昔は漫画を読み過ぎていると親から怒られる、なんて話も多かったですが、現在では日本が世界に誇る文化として認知されていますよね。
また、文化としてだけでなく、そのストーリーの重厚性や魅力的なキャラクターから生まれる言葉は、ときに人生を照らしてくれます。
そこで今回は、漫画のキャラクターによる名言をご紹介します!
ストーリーを彩るものから現実に置き換えて参考にしたいものなど、幅広くリストアップしましたので、必見ですよ!
- 【心に響く!】アニメの名言一覧。かっこいいセリフ特集
- 偉人たちの胸を打つひとこと名言|心に深く刻まれる言葉集
- 作品を彩り、人生も照らしてくれる!漫画のキャラクターによる名言集
- どうしても前向きになれない人必見!落ち込んだ心に元気が出る名言集
- 【人生のひとこと名言】そっと背中を押してくれる言葉を厳選
- 心に一瞬で届く短い名言。今すぐあなたを励ます言葉
- 力強い言葉にパワーがもらえるかも?元気が出るひとこと名言集
- 子供にも大人にも刺さるドラえもんの名言集
- スタジオジブリ作品の短い名言。力をくれる深い言葉たち
- 頑張る背中を力強く押してくれる、元気が出る言葉
- 落ち込んだ時に励ましてくれる名言。立ち上がる力をくれる言葉
- ユーモアのセンスのある名言。くすっと笑える偉人の言葉
- 思わずくすっと笑ってしまうおもしろい名言
作品を彩り、人生も照らしてくれる!漫画のキャラクターによる名言集(1〜10)
きっかけさえあれば人の心は花開くから大丈夫NEW!胡蝶カナエ

胡蝶姉妹が妹のようにかわいがっていた栗花落カナヲ。
カナヲはその境遇から、そうしろと言われなければ食事もしないような子供でした。
しのぶはカナヲに対し「自分の頭で考えて行動できない子はだめよ、危ない」と苦言を呈しますが、カナエはこのセリフを口にして、自分で決められないカナヲのために銅貨を手渡したのです。
彼女の広く寛容な心に触れられる、ステキな名言ではないでしょうか。
カナエのこの言葉は、のちに現実のものとなります。
後は頼みますNEW!七海建人

七海建人が虎杖悠仁に向けて最後に残したのがこのセリフです。
七海は襲いかかる改造人間を次々と倒す一方で、「疲れたな」と呟いてしまうほど体は限界を迎えていました。
そんな中、七海の背後に真人が現れ、七海は虎杖にこの言葉を残してやられてしまうのでした。
七海は「虎杖にこの言葉を伝えてしまうとそれが呪いとなって虎杖を縛り付けてしまうことになる」と考えて一度はためらいましたが、最終的にはこの言葉を伝えたのでした。
そうした葛藤も含めて七海の感情を考えると、この言葉の重みがより感じられますね。
パンダだって 泣くんだNEW!パンダ

パンダのこのセリフは、普段の元気で無邪気なイメージとは対照的に、彼の繊細さや人間味を感じさせる場面です。
戦いや仲間との関係の中で見せる弱さや感情をストレートに表現することで、観る側も思わず胸が熱くなります。
強さだけでなく、感情を持つキャラクターとしての深みが伝わり、ただの頼れる仲間以上の存在として印象づけられるのがパンダの魅力です。
この一言には、戦うキャラクターたちの中にあっても、心の揺れや優しさを感じさせる力がありますよね。
次があれば生き方を変えてみるのもいいかもしれないNEW!両面宿儺

禪院甚爾が五条悟に敗戦し死を目前にして言う言葉です。
自分の力だけを信じて孤独を感じながら生きてきた禪院甚爾が別の道を歩んでみたいと思う人間らしい部分がうかがえる言葉ですね。
心の奥には人間的な葛藤と愛する息子への思いも感じられる場面です。
次に生きるのであれば息子と同じ呪術師として生きる人生も想像したのかもしれません。
禪院甚爾の、強さの裏に隠された孤独と優しさを感じられる深い意味が込められています。
その人は僕の恩人だ 蝶よりも 花よりも 丁重に扱え…!!NEW!乙骨憂太

日本に4人しかいない特級呪術師の一人、乙骨憂太の名言。
自分に取りつく特級過呪怨霊の祈本里香に対して放った言葉で、温厚で心優しい乙骨憂太のイメージとは違った命令口調のセリフが印象的ですよね。
蝶より花より、という表現から、いかに乙骨憂太が禪院真希を尊敬し、恩を感じているのかがわかるのではないでしょうか。
また、祈本里香の嫉妬心をあおっているように感じられる言葉のチョイスも絶妙です。
乙骨憂太というキャラクターの振り幅と奥行きを感じさせる名言です。
まずは俺を助けろ虎杖NEW!伏黒恵

自分の中に潜む両面宿儺によって大量の人を殺してしまったことにより自分を責める虎杖悠仁に向けた、伏黒恵の名言。
罪悪感から自分の存在価値や使命を忘れかけていた虎杖悠仁が自分を取り戻すきっかけになったセリフです。
呪術師はヒーローではない、それでも自分のことより人を助け続けなければいけないという大切なことを思い出させるための、伏黒恵の優しさや厳しさを感じさせるメッセージなのではないでしょうか。
冷静かつ素っ気ない態度がトレードマークの伏黒恵の言葉だからこそ胸に刺さる名言です。
実力で運を掴むんだよNEW!秤金次

「運ではなく実力で勝負していたら勝っていたのはアナタだったかもしれません、ね」というシャルルのセリフに対して、秤金次が返した名言。
使う術式に運要素が大きく関わる秤金次らしいセリフですが、ただの偶然ではなく実力で引き寄せるというという信念を感じますよね。
どんな奇跡も何もしないで待っていたら起こりません。
その時までに積み重ねてきた努力や身につけてきた力があって初めて、起こった奇跡を有効に使えると教えてくれている名言です。
命の価値が曖昧になって 大切な人の価値まで分からなくなるのが 俺は怖いNEW!虎杖悠仁

本編の主人公である虎杖悠仁の名言。
「なんつーか一度人を殺したら「殺す」って選択肢が俺の生活に入り込むと思うんだ」から続くセリフで、戦いに身を置くからこそ覚えておかなくてはいけない言葉なのかもしれませんね。
リアルな世界でも簡単に「殺す」という言葉が飛び交っていますが、どこまで本気で口にしているのか、その言葉のせいで何がゆがんでしまうのかを考えさせられるメッセージなのではないでしょうか。
敵を倒すことが当たり前の作品において、奥行きと深みを作っている名言です。
残念ですがここからは時間外労働ですNEW!七海建人

海建人のこのセリフは、戦いの緊迫感と彼独特の冷静さ、そしてユーモアが同時に感じられる場面です。
サラリーマン経験があり、普段は真面目で合理的、時間を大切にする性格の七海だからこそ、戦いの最中に「時間外労働」という言葉を持ち出す独特の切り返しが光ります。
戦闘中の緊張を和らげつつも、彼の冷静な判断力やプロ意識を感じさせる一言で、観ている側に思わずクスリとさせられます。
真面目さとユーモアが同居する七海のキャラクター性がよく表れていて、このセリフは心に強く残るセリフとなっていますね。
誇れ オマエは強いNEW!両面宿儺

虎杖悠仁の中に潜む両面宿儺が、自然呪霊一味の中心人物である漏瑚との戦いで発した名言。
「自分が戦った中ではマシな方だった」から続くセリフで、漏瑚を軽々と一蹴しながらも、その短い時間で力量を認めたことがわかりますよね。
その言葉に涙を流した漏瑚の様子からも、嘘や偽りがない本心からの称賛であったことが伝わるのではないでしょうか。
ストーリー上において敵vs敵のバトルでありながら、渋谷事変における印象的なシーンを彩っている名言です。