甘く優しい音色と響き。魅惑のクラシックギター名曲選
ギターと聞くとアコースティックギターやエレキギターを思い浮かべる方が多いと思いますが、クラシック音楽が現代音楽の礎であるように、弦楽器を語るうえでもクラシックギターは欠かせません。
とはいえ、何から聴けばわからないという方のために、ゆったりしっとりとしたものから超絶技巧曲まで、世界中で親しまれている名曲を集めました。
クラシックギターの持つ甘く柔らかい音色と重厚な響きを、ぜひ楽しんで聴いてみてください!
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甘く優しい音色と響き。魅惑のクラシックギター名曲選(61〜80)
ドビュッシーを称えてManuel de Falla

アメリカ大陸・アフリカとの三角貿易によって、ラテン音楽とアフリカ、中南米の音楽が混じりはじめ、それがクラシックにも影響します。
ドビュッシーがキューバから取り入れたハバネラのリズムは有名ですが、それをギター音楽に持ち込んだのがこの曲で、中南米がギター大国になっていく嚆矢でもありました。
バレエ音楽「三角帽子」より「粉屋の踊り」Manuel de Falla

『バレエ音楽「三角帽子」より「粉屋の踊り」。
作曲はスペインのマヌエル・デ・ファリャです。
バレエ音楽ですが、さすがスペインの作曲家、情熱的な南国のイメージです。
かっこいい曲ですね。
ギターで弾けたら、注目の人となれるでしょう。
男性にオススメの熱い曲です。
聴いてみてくださいね。
エチュード20番Matteo Carcassi

イタリアのギタリスト・作曲科であったカルカッシの書いたギター教本は、今でもクラシック・ギターの世界で最も愛用されている教科書です。
カルカッシは25曲からなる練習曲を書いていますが、後半となると練習どころではないみごとな技巧に富んだ曲が揃います。
ティエントMaurice Ohana

オアナはブラジル生まれですがフランスに住んでおり、これが独特な曲を生み出しています。
ティエントというのは曲の形式名ですが、オアナはこの形式の中に新しい和声や独特の構造を作り上げ、現代音楽と民族音楽を同居させています。
ベネズエラ組曲Antonio Lauro

ラウロはベネズエラの作曲家です。
ベネズエラはさまざまな民族が入り乱れる国ですが、この曲はアフリカ的な独特なリズムの上に、調感ある音楽と独特で不思議な音階が交錯します。
こうして、単純にはいかない南米の現代ギター音楽が形成されていきます。
おわりに
クラシックギターの持つしっとりとした甘い音色と深く優しい響き。
その魅力を存分に味わっていただけましたか?
ほかにもクラシックギターにぴったりの名曲がたくさんあるので、ぜひ聴いてみてくださいね。
きっとお気に入りの1曲が見つかると思います!