12月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌
12月といえばクリスマスに大みそかやお正月の準備と、ワクワク、そわそわする季節ですよね。
特に子供の頃は、クリスマスはもちろん、冬休みや雪が降ったときの雪遊び、と楽しみがいっぱいだったと思います。
この記事では、そんなステキな12月にぴったりの童謡や、みんなで楽しめる遊び歌、昔から人気のわらべうたを紹介!
子供向けの楽曲がほとんどですが、大人の方が聴いても胸に響く、感動の名曲もありますよ。
外の冷たい空気を感じながら、またお部屋でぬくぬくしながら聴いてみてくださいね。
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12月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌(51〜60)
もちっこやいてわらべうた

お正月に欠かせないおもちを、12月に用意する。
昔ながらの日本の原風景ですが、「お正月=おもち」の関係は時代が進むにつれて、やや薄れてきたようにも感じますね。
おもちといえばこの曲『もちっこやいて』です。
「おもちをやいて、おしょうゆを付けて食べましょうね、きっとおいしいよ」という歌詞は、過ぎゆく月日の速さを思いながら、せっせと用意をする景色を思い浮かべるもの。
きな粉やあんこに変えて、みんなで歌うのも楽しいですよ。
ひいらぎかざろう(Deck the hall with boughs of holly)ウェールズ民謡

赤い実がついた、クリスマスの飾りによく使われるヒイラギが登場する『ひいらぎかざろう』。
ウェールズ民謡のキャロル『Nos Galan』がもとになっている賛美歌で、ヒイラギを飾って楽しいクリスマスを過ごす様子が描かれています。
歌詞の合間で繰り返されるスキャットのような部分は、マドリガルやバレッタといった西洋の国でよく使われるはやし言葉で、もともとはハープで演奏される予定だったそうです。
クリスマスパーティーの準備をしながら、またパーティー本番でみんなで楽しく歌える1曲ですよ!
リトル・ドラマー・ボーイキャサリン・ケニコット・デーヴィス

小さな男の子が、イエスキリストの誕生を祝ってドラムをたたく様子が歌われた『リトル・ドラマー・ボーイ』。
1941年にアメリカの作曲家、キャサリン・ケニコット・デーヴィスさんが発表したクリスマスソングです。
歌詞の中に登場する何かをたたいているような音は、男の子がたたくドラムの音を表しています。
男の子は貧しく、イエスの誕生をお祝いしたくてもプレゼントを持っていませんでした。
そこでマリア様の了承をえて、お祝いの意味をこめてドラムをたたくというのが、この曲のストーリーです。
蛍の光スコットランド民謡

卒業式やお店の閉店時間を告げる曲としておなじみの『蛍の光』。
12月に流れる『蛍の光』と言えば、NHKの紅白歌合戦ですよね!
毎年その年に活躍したさまざまなアーティスとともに大みそかを音楽で盛り上げ、最後の締めくくりとしてこの曲を出演者全員で歌います。
1年の思い出を振り返りながら、聴いてみてくださいね。
12月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌(61〜70)
ペチカ作詞:北原白秋/作曲:山田耕筰

「ペチカ」は、ロシアの暖炉・オーブンのこと。
この曲では、ペチカを囲んで楽しくお話ししている姿が描かれています。
雪が降ると外になかなか出られませんが、この曲ではそんな時間も楽しく過ごそうという雰囲気があり、とてもステキに感じられます。
1924年に『満州唱歌集』に収録された曲で、音楽の曲にも収録されたことがあります。
日本で暖炉は一般的ではありませんが、コタツに入ってぬくぬくするのを想像すると幸せな気分になりませんか?
かぜさんだって作詞:芝山かおる/作曲:中田喜直

冬にはさむーい風がしばしばふきます。
そんな風を身近に感じるのがこの曲で、ビュービューとふいて「いやだなぁ」と思っていたはずの風に、違う感情が芽生えるかもしれません。
窓をならしたり、ピューピューという音が聞こえたり、本のページを変えたり……。
それらは風さんが手、口、目を使って私たちのように生きているからかもしれない?、というかわいい曲です。
もみの木ドイツ民謡

ドイツ発祥のクリスマス・キャロルの一つ。
この曲は世界中で歌われており、日本でもクリスマスソングとして親しまれています。
タイトルにもなっている「もみの木」は、クリスマスツリーに使われている木なんですよね。
イエスが生まれる前からクリスマスのルーツとなるお祭りがあった北欧では、寒くても葉をつけるもみの木のような常緑樹は特別な存在として見られ、それがクリスマスツリーにもみの木が使われはじめた理由ではないかと言われています。
この曲を聴きながら、クリスマスツリーを飾ってみてはいかがでしょう?