クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち
すべての音楽の基礎であるクラシック。
教会で歌われていた聖歌から始まり、多くの作曲家と曲が誕生しました。
日本では音楽の授業で習ったり、いろいろな場面でBGMとして流れたりと、クラシック音楽は現代でも私たちの身近に存在しています。
本記事ではそんなクラシック音楽の中から、どこかで一度は聴いたことがある名曲から、聴いたことないけれど耳に残るような作品まで、幅広くご紹介します。
宗教曲や交響曲、ピアノソロや協奏曲、違う楽器に編曲されたものなど、さまざまな楽器で奏でられているクラシック音楽の名曲を、ぜひお楽しみください!
クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち(31〜40)
弦楽四重奏曲第66番 ト長調 「ロプコヴィッツ」 Op. 77, No. 1, Hob.III:81Franz Joseph Haydn

クイケン弦楽四重奏団によるフランツ・ヨーゼフ・ハイドンの「弦楽四重奏曲第66番 ト長調ロプコヴィッツ」。
100曲以上の作品によって交響曲を確立したことにより、「交響曲の父」と呼ばれるようになりました。
序曲集Gioachino Rossini

クラウディオ・アバド指揮、ヨーロッパ室内管弦楽団によるロッシーニの「序曲集」。
初期ロマン派最大のオペラ作曲家であり、聴衆から作曲家や作家(ショパンやワーグナー、スタンダールなど)からも絶大な人気を博しました。
涙のパヴァーヌJohn Dowland

ルネッサンス期に入っても、キリスト教の影響が非常に強いヨーロッパでは、キリストの福音を伝える歌が正当な音楽という認識が強かったのですが、ルネッサンス後期になると器楽が発達しました。
これはリュートの名曲です。
交響曲1〜5番Felix Mendelssohn

「メンデルスゾーン:交響曲全集」に収録されている、クラウディオ・アバド指揮、ロンドン交響楽団の演奏です。
メンデルスゾーンというと劇音楽「真夏の夜の夢」の内の一曲、「結婚行進曲」が代表曲として有名です。
トッカータとフーガ ニ短調J.S.Bach

冒頭の旋律はあまりにも有名ですよね。
バッハの数多いオルガン作品の中で最も親しまれている曲で、20代の青年バッハの激しい感情とトッカータの内にフーガを組み込む自由な構成など聴くものを圧倒する若々しくたくましい力と個性にあふれた作品です。
トッカータというのは前奏曲と同じような意味で、厳密な形式が決まっていない即興的な曲のことをいいます。
フーガの部分では細かい音の動きが目立ち優しい旋律も見られますが、曲全体としては非常に壮大で熱い雰囲気に満ちています。
クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち(41〜50)
5つのピアノ曲 op.23Arnold Schönberg

近現代に入ると、音楽の作曲技法を根本から覆す音楽が生まれました。
そのひとつが音列技法と呼ばれる作曲法で、12音列技法を創出したと言われるシェーンベルクはそのルーツとなっています。
この曲は1オクターブ内にある12個の音をすべてを使った音列を発展させてひとつの曲を作り上げ、無調音楽という側面も持っています。
幻想即興曲Op.66Frederic Chopin

人間や個人の感情を重要視するロマン派音楽は、個人の感情を爆発させる個性的な演奏家を数多く生み出しました。
ショパンは作曲家であるとともに天才的なピアニストでもあり、演奏するたびに曲の内容が変わるという即興の名手でもありました。