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クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演

「クラシックピアノ、興味はあるけど何から聴けばいいんだろう?」ひとくちにクラシックピアノといっても、時代や様式、作曲家によってぜんぜんちがうし、好みもさまざまですよね。

そんなあなたに贈る入門編がこの特集。

古今東西の名曲、人気曲を幅広く網羅していますので、きっとお好きな一曲に出会えると思います。

お気に入りができたら、同じ作曲家や同時代に作られた曲を聴き比べてみるのも楽しいですよ。

クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演(51〜60)

ブルボン家の女François Couperin

F.クープラン/ブルボン家の女(ガヴォット) pf.中川京子
ブルボン家の女François Couperin

バロック音楽の文化はドイツだけでなく、ヨーロッパ全体に渡っています。

フランスの作曲家クープランも、バロック時代を代表する作曲家のひとりです。

この曲は、クラヴサン曲集第1巻の第1組曲の中に入っています。

クラシックピアノの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演(61〜70)

24の前奏曲 第7番Frederic Chopin

ショパン/24のプレリュード前奏曲集第7番イ長調Op.28-7/演奏:中川京子
24の前奏曲 第7番Frederic Chopin

前奏曲という意味であるプレリュードの中でこの曲は特に人気の高い楽曲で、「太田胃散」のCMに起用されていることでもおなじみの曲。

とても短い曲ではあるがショパンらしさのぎゅっとつまった曲であり、ぜひフルで聴いていただきたい。

(CMでもフルですが……)演奏もさほど高難易度な技術は必要とされず、初心者にもおすすめの演奏曲でもある。

スケルツォ 第2番Frederic Chopin

冗談、滑稽といった意味であるスケルツォは、とても速い3拍子の曲であり、そのなかでもこのショパンの第二番はテレビCMなどでも多く起用されている名曲である。

暗く情熱的に始まると思えば甘美なメロディーが登場し、その最中にサビとも呼べる主題が次第に展開されていく。

終盤は特に圧巻。

マズルカ 第5番 作品7の1Frederic Chopin

ショパンの故郷でもあるポーランドの国民舞踏の一種で、弾むような軽快な3拍子のリズムが何とも心地よい楽曲である。

聴いているだけでつい踊りだしたくなるようなそんなショパンの隠れた名曲であるこの曲は、さほど技術的に演奏は難しくなさそうであるが、この特徴的なリズムやアクセントにより日本人がそれらしく演奏するにはなかなかの表現力が求められる。

ワルツ作品34の1「華麗なる円舞曲」Frederic Chopin

『ワルツ作品34の1 「華麗なる円舞曲」』。

ショパンの作品です。

ショパンの作品には「華麗なる大円舞曲」というものもあり、間違いやすいので要注意です。

「華麗な円舞曲」はとても華やかで、スピード感あふれる曲です。

同じメロディーが何度か転調されます。

それがとても華々しく、聴く人を虜にします。

「華麗なる第円舞曲」に比べると、少しマイナーかもしれませんが華やかさでは引けを取りません。

ぜひ聴いて下さいね。

調子の良い鍛冶屋Georg Friedrich Händel

ヘンデル 調子のよい鍛冶屋 ピアニスト 近藤由貴/ Händel: The Harmonious Blacksmith, Yuki Kondo
調子の良い鍛冶屋Georg Friedrich Händel

バロック音楽というと、現在では圧倒的に大バッハが有名ですが、当時華やかな名声に包まれていたのはヘンデルでした。

彼の鍵盤曲の中では有名な「調子のよい鍛冶屋」は、ハープシコード組曲第5番ホ長調の終曲に付けられた通称です。

ペトルーシュカからの3楽章Igor Stravinsky

「ペトルーシュカ」からの3楽章 – セルゲイ・カスプロフ(ピアノ)
ペトルーシュカからの3楽章Igor Stravinsky

原始主義、新古典、12音列技法と、時代によってさまざまな作曲技法を用いたストラヴィンスキーです。

現在、彼の音楽は「火の鳥」「春の祭典」などのバレエ音楽に人気が集中していますが、「ペトルーシュカ」もそのひとつで、これはそのピアノ編曲版です。