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12月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌

12月といえばクリスマスに大みそかやお正月の準備と、ワクワク、そわそわする季節ですよね。

特に子供の頃は、クリスマスはもちろん、冬休みや雪が降ったときの雪遊び、と楽しみがいっぱいだったと思います。

この記事では、そんなステキな12月にぴったりの童謡や、みんなで楽しめる遊び歌、昔から人気のわらべうたを紹介!

子供向けの楽曲がほとんどですが、大人の方が聴いても胸に響く、感動の名曲もありますよ。

外の冷たい空気を感じながら、またお部屋でぬくぬくしながら聴いてみてくださいね。

12月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌(41〜50)

小さな木の実作詞:海野洋司/作曲:ビゼー

小さな木の実 byひまわり🌻×3 合唱(♬小さな手のひらにひとつ〜)歌詞付き|童謡|Small nuts|
小さな木の実作詞:海野洋司/作曲:ビゼー

秋や冬に道端にたくさん落ちている木の実を拾う子供と、その父親との思い出を歌った『小さな木の実』です。

1971年にNHKの『みんなのうた』で初めて公開され、ペギー葉山さんや椎名林檎さんにカバーもされています。

この曲は、1866年に作曲家のジョルジュ・ビゼーが作曲したオペラ『美しきパースの娘』の中で歌われるアリア『セレナード』がもとになっています。

以前お父さんと一緒に拾った木の実を手にした主人公は、お父さんに言われたある言葉を思い出します。

今はもう1人で木の実を拾うことになってしまった主人公の、寂しいけれど頑張って生きようとする姿を感じられる1曲です。

12月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌(51〜60)

白い道作詞:海野洋司/作曲:ヴィヴァルディ

お母さんと歩いた雪が積もった真っ白な道を思い出し、懐かしく感じる様子が描かれた『白い道』。

ヴィヴァルディが作曲した『ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調より「冬」第2楽章』のメロディーに、日本語の歌詞がつけました。

冬だけでなく春や秋の様子も思い出しながら、今は1人で歩いている主人公。

どんなときでも前を向いて歩いていたお母さんのように、自分も頑張ろうという勇気をもらえる1曲でもあります。

あなたにとっての雪と家族の思い出を思い出しながら、聴いてみてくださいね。

粉雪こんこ作詞:飯島敏子/作曲:平尾貴四男

こなゆきこんこ  飯島敏子作詞・平尾貴四男作曲 Powder snow
粉雪こんこ作詞:飯島敏子/作曲:平尾貴四男

透明に舞いおどる粉雪を歓迎する『粉雪こんこ』は、飯島敏子さんが作詞し、平尾貴四男さんが鮮やかに描き出したメロディーを作曲した子供向けの童謡です。

わかりやすく覚えやすい歌詞が展開するこの曲は、冬の風景を子供の目線から描いています。

「来い来い」という意味を持つ「こんこ」という言葉が何度も歌われることから、雪を待ちわびている姿がイメージできるでしょう。

はかなく散る粉雪の様子を表現したような美しいメロディーからも、冬の情景が思い浮かぶ曲です。

サンタクロースはどこの人?作詞:高田ひろお/作曲:菊池俊輔

プレゼントを持って家にやってくるサンタさんって、どんな人でどこからやってくるんだろう?

子供の頃に誰もが考えたことがあるのではないでしょうか。

そんな子供の素直な疑問から、さまざまな想像をふくらませていくクリスマスソング『サンタクロースはどこのひと』。

1971年に発表されたこの曲は、アニメ『ドラえもん』のエンディングテーマに起用されています。

歌っているのは当時のドラえもんの声をつとめていた、声優の大山のぶ代さんです。

曲を聴けば、子供たちのサンタさんへの想像もどんどんかきたてられますよ!

あらののはてに賛美歌106番

12月というクリスマスシーズンにはこの曲のように伝統的なものもオススメです。

こちらはクリスマス・キャロルのひとつで、日本の教会でのクリスマスのミサで親しまれている曲です。

特徴はみんなが声をそろえて同じメロディを歌う部分での「グロリア・イン・エクチェルシス・デオ」です。

ラテン語です!

「いと高き処に神に栄光あれ」という意味だそうです。

じっくりと聴きたい1曲です。

神の御子は賛美歌111番

賛美歌111番「神の御子は今宵しも」
神の御子は賛美歌111番

クリスマスのシーズンにぴったりの曲が、この『賛美歌111番』です。

クリスチャン系の学校の人は、歌っていたと思います。

作曲は、イングランド人のジョン・フランシス・ウェードさんとされていますが、本当のところはハッキリとは解っていないとか……、それさえも神秘的に思えますね。

歌の内容は、神の子の誕生を喜び祝う純真無垢なもの。

こんな曲をラテン語で歌えればかっこいいです、美声の持ち主はチャレンジをぜひ!

ちなみに、讃美歌284番と歌詞は違いますが、同じメロディだとか。

天にはさかえ賛美歌98番

『Hark! the Herald Angels Sing』というタイトルでも知られる、イギリスのクリスマスキャロル『天にはさかえ』。

メロディーには、1840年にドイツの作曲家メンデルスゾーンが発表したカンタータ『祝典歌』の第2曲が使われています。

イギリスの四大賛美歌ともいわれるこの曲は、キリストの誕生を祝い、これからの栄光を願う思いが歌われています。

よく耳にするクリスマスソングも良いですが、昔から伝わる賛美歌を聴いて、描かれているストーリーに思いをはせるのもオススメです!