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クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演

「クラシックピアノ、興味はあるけど何から聴けばいいんだろう?」ひとくちにクラシックピアノといっても、時代や様式、作曲家によってぜんぜんちがうし、好みもさまざまですよね。

そんなあなたに贈る入門編がこの特集。

古今東西の名曲、人気曲を幅広く網羅していますので、きっとお好きな一曲に出会えると思います。

お気に入りができたら、同じ作曲家や同時代に作られた曲を聴き比べてみるのも楽しいですよ。

クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演(11〜20)

ワルツ15番「愛のワルツ」Johannes Brahms

ブラームス:ワルツ第15番 変イ長調 Op.39-15
ワルツ15番「愛のワルツ」Johannes Brahms

ブラームスの『ワルツ15番「愛のワルツ」』。

子どもの曲集でもおなじみです。

親しみやすく愛らしいメロディーで、ピアノとバイオリンでもよく演奏されていますね。

簡単で短い旋律を、アレンジしながら繰り返されています。

そこが聴きやすく、魅力でもありますね。

子どもから大人まで楽しめる、優しいワルツです。

ノクターン第2番Frederic Chopin

ショパン/ノクターン 変ホ長調 Op.9-2
ノクターン第2番Frederic Chopin

夜想曲という意味を持つノクターンはショパンを語る上で欠かすことのできない要素であり、特にこの曲はとても情緒的で神秘的な曲である。

おそらくショパンのノクターンの中では最も有名な作品であり、寝る前にこの曲を聴けば気分はまるでお姫様気分に。

ワルツ作品64の1「子犬のワルツ」Frederic Chopin

ショパン・子犬のワルツ(ピアノ)高音質/クラシック
ワルツ作品64の1「子犬のワルツ」Frederic Chopin

ショパンの恋人が飼っていた子犬が自分の尻尾を追ってくるくると回る様子を描いたともいわれているこのワルツ。

くるくるというよりは聴いた感想としてはコロコロを旋律が転がっていくかのような軽やかさがあり、どこか優雅な宮廷でのひと時を思わせる、そんな気分に浸れる曲である。

前奏曲「雨だれ」Frederic Chopin

牛田智大 – ショパン: 前奏曲 第15番《雨だれ》
前奏曲「雨だれ」Frederic Chopin

美しいはじまりが印象的な曲『前奏曲「雨だれ」』はショパンの曲。

しとしと降る雨のしずくが聴こえてきそうな、シットリと落ち着いた曲です。

ロマンティックで心に優しく寄り添ってくれる印象は、ロマン派のショパンならではですね。

雨の午後にオススメの曲です。

ピアノソナタ第8番「悲愴」Ludwig van Beethoven

★ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 ≪悲 愴≫ ホロヴィッツ Beethoven “Grande Sonate pathetique”
ピアノソナタ第8番「悲愴」Ludwig van Beethoven

月光、熱情、そしてこの悲愴ソナタは三大ピアノソナタと呼ばれベートーヴェンの名曲中の名曲である。

曲名にもなっているように曲の始めから悲壮感あふれるメロディーがあふれ出てくる曲であり、時折現れる激情的なパッセージがさらに悲壮感を際立たせている。

第二楽章はテレビCMなどでもよく起用されており聴き覚えのある方も多いのでは。

ラプソディー・イン・ブルーGeorge Gershwin

George Gershwin – Rhapsody in Blue – Leonard Bernstein, New York Philharmonic (1976)
ラプソディー・イン・ブルーGeorge Gershwin

ガーシュウインといえば、この曲。

『ラプソディー・イン・ブルー』ではないでしょうか。

ドラマ「のだめカンタービレ」エンディングテーマとしても、有名になりましたね。

オーケストラでジャズの要素をふんだんに表現した、カッコイイ曲です。

それぞれの楽器が入れ替わりながら、個性あふれる演奏で楽しませてくれます。

とてもオススメの曲、ぜひ聴いてみて下さいね。

クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演(21〜30)

夜のガスパール第3「スカルボ」Maurice Ravel

ラヴェル スカルボ (夜のガスパール) – Ravel Scarbo (from Gaspard de la nuit)
夜のガスパール第3「スカルボ」Maurice Ravel

悪魔、悪戯好きな妖精などの意味を含むこの曲は、不気味な旋律が高速でかけめぐっており、まるで小さな悪魔がそこらへんを自由に浮遊しているかのようなそんな怪しさを感じることのできる楽曲である。

演奏にはとてつもない技巧が求められる。