クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち
すべての音楽の基礎であるクラシック。
教会で歌われていた聖歌から始まり、多くの作曲家と曲が誕生しました。
日本では音楽の授業で習ったり、いろいろな場面でBGMとして流れたりと、クラシック音楽は現代でも私たちの身近に存在しています。
本記事ではそんなクラシック音楽の中から、どこかで一度は聴いたことがある名曲から、聴いたことないけれど耳に残るような作品まで、幅広くご紹介します。
宗教曲や交響曲、ピアノソロや協奏曲、違う楽器に編曲されたものなど、さまざまな楽器で奏でられているクラシック音楽の名曲を、ぜひお楽しみください!
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もくじ
- クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち
- ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18Sergei Rachmaninov
- 交響曲第9番ホ短調Op.96「新世界より」Antonín Dvořák
- 交響曲 第9番 ニ長調Gustav Mahler
- カノンJohann Pachelbel
- 主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach
- ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23Peter Ilyich Tchaikovsky
- ベルガマスク組曲より第3曲「月の光」Claude Debussy
- ラ・カンパネラFranz Liszt
- 春の祭典Igor Stravinsky
- ボレロMaurice Ravel
- 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 二短調 BWV1004より「シャコンヌ」J.S.Bach
- パガニーニの主題による狂詩曲Sergei Rachmaninov
- 夜想曲Frederic Chopin
- 交響曲第5番「運命」Ludwig van Beethoven
- 展覧会の絵Modest Mussorgsky
- バレエ組曲「白鳥の湖」Peter Ilyich Tchaikovsky
- ヴォカリーズSergei Rachmaninov
- 亡き王女のためのパヴァーヌMaurice Ravel
- ヴァイオリン協奏曲集op.8 1-4「四季」Antonio Vivaldi
- 交響曲第9番ニ短調 Op.125より第4楽章「歓喜の歌」Ludwig van Beethoven
- 交響曲 第5番 嬰ハ短調Gustav Mahler
- 交響曲第1番ハ短調 Op.68Johannes Brahms
- 交響曲第2番第3楽章Sergei Rachmaninov
- 火の鳥Igor Stravinsky
- 幻想交響曲 Op.14Hector Berlioz
- ワルキューレRichard Wagner
- シャコンヌHenry Purcell
- 弦楽器・打楽器・チェレスタのための音楽Bartók Béla
- オラトリオ『メサイア』より「ハレルヤコーラス」Georg Friedrich Händel
- レクイエムGiuseppe Verdi
- 浄められた夜Arnold Schönberg
- 交響曲 第6番 ロ短調Op.74「悲愴」Pyotr Tchaikovsky
- 交響曲第4番Op.54「法悦の詩」Скрябiн
- アヴェ・マリアJosquin Des Prez
- 交響組曲「シェエラザード」Nikolai Rimsky-Korsakov
- 子供の情景 Op.15Robert Schumann
- 5つのピアノ曲 op.23Arnold Schönberg
- 交響曲1〜5番Felix Mendelssohn
- 弦楽四重奏曲第66番 ト長調 「ロプコヴィッツ」 Op. 77, No. 1, Hob.III:81Franz Joseph Haydn
- 幻想即興曲Op.66Frederic Chopin
- レクイエムGabriel Urbain Fauré
- ターフェルムジークGeorg Philipp Telemann
- 序曲集Gioachino Rossini
- 涙のパヴァーヌJohn Dowland
- ピアノ・ソナタ 第14番 「月光」Ludwig van Beethoven
- 交響曲第101番 ニ長調 「時計」Franz Joseph Haydn
- ジムノペティErik Satie
- 即興曲変ト長調Op.90-3Franz Schubert
- 鱒Franz Schubert
- トゥーランドット「誰も寝てはならぬ」Giacomo Puccini
- トッカータとフーガ ニ短調J.S.Bach
- ブランデンブルク協奏曲第5番J.S.Bach
- 交響詩 「フィンランディア」Jean Sibelius
- 交響詩 「ツァラトゥストラはかく語りき」Richard Strauss
- 歌劇「ワルキューレ」Richard Wagner
- フィガロの結婚Wolfgang Amadeus Mozart
- メサイアGeorg Friedrich Händel
- 弦楽四重奏曲第19番ハ長調 K.465「不協和音」Wolfgang Amadeus Mozart
クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち(21〜40)
浄められた夜Arnold Schönberg

シェーンベルクは19世紀から20世紀にかけて活躍したオーストリアの作曲家・指揮者であり、十二音技法と呼ばれる作曲技法を創始したことで知られています。
『浄められた夜』はシェーンベルクが十二音の時代に入る前に書き上げたもので、ブラームスやワーグナーの影響が色濃く見受けられます。
ドイツの詩人リヒャルト・デーメルの詩集『女と世界』の中におさめられた長詩をそのまま音楽に翻訳し、曲名もこの詩に由来しています。
詩に表されている風景、心理、会話を繊細な音響で表現した神秘的な1曲です。
交響曲 第6番 ロ短調Op.74「悲愴」Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキーにとっての最後の交響曲であり、「悲愴」という副題は彼自身によって名付けられました。
チャイコフスキーは人生の中で12回ものうつ病期がありましたが、この曲は彼のそのような精神状態を表したものではないかとも言われています。
『悲愴』は全体を通して暗い雰囲気に覆われていますが、この第3楽章はきらびやかな雰囲気に包まれています。
スケルツォと行進曲を合体させた楽章で、最初は軽やかな旋律から始まり、クライマックスの中で盛大に終わりを迎える華々しい1曲です。
交響曲第4番Op.54「法悦の詩」Скрябiн

スクリャービンは、後期ロマン派の中でも大変な個性を発揮した作曲家です。
神智学や哲学から深く影響された彼は、音楽のありかた自体を神秘主義に近づけ、後年になるほど神秘的な響きを重要視するようになりました。
アヴェ・マリアJosquin Des Prez

フランスの作曲家ジョスカン・デ・プレは、ルネサンス期における最大の作曲家といわれています。
彼は、ミサ曲やモテットなどの宗教曲のほか、シャンソンなどの世俗曲と若干の器楽曲を書いており、生前から既に非常に高い評価を受けていました。
この曲は15世紀の終わりころに作曲されたと考えられ、グレゴリオ聖歌の『アヴェ・マリア』に基づいた旋律が模倣されることによって次々と展開されていきます。
ポリフォニックな中にホモフォニーを部分的に取り入れるなど、ルネサンス期の典型的な書法で作曲されている、とても美しい曲となっています。
交響組曲「シェエラザード」Nikolai Rimsky-Korsakov

リムスキー=コルサコフは、ロシア5人組と呼ばれる作曲家集団の中心的存在であり、「近代管弦楽法の父」と呼ばれています。
この曲のタイトルとなっている「シェエラザード」は、アラビア文学を代表する説話文学『アラビアン・ナイト』に出てくるヒロインの女性の名前です。
物語のストーリーを忠実に追った曲ではありませんが、全曲を通じて荒々しさのあるシャリアール王の主題と優しさあふれるシェエラザードの主題が展開され、「世にも不思議な物語」といったイメージを鮮やかに感じさせてくれます。
子供の情景 Op.15Robert Schumann

ドイツ・ロマン派の代表的な作曲家が、シューマンです。
シューマンは交響曲から器楽曲までさまざまな編成の音楽を書きましたが、ピアノ曲はとくに有名です。
子供が感じる情景をそのまま音楽にするというあたり、ロマン派的な着想です。