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クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち

すべての音楽の基礎であるクラシック。

教会で歌われていた聖歌から始まり、多くの作曲家と曲が誕生しました。

日本では音楽の授業で習ったり、いろいろな場面でBGMとして流れたりと、クラシック音楽は現代でも私たちの身近に存在しています。

本記事ではそんなクラシック音楽の中から、どこかで一度は聴いたことがある名曲から、聴いたことないけれど耳に残るような作品まで、幅広くご紹介します。

宗教曲や交響曲、ピアノソロや協奏曲、違う楽器に編曲されたものなど、さまざまな楽器で奏でられているクラシック音楽の名曲を、ぜひお楽しみください!

もくじ

クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち(41〜60)

序曲集Gioachino Rossini

Silent Tone Record/ロッシーニ・序曲集/クラウディオ・アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団/独DGG:431 6531/クラシックLP専門店サイレント・トーン・レコード
序曲集Gioachino Rossini

クラウディオ・アバド指揮、ヨーロッパ室内管弦楽団によるロッシーニの「序曲集」。

初期ロマン派最大のオペラ作曲家であり、聴衆から作曲家や作家(ショパンやワーグナー、スタンダールなど)からも絶大な人気を博しました。

涙のパヴァーヌJohn Dowland

ダウランド:涙のパヴァーヌ (流れよ、わが涙)
涙のパヴァーヌJohn Dowland

ルネッサンス期に入っても、キリスト教の影響が非常に強いヨーロッパでは、キリストの福音を伝える歌が正当な音楽という認識が強かったのですが、ルネッサンス後期になると器楽が発達しました。

これはリュートの名曲です。

ピアノ・ソナタ 第14番 「月光」Ludwig van Beethoven

ベートーヴェン ピアノソナタ 第14番 「月光」
ピアノ・ソナタ 第14番 「月光」Ludwig van Beethoven

ベートーべンのピアノソナタの中でも、そのポピュラーな旋律によって広く親しまれている作品の1つです。

この曲は、イタリアの伯爵令嬢でベートーべンのピアノの生徒であった、ジュリエッタ・グッチャルディに献呈されています。

彼は14歳も年下の令嬢に対して恋心を抱いていましたが、身分の差から結婚は望めない、そのかなわぬ思いをこの曲に込めたとも言われています。

ルードヴィヒ・レルシュタープという詩人が1楽章を聞いたときに、「ルツェルンの湖の月光が揺れる湖面にうかぶ小舟のようだ」とコメントしたことから、「月光ソナタ」と呼ばれることになりました。

交響曲第101番 ニ長調 「時計」Franz Joseph Haydn

ヨーゼフ・ハイドン作曲 交響曲第101番「時計」
交響曲第101番 ニ長調 「時計」Franz Joseph Haydn

機能和声以外の古典派の特徴は、交響曲の発展と、ソナタという形式の発展と完成です。

古典派で最大の交響曲作曲家といえばハイドンで、100曲以上の交響曲を書き残しています。

「時計」は、その中でも代表的な曲です。

ジムノペティErik Satie

フォーレがきっかけとなったフランス独特の音楽は、サティによって「印象派」と呼ばれる形です。

当時の印象派絵画と深く結びついた印象派音楽は、ロマン派の時間的にドラマチックに展開する音楽とちがい、ある光景や心情の印象だけを描いたかような特徴を持っています。

即興曲変ト長調Op.90-3Franz Schubert

シューベルト/即興曲集 第3番 変ト長調,D899,Op.90/演奏:今井顕
即興曲変ト長調Op.90-3Franz Schubert

古典派音楽の次に来たのが、ロマン派音楽でした。

ロマン派音楽はそれまでの公理を追及するような音楽的姿勢から離れ、人間の感情や感覚を優先する所に特徴があり、つまり書法に厳格さを求めません。

シューベルトの書いたいくつかの即興曲は、まさに人間が主体です。