨーロッパの宮廷で普及していた舞踏のことです。
ゆったりとしたテンポ、美しい旋律、気品にあふれる名曲は演奏会でもよく使用されますね。
ラヴェルといえば「ボレロ」が有名です。
『亡き王女のためのパヴァーヌ』は小編成のオーケストラで演奏される、静かな美しい作品です。
ピアノ演奏もすてきですね、演奏会にもオススメですよ。