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【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品

ピアノを学んだ経験のない方や、ピアノを練習し始めたばかりの方にとって、かっこいい曲調のクラシック音楽はハードルが高く感じられるかもしれません。

もちろん、実際に高度なテクニックを要する曲もありますが、なかには、比較的易しいレベルで、発表会曲としてもオススメの作品が多くあるんです!

今回は、そのなかでも特に洗練された作品を厳選してご紹介します。

演奏のポイントも解説していますので、ピアノ発表会を控えている方は、選曲の参考にしていただければ幸いです。

【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品(11〜20)

カスタネットWilliam Gillock

【ピアノ発表会おすすめ】カスタネット ♫ ギロック / Castanets, Gillock
カスタネットWilliam Gillock

かっこよさを重視したい方は、こちらの『カスタネット』がオススメです。

ウィリアム・ギロックによる作品で、オリエンタルスケールというアラブ周辺で使用されることの多い音階を用いており、全体を通してエキゾチックでかっこいい雰囲気に仕上げられています。

難易度としては初心者でも取り組めるレベルですが、力強くパッセージしなければならないため、手首の可動や持久力に問題を抱えている方は演奏しづらいかもしれませんね。

ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第2番「アラベスク」Johann Burgmüller

2.アラベスク / ブルグミュラー25の練習曲 – Burgmüller:25 Etudes, No.2 Arabesque – クラシックピアノ-Classical Piano-CANACANA
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第2番「アラベスク」Johann Burgmüller

ドイツ生まれでその生涯のほとんどをフランスはパリで過ごした作曲家兼ピアニスト、ヨハン・ブルグミュラーといえば「25の練習曲」がピアノの教則本として採用されたこともあって日本でも知名度が高いですよね。

中でも第2曲『アラベスク』は有名で、両手でピアノを弾けるようになってしばらく経つというくらいの初級レベルの方にぜひ挑戦してもらいたい楽曲なのですね。

どこか行進曲のようなリズムを持った左手の和音と滑らかな右手のフレーズ、中盤には左手の細かい運指も登場することもあって最初は難しく感じられるかもしれませんが、強弱をつけながらドラマチックに弾ければ、あなたのピアニストとしてのレベルも確実に上がるはず!

子供のためのアルバム Op.68 第8曲「勇敢な騎士」Robert Schumann

【ピアノ発表会おすすめ】乱暴な騎士(勇敢な騎手)♫ シューマン / Wilder Reiter Op.68-8, Schumann
子供のためのアルバム Op.68 第8曲「勇敢な騎士」Robert Schumann

ドイツのロマン派を代表する作曲家、ロベルト・シューマンのピアノ曲、何だか難しそう……と思われる方も多いかもしれませんが、発表会でもおすすめできる作品はちゃんと存在します。

『乱暴な騎士』という邦題でも知られるこちらの『勇敢な騎士』は、短いながらも三部形式の楽曲構成で中間部の転調など練られた楽曲展開のドラマ性やロマン派らしい旋律を味わえる名曲で、技術的にもそこまで難しいものではないため、挑戦しやすい作品と言えましょう。

8分の6拍子というリズムと連続する3連符に注意しつつ、乱暴になりすぎない程度に力強く演奏してみてくださいね。

子供のアルバム 第1集 「少年時代の画集」 第5曲「エチュード」Aram Khachaturian

C級 ハチャトゥリアン:エチュード(2022ピティナコンペ課題曲)pf.小塩 真愛:Koshio, Mai
子供のアルバム 第1集 「少年時代の画集」 第5曲「エチュード」Aram Khachaturian

『剣の舞』でおなじみのアラム・ハチャトゥリアンの小品集『子供のアルバム 第1集「少年時代の画集」』に収録されている楽曲です。

ロシアの作曲家ハチャトゥリアンは、1903年6月にティフリスで生まれ、モスクワ音楽院で学びました。

本作は、子供向けのピアノ曲集で、初級から中級レベルのピアニストに適しています。

短い作品のなかに、快活な少年のイメージが描かれており、8分音符のスタッカートの連続や、特徴的なリズムがふんだんに盛り込まれています。

おしゃれで聴き映え抜群の本作を、発表会の舞台で堂々と演奏してみませんか?

ソナチネ10番 op 36-4 第1楽章Muzio Clementi

【ソナチネアルバム10番 /クレメンティOp.36-4】Clementi 第1楽章
ソナチネ10番 op 36-4 第1楽章Muzio Clementi

コン・スピリト(活き活きと)の指示で始まるこの曲は、軽快で明るい曲調が特徴です。

ヘ長調の3拍子で、リズミカルな構成となっており、約2分30秒の演奏時間でソナチネ形式の中でも親しみやすい作品です。

提示部では、同音連打の低音が特徴的な第1主題と、スタッカート主体で対話的な要素を持つ軽快な第2主題が対比されています。

展開部では、これらの主題が転回や反復などの技法を用いて多彩に展開され、再現部では提示部の主題が多少の変化を伴いながら再現されます。

ピアノ学習者にとっては技術向上だけでなく、音楽的表現力を養う上でも非常に価値のある作品といえるでしょう。

子供のアルバム 第2集「少年時代の響き」 2人のおかしなおばさんが、けんかをしましたAram Khachaturian

ハチャトゥリャン こどものアルバム第2集“少年時代の響き”6. 2人のおかしなおばさんが、けんかをしました。
子供のアルバム 第2集「少年時代の響き」 2人のおかしなおばさんが、けんかをしましたAram Khachaturian

物語の始まりのようなタイトル『2人のおかしなおばさんが、けんかをしました』からしてインパクト大!

『剣の舞』でおなじみのソ連を代表する作曲家アラム・ハチャトゥリャンの小品集『子供のアルバム 第2集「少年時代の響き」』に収録されている楽曲です。

2分弱のなかに、感情のぶつかり合いや怒りの爆発、諦めなど、さまざまなシーンを連想させるフレーズが含まれています。

変化を最大限に表現できるよう、スタッカートの弾き方やテンポの動かし方、ペダルの使い方などを工夫しましょう。

【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品(21〜30)

ソナチネ イ短調 Op.27-18Dmitri Kabalevsky

Con Brio Exam (CBE) Grade 3 Kabalevsky Op.27 No.18 Sonatina Sheet Music
ソナチネ イ短調 Op.27-18Dmitri Kabalevsky

力強い主題から抒情的な中間部まで、約1分という短い時間の中に、音楽の醍醐味が凝縮された小品です。

ドミトリ・カバレフスキーが1938年に作曲した本作は、重厚なイ短調の響きから始まり、情感が豊かな旋律が次々と展開されていきます。

明快なリズムと調性感が特徴的で、決して派手な技巧を必要としない作りながら、聴く人の心を強く揺さぶります。

演奏する上でのポイントは、冒頭のリズミカルな主題をしっかりと打ち出すこと。

中間部では、より柔らかな表現力が求められます。

音楽を通じて物語を語るような表現力を磨きたい方や、短い曲でインパクトのある演奏をしたい方にぴったりの1曲です。