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12月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌

12月といえばクリスマスに大みそかやお正月の準備と、ワクワク、そわそわする季節ですよね。

特に子供の頃は、クリスマスはもちろん、冬休みや雪が降ったときの雪遊び、と楽しみがいっぱいだったと思います。

この記事では、そんなステキな12月にぴったりの童謡や、みんなで楽しめる遊び歌、昔から人気のわらべうたを紹介!

子供向けの楽曲がほとんどですが、大人の方が聴いても胸に響く、感動の名曲もありますよ。

外の冷たい空気を感じながら、またお部屋でぬくぬくしながら聴いてみてくださいね。

12月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌(41〜50)

モルゲンレーテドイツ民謡

ドイツの美しい冬の風景を描いた童謡『モルゲンレーテ』は、朝焼けに照らされた広大なアルプスの山々の冷たさと、覚悟を持って歩き出す姿を歌う童謡です。

晴れやかな冬の朝を表現したような温かみのあるサウンドと、透きとおるような若者の心をテーマにした歌詞がマッチしています。

1968年にNHKの『みんなのうた』で放送されたことをきっかけに、日本でも人気を集めました。

寒い冬を優しくつつみこみ、癒やしを与えるメロディーが響きます。

豊かな自然を眺めながら、冬に聴いてほしい曲です。

メリー・リトル・クリスマスヒュー・マーティン/ラルフ・ブレーン

Have Yourself A Merry Little Christmas – Michael Buble 和訳 クリスマスソング マイケル・ブーブレ
メリー・リトル・クリスマスヒュー・マーティン/ラルフ・ブレーン

1944年の映画『若草の頃』で、主演のジュディ・ガーランドさんが歌った挿入歌。

さまざまなアーティストにもカバーされ、世界中で愛されているクリスマス・ソングです。

少しばかり切なくなってしまう歌詞ですが「あなたに小さくてもステキなクリスマスを」と祈る気持ちが、寒い季節を温かく灯してくれますよ。

クリスマス・ソングメル・トーメ/ボブ・ウェルズ

「ベルベットの霧」との愛称を持つアメリカの天才ジャズ歌手、メル・トーメさんが作曲した、とてもロマンチックなクリスマス・ソングです。

栗の実をあぶる暖炉の火、鼻がツンとなるような冬の風……聴くだけで「ああ、冬だな」と感じますが、実は真夏に作られた曲なのだとか。

暑いなー、涼しいこと考えようってノリで始まり、35分ほどで完成したそうです。

さすが天才と言われるだけありますね。

シルバー・ベルレイ・エヴァンス/ジェイ・リビングストン

Silver Bells | シルバーベル | クリスマスソング | ピンクフォン英語童謡
シルバー・ベルレイ・エヴァンス/ジェイ・リビングストン

1951年のコメディ映画「レモン・ドロップ・キッド」の挿入歌です。

キラキラしたクリスマスのオーナメント、子供たちの笑い声、家族の元へと家路を急ぐ人たち。

どこからか聴こえてくる鈴の音に、いよいよクリスマスが近づいているのを感じます。

冷たい冬の空気の中に、わくわくする人々の心がほっこりと温かい名曲です。

トロイカロシア民謡

タイトルの『トロイカ』という聞きなれない言葉はロシアの三頭立ての馬車のことです。

曲のはじめから続く陽気な鈴の音色、リズミカルなテンポはロシアの冬と若者の明るいようすを感じさせます。

美しいメロディも心地のいい曲ですが、原曲のロシア民謡は、金持ちに恋人をうばわれた馬を走らせる仕事をする若者を歌う悲しいものだったようです。

雪まつり作詞・作曲:みなみらんぼう

春を待ち遠しく思いながら、楽しく雪遊びをする子供たちの様子を歌った『雪祭り』。

フォークシンガーのみなみらんぼうさんが手がけたこの曲は、1984年にNHKの『みんなのうた』で公開されました。

雪で遊んで、冬の温かくておいしい食べ物を食べてと楽しく過ごすも、やはり暖かい春が待ち遠しい子供たち。

真っ白な雪うさぎや郵便屋さんに「春はいつくるの」と問いかける様子に、子供たちの素直な思いが感じられますね。

まるで歌謡曲のようなかっこいいメロディーにも注目です!

雪のおどり作詞: 油井圭三

「たくさん雪よ降ってくれ〜!」という思いが歌われた『雪のおどり』。

チェコ民謡の『Týnom Tánom』がもとになっていると、言われています。

不思議ながらもその独特なリズム感やメロディーに、どんどんひかれていまいますね。

雪が降ってくる様子を見て、まるで雪がダンスをしているようだと表現している歌詞と相まって、全体的におしゃれな印象も与えます。

子供たちの大好きな雪がたくさん見られることを願って、この曲を歌ってみてはいかがでしょうか。