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クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演

「クラシックピアノ、興味はあるけど何から聴けばいいんだろう?」ひとくちにクラシックピアノといっても、時代や様式、作曲家によってぜんぜんちがうし、好みもさまざまですよね。

そんなあなたに贈る入門編がこの特集。

古今東西の名曲、人気曲を幅広く網羅していますので、きっとお好きな一曲に出会えると思います。

お気に入りができたら、同じ作曲家や同時代に作られた曲を聴き比べてみるのも楽しいですよ。

クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演(81〜90)

パルティータBWV.826J.S.Bach

マルタ・アルゲリッチ BWV.826 Capriccio
パルティータBWV.826J.S.Bach

『パルティータBWV.826』、バッハ作曲で有名な曲です。

バッハならではの、教会音楽の要素がふんだんに使われています。

淡々とした、単調なメロディーラインながらスピードがありひきこまれていきます。

瞳をとじて聴いていると、ヨーロッパの教会にいるような錯覚に陥ります。

バロック時代にタイムスリップしますよ。

聴いてみて下さいね。

4分33秒John Milton Cage Jr.

アメリカの現代音楽を代表する作曲家のひとりが、ジョン・ケージです。

ドイツの理詰めの現代音楽に比べ、アメリカの現代音楽は「なぜ音楽か」「なにが音楽か」という根底から覆すような作風で「実験音楽」と呼ばれるものが多くありました。

この曲は、最初から最後まで音を出さない事で有名です。

ピアノソナタ第23番「熱情」Ludwig van Beethoven

ベートーヴェン - ピアノソナタ 第23番 ヘ短調 Op.57 「熱情」 アシュケナージ
ピアノソナタ第23番「熱情」Ludwig van Beethoven

総演奏時間30分程度にも及ぶ大作で、さらにその難易度から演奏には高度な演奏技術と表現力が必要とされる難曲。

子供のころにこの曲をCDで聴き、いつかはこの曲が弾けるようになりたい、と思ったことがあるかたも多いのではないでしょうか。

曲の初めは弱い音で主題が怪しげに鳴り響き、その後雄大かつ情熱的に曲が進行していく。

ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.2-1Ludwig van Beethoven

PTNA2014コンペ全国決勝/D級 金賞 米倉令真 ベートーヴェン/ソナタ 第1番 Op.2-1 第1楽章
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.2-1Ludwig van Beethoven

ベートーベン作曲、『ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調Op.2-1』。

深みと激しさがスピードにのり、どこまでも迫ってくる。

音に追い立てられているような、不思議な気分になります。

さすがベートーベンですね。

いろいろな苦労を背負った人生を、音で表現しているように感じます。

勇気をもらえる作品なので、ぜひ聴いてみて下さいね。

ピアノ協奏曲第1番Peter Ilyich Tchaikovsky

Tchaikovsky: Piano Concerto No. 1 | Martha Argerich, Charles Dutoit & the Verbier Festival Orchestra
ピアノ協奏曲第1番Peter Ilyich Tchaikovsky

チャイコフスキーの『ピアノ協奏曲第1番』。

誰もが聴いたことがあるのではないでしょうか。

インパクトあふれるは始まりは、一度聴いたら忘れられないですね。

ピアノの音色が充分発揮された迫力ある協奏曲です。

ピアノ演奏者が必ずと言ってよいほど弾いてみたい、憧れの曲でしょう。

ぜひチャレンジしていただきたい曲です。

聴くのも楽しんでくださいね。

おわりに

きっとどこかで聴いたことのあるような、有名な曲がたくさんあったのではないでしょうか。

一台でオーケストラに匹敵する音色を持つ楽器と言われる魅惑の楽器ピアノ。

これを機に、ぜひいろいろな曲を聴いてみてくださいね。