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【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品

ピアノを学んだ経験のない方や、ピアノを練習し始めたばかりの方にとって、かっこいい曲調のクラシック音楽はハードルが高く感じられるかもしれません。

もちろん、実際に高度なテクニックを要する曲もありますが、なかには、比較的易しいレベルで、発表会曲としてもオススメの作品が多くあるんです!

今回は、そのなかでも特に洗練された作品を厳選してご紹介します。

演奏のポイントも解説していますので、ピアノ発表会を控えている方は、選曲の参考にしていただければ幸いです。

【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品(71〜80)

エリーゼのためにLudwig van Beethoven

エリーゼのために (ベートーヴェン) 横内愛弓
エリーゼのためにLudwig van Beethoven

ピアノを習い始めた方の多くが憧れる名曲『エリーゼのために』。

日本人にとって、クラシック作品の中で曲名を答えられる確率が最も高い作品ともいわれています。

切なく美しいメロディは非常に覚えやすく、全体のテンポもゆったりしているため、初心者の方でも取り組みやすい作品です。

テーマが再び戻ってくる前の中間部の盛り上がる部分では、細かい指の動きが求められますが、最適な指使いを選んで丁寧に練習すればクリアできるはず!

穏やかな部分と激しさをともなう部分の変化にも注目しながら、表情豊かに演奏しましょう。

ジプシーダンス (ジプシーの踊り)Heinrich Lichner

ジプシーダンス (ジプシーの踊り)リヒナー《ピアノ発表会におすすめの曲》Gypsy Dance, Lichner / クラシック / Piano / CANACANA
ジプシーダンス (ジプシーの踊り)Heinrich Lichner

ニ短調で書かれた情熱的な本作は、ロマの音楽から影響を受けた小品として広く親しまれています。

右手で奏でる16分音符の連続と、エキゾチックな雰囲気を醸し出す軽快なリズムが特徴的です。

85小節目からは「心を込めて、音を十分長く」との指示があり、表情が豊かな演奏が求められます。

活気があふれる冒頭から、中間部での表現の切り替え、そして華やかなフィナーレまで、聴衆を魅了する展開が印象的です。

本作は、音楽的な表現力を伸ばしたい方や、発表会で個性的な演奏を披露したい方におすすめの1曲です。

特に、リズミカルな曲調と親しみやすいメロディーは、小学3年生の生徒さんの実力を引き出すのにぴったりでしょう。

ラッパ手のセレナードFritz Spindler

ラッパ手のセレナード(スピンドラー)Trompeterstäntchen (Spindler)
ラッパ手のセレナードFritz Spindler

活き活きと響き渡るトランペットの音色が魅力的な楽曲です。

3拍子のセレナードでありながら、快活で軽やかな雰囲気に満ちています。

同音連打と軽快なリズムが織りなすメロディーは、明るく華やかな雰囲気を醸し出しており、聴く人の心を躍らせます。

演奏には指の独立性とリズム感が求められますが、技巧的な難しさを感じさせない親しみやすさがあります。

美しく響くスタッカートと、トランペットの音色を彷彿とさせる旋律は、発表会のレパートリーとして素晴らしい魅力を持っています。

優雅なセレナードの世界を表現したい方や、生き生きとした演奏で聴衆を魅了したい方におすすめの作品です。

【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品(81〜90)

ソナチネ Op.13-1 第1楽章Dmitri Kabalevsky

【ピアノ発表会おすすめ】ソナチネOp.13-1 第1楽章 ♫ カバレフスキー / Sonatine op.13-1 mov.1, Kabalevsky
ソナチネ Op.13-1 第1楽章Dmitri Kabalevsky

多くの優れた子供向けピアノ作品を作曲したことで知られる、ロシアの作曲家兼ピアニスト、ドミトリー・カバレフスキーさん。

なかでも『ソナチネ Op.13-1』は発表会などで演奏される機会の多い作品で、コロコロと表情を変える楽しげな曲調が、多くの子供たちの心をつかんでいます。

華やかな和音から始まる第1楽章は、変化に富んだインパクトの強い楽曲です。

歯切れのよい冒頭と、なんともいえない緩い雰囲気の中間部、再び快活さを取り戻す再現部を弾き分け、メリハリのある演奏に仕上げましょう。

パッサカリア チェンバロ組曲第7番 (HWV 432)Georg Friedrich Händel

パッサカリア – ヘンデル 楽譜( ピアノ) (Passacaglia – Handel/Halvorsen)【Reimagined Music】
パッサカリア チェンバロ組曲第7番 (HWV 432)Georg Friedrich Händel

バロック音楽の魅力が凝縮された楽曲です。

4小節の主題を基に15の変奏が展開され、リズムや旋律、和声が巧みに変化していきます。

荘厳な雰囲気の中にも、豊かな音楽性が感じられ、聴く人の心を捉えて離しません。

鍵盤楽器の練習曲としても人気が高く、ピアノを学び始めた方にもおすすめです。

シンプルな主題から複雑な音楽が生み出される過程を味わいながら、バロック音楽の奥深さを体感できるでしょう。

ヘンデルの音楽の普遍的な魅力を感じられる一曲です。

クシコスポストHermann Necke

『ネッケ:クシコスポスト』(H.Necke, Csikos Post)(ピアノ楽譜)
クシコスポストHermann Necke

軽快なリズムと躍動感のあるメロディが印象的な珠玉の1曲です。

馬車が草原を駆け抜ける様子や、馬のひづめの音をイメージしながら、左手の速いパッセージと右手の跳躍的なメロディで表現された作品となっています。

ポップな雰囲気ながらも、中間部では優雅で落ち着いた旋律も織り交ぜられ、聴き手を魅了します。

日本では運動会のBGMとして定着し、幅広い世代に親しまれており、1990年代のゲームソフト『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』でも採用されました。

華やかで聴き映えのする本作は、手の小さな方でも演奏しやすいアレンジが施されており、ピアノ発表会を盛り上げたい方にぴったりの曲です。

幸せな魔女Jane Bastien

バスティン:幸せな魔女  pf. 中田 雄一朗:Yuichiro Nakada
幸せな魔女Jane Bastien

発表会の定番曲とは一線を画す怪しげな雰囲気に引き込まれる、ウィリアム・バスティンさん作曲の『幸せな魔女』。

音数が少なくピアノを始めたばかりのお子さんでも取り組みやすい作品ですが、スタッカートの歯切れのよさや間の取り方など、雰囲気を作り出すうえで重要なポイントが多く含まれています。

絵本やアニメ、映画で魔女や魔法使いが怪しげな動きをする場面などをイメージしながら、劇の一部分のような感覚で音楽を作れるとよいでしょう。