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12月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌

12月といえばクリスマスに大みそかやお正月の準備と、ワクワク、そわそわする季節ですよね。

特に子供の頃は、クリスマスはもちろん、冬休みや雪が降ったときの雪遊び、と楽しみがいっぱいだったと思います。

この記事では、そんなステキな12月にぴったりの童謡や、みんなで楽しめる遊び歌、昔から人気のわらべうたを紹介!

子供向けの楽曲がほとんどですが、大人の方が聴いても胸に響く、感動の名曲もありますよ。

外の冷たい空気を感じながら、またお部屋でぬくぬくしながら聴いてみてくださいね。

12月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌(21〜30)

とんできたサンタ・クロース

とんできたサンタ・クロース (藤本房子ver)
とんできたサンタ・クロース

ちょっとやらかしてしまったサンタさんが登場する『とんできたサンタクロース』。

クリスマスより前にあわててやってきたサンタさんもいましたが、この曲のサンタさんは逆にクリスマスに寝過ごしてしまったようです!

1958年にスペイン語でタイトルがつけられた『Donde Esta Santa Claus』がもとになっており、これをそのまま読んだ「ドンデ・エスタ・サンタクロース」が『とんできたサンタクロース』と聞こえることから、このタイトルが付けられました。

なかなかこないサンタさんに「おーい」と呼ぶ子供たちの声で目覚めたサンタさん。

そうして急いで子供たちのもとへ向かって飛んでくるサンタさんの様子を歌っています。

ジングルベル作曲:ジェームズ・ロード・ピアポント

ジングルベル クリスマスソング サンタクロース 童謡(どうよう)こどものうた 日本の歌(にほんのうた) みんなのうた ♬ジングルベル ジングルベル すずがなる めろでぃー・らいん♪
ジングルベル作曲:ジェームズ・ロード・ピアポント

1857年に牧師のジェームズ・ロード・ピアポントさんが感謝祭で歌うために作詞作曲しました。

若者たちがそりで競争する様子を描いた曲ですね。

当初のタイトルは「1頭立てのソリ」を意味する「One Horse Open Sleigh」でしたが、好評を得てクリスマスにも歌われ、やがて『ジングルベル』の題で呼ばれるようになりました。

日本語の訳詞にはポピュラーなものだけで6~7種類が存在します。

12月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌(31〜40)

雪の小ぼうず作詞:村山寿子

⛄️雪の小ぼうず ⛄️【🎵Little Snowflake Boys🎵】
雪の小ぼうず作詞:村山寿子

童謡『いとまきのうた』のメロディーと同じメロディーで歌われる『雪のこぼうず』。

空から降ってきた雪が屋根や池、草の上に落ちてすぐに溶けてしまう様子を歌っています。

メロディーの軽快さとは裏腹な、ちょっぴり切ないストーリーですね。

『いとまきのうた』とも同じこのメロディーは、もともと『靴屋のポルカ』というデンマーク民謡で、世界ではほかにもいろんな歌詞にこのメロディーが使われています。

雪が降る様子を眺めながら、この曲で描かれる雪のはかなさに思いをはせるのもいいですね。

ママがサンタにキッスした作曲:トミー・コーナー

原題は『I Saw Mommy Kissing Santa Claus』。

クリスマスに、お母さんとサンタさんがキスしている場面を見るというクリスマスソングです。

サンタさんの正体を知っている年齢の子なら「お父さんだからね!」とピンとくると思いますが、サンタさんを信じている年齢の子にはちょっとびっくりかもしれませんね(笑)。

この曲の子はお父さんと知っているので、幸せムードがただよってきますよね。

家族で聴きたい、ちょっと変わっているけどステキなクリスマスソングです。

雪まつり作詞・作曲:みなみらんぼう

春を待ち遠しく思いながら、楽しく雪遊びをする子供たちの様子を歌った『雪祭り』。

フォークシンガーのみなみらんぼうさんが手がけたこの曲は、1984年にNHKの『みんなのうた』で公開されました。

雪で遊んで、冬の温かくておいしい食べ物を食べてと楽しく過ごすも、やはり暖かい春が待ち遠しい子供たち。

真っ白な雪うさぎや郵便屋さんに「春はいつくるの」と問いかける様子に、子供たちの素直な思いが感じられますね。

まるで歌謡曲のようなかっこいいメロディーにも注目です!

小さな木の実作詞:海野洋司/作曲:ビゼー

小さな木の実 byひまわり🌻×3 合唱(♬小さな手のひらにひとつ〜)歌詞付き|童謡|Small nuts|
小さな木の実作詞:海野洋司/作曲:ビゼー

秋や冬に道端にたくさん落ちている木の実を拾う子供と、その父親との思い出を歌った『小さな木の実』です。

1971年にNHKの『みんなのうた』で初めて公開され、ペギー葉山さんや椎名林檎さんにカバーもされています。

この曲は、1866年に作曲家のジョルジュ・ビゼーが作曲したオペラ『美しきパースの娘』の中で歌われるアリア『セレナード』がもとになっています。

以前お父さんと一緒に拾った木の実を手にした主人公は、お父さんに言われたある言葉を思い出します。

今はもう1人で木の実を拾うことになってしまった主人公の、寂しいけれど頑張って生きようとする姿を感じられる1曲です。

First Noel(まきびと羊を)賛美歌103番

First Noel【まきびとひつじを】(歌付き英語童謡)
First Noel(まきびと羊を)賛美歌103番

『The First Noel』というタイトルで、16世紀頃からイギリスで歌われてきたクリスマスキャロル『まきびと羊を』。

小気味良い軽快なメロディーで、世界中でも親しまれている1曲です。

この曲の歌詞は、新約聖書の一つ『ルカの福音書』の第2章で描かれているシーンを描いています。

英語のタイトルにある「Noel」は「誕生」を意味する言葉であり、キリストが生まれたことに対して「おめでとう」という思いがこの曲で歌われています。