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12月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌

12月といえばクリスマスに大みそかやお正月の準備と、ワクワク、そわそわする季節ですよね。

特に子供の頃は、クリスマスはもちろん、冬休みや雪が降ったときの雪遊び、と楽しみがいっぱいだったと思います。

この記事では、そんなステキな12月にぴったりの童謡や、みんなで楽しめる遊び歌、昔から人気のわらべうたを紹介!

子供向けの楽曲がほとんどですが、大人の方が聴いても胸に響く、感動の名曲もありますよ。

外の冷たい空気を感じながら、またお部屋でぬくぬくしながら聴いてみてくださいね。

12月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌(71〜80)

モルゲンレーテドイツ民謡

ドイツの美しい冬の風景を描いた童謡『モルゲンレーテ』は、朝焼けに照らされた広大なアルプスの山々の冷たさと、覚悟を持って歩き出す姿を歌う童謡です。

晴れやかな冬の朝を表現したような温かみのあるサウンドと、透きとおるような若者の心をテーマにした歌詞がマッチしています。

1968年にNHKの『みんなのうた』で放送されたことをきっかけに、日本でも人気を集めました。

寒い冬を優しくつつみこみ、癒やしを与えるメロディーが響きます。

豊かな自然を眺めながら、冬に聴いてほしい曲です。

クリスマス・ソングメル・トーメ/ボブ・ウェルズ

「ベルベットの霧」との愛称を持つアメリカの天才ジャズ歌手、メル・トーメさんが作曲した、とてもロマンチックなクリスマス・ソングです。

栗の実をあぶる暖炉の火、鼻がツンとなるような冬の風……聴くだけで「ああ、冬だな」と感じますが、実は真夏に作られた曲なのだとか。

暑いなー、涼しいこと考えようってノリで始まり、35分ほどで完成したそうです。

さすが天才と言われるだけありますね。

シルバー・ベルレイ・エヴァンス/ジェイ・リビングストン

Silver Bells | シルバーベル | クリスマスソング | ピンクフォン英語童謡
シルバー・ベルレイ・エヴァンス/ジェイ・リビングストン

1951年のコメディ映画「レモン・ドロップ・キッド」の挿入歌です。

キラキラしたクリスマスのオーナメント、子供たちの笑い声、家族の元へと家路を急ぐ人たち。

どこからか聴こえてくる鈴の音に、いよいよクリスマスが近づいているのを感じます。

冷たい冬の空気の中に、わくわくする人々の心がほっこりと温かい名曲です。

雪のふるまちを作詞:内村直也/作曲:中田喜直

日本におけるシャンソン歌手の第一人者としても知られる高英男さん。

俳優や歌手として活躍した彼が、1952年にリリースした曲がこちらの『雪のふるまちを』。

劇作家として活動した内村直也さんが作詞、『ちいさい秋みつけた』などを制作した中田喜直さんが作曲を担当しました。

連続放送劇『えり子とともに』の挿入歌として制作されたことをきっかけに、ヒットを記録。

哀愁のただようメロディーと冬の情景を描いた歌詞が絡み合う、春を待つ切ない心を歌った楽曲です。

冬の夜文部省唱歌

雪の降る寒い冬の夜、家族と共に過ごす温かな時間を描いた文部省唱歌。

1912年に発表されたこの曲は、囲炉裏を囲む家族の団らんを情緒豊かに表現しています。

外は吹雪なのに、家の中はぽかぽか。

母が衣服を縫い、父が昔話をする様子が目に浮かびます。

NHKの『みんなのうた』でも紹介され、多くの人々の心に残る名曲となりました。

寒い季節に聴くと、心が温まること間違いなし。

世代を超えて愛される、日本の冬の情景を感じられる一曲です。

おわりに

12月にぴったりの童謡やわらべうた、けっこうたくさんありましたね。

聴いたことのある曲も、多かったのではないでしょうか?

冬の静かな空気感や、イベントごとのワクワクした気持ちを思い出しながら、歌ったり聴いたりして楽しんでみてくださいね。