クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演
「クラシックピアノ、興味はあるけど何から聴けばいいんだろう?」ひとくちにクラシックピアノといっても、時代や様式、作曲家によってぜんぜんちがうし、好みもさまざまですよね。
そんなあなたに贈る入門編がこの特集。
古今東西の名曲、人気曲を幅広く網羅していますので、きっとお好きな一曲に出会えると思います。
お気に入りができたら、同じ作曲家や同時代に作られた曲を聴き比べてみるのも楽しいですよ。
クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演(81〜90)
喜びの島Claude Debussy

ドビュッシーを代表するピアノ曲である喜びの島は、煌びやかなトリルと装飾音が印象的、かつ幻想的な曲である。
その演奏には高い技術力が求められることはもちろんの事、官能的かつ情緒的な表現力が試される難曲中の難曲でもある。
パガニーニによる大練習曲第5番Franz Liszt

パガニーニ大練習曲と言えば3番ラ・カンパネラと6番主題と変奏が有名なのだが、この5番もぜひともおすすめしたい。
前半と終盤ではまるで狩りに向かう人々のような、中盤には狩りのスタートの合図、そして鳥のさえずりが聴こえてくるような、そんなかわいらしい曲である。
アイ・ガット・リズムGeorge Gershwin

ジョージ・ガーシュウィンはアメリカの作曲家で、クラシックとポピュラーの双方で多くの作品を残し、アメリカ音楽の礎となりました。
彼が書いたミュージカルの名曲を彼自身がピアノ用に編曲した「ソングブック」という曲集があり、これはその中の1曲です。
ジャズ和声進行の礎ともなりました。
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.2-1Ludwig van Beethoven

ベートーベン作曲、『ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調Op.2-1』。
深みと激しさがスピードにのり、どこまでも迫ってくる。
音に追い立てられているような、不思議な気分になります。
さすがベートーベンですね。
いろいろな苦労を背負った人生を、音で表現しているように感じます。
勇気をもらえる作品なので、ぜひ聴いてみて下さいね。
ピアノ協奏曲第1番Peter Ilyich Tchaikovsky

チャイコフスキーの『ピアノ協奏曲第1番』。
誰もが聴いたことがあるのではないでしょうか。
インパクトあふれるは始まりは、一度聴いたら忘れられないですね。
ピアノの音色が充分発揮された迫力ある協奏曲です。
ピアノ演奏者が必ずと言ってよいほど弾いてみたい、憧れの曲でしょう。
ぜひチャレンジしていただきたい曲です。
聴くのも楽しんでくださいね。
おわりに
きっとどこかで聴いたことのあるような、有名な曲がたくさんあったのではないでしょうか。
一台でオーケストラに匹敵する音色を持つ楽器と言われる魅惑の楽器ピアノ。
これを機に、ぜひいろいろな曲を聴いてみてくださいね。