RAG MusicPiano
ピアノをもっと楽しむWebマガジン

【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品

ピアノを学んだ経験のない方や、ピアノを練習し始めたばかりの方にとって、かっこいい曲調のクラシック音楽はハードルが高く感じられるかもしれません。

もちろん、実際に高度なテクニックを要する曲もありますが、なかには、比較的易しいレベルで、発表会曲としてもオススメの作品が多くあるんです!

今回は、そのなかでも特に洗練された作品を厳選してご紹介します。

演奏のポイントも解説していますので、ピアノ発表会を控えている方は、選曲の参考にしていただければ幸いです。

【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品(11〜20)

ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第9番「狩り」Johann Burgmüller

9.狩り/ブルグミュラー25の練習曲-Burgmüller:25 No.9 La Chasse -クラシックピアノ-Classical Piano-CANACANA
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第9番「狩り」Johann Burgmüller

19世紀にヨーロッパで活躍した作曲家の練習曲をご紹介します。

狩猟をテーマにした曲で、狩猟ホルンの音色を模倣した和音が特徴的ですね。

快活な主部と短調のエピソード部の対比が印象的で、演奏者の表現力が試されます。

テンポは速く元気よく、左手のメロディーを力強く、右手の伴奏を軽やかに弾くのがポイントです。

ペダルの使い方にも注意が必要ですよ。

ピアノを始めたばかりの方や、発表会で演奏したい方におすすめの1曲です。

19世紀の狩猟の雰囲気を感じながら、楽しく練習してみてはいかがでしょうか。

「子供のための音楽」Op.65 第9曲「鬼ごっこ」Sergei Prokofiev

ロシアが生んだ20世紀の巨匠、セルゲイ・プロコフィエフさんの作品です。

1935年から1936年にかけて作曲された『子供のための音楽』Op.65は、12のピアノ小品からなる組曲。

そのなかの1曲である本作は、鬼ごっこをする子供たちの様子を軽快なリズムで表現しています。

彼らしい奇抜なメロディと遊び心あふれる旋律が特徴的で、子供たちに人気の1曲となっています。

シンプルで親しみやすい旋律ながら、プロコフィエフさんの作曲技術の粋を集めた作品です。

演奏効果の高い作品なので、発表会の選曲としてもオススメですよ。

ラッパ手のセレナードFritz Spindler

ラッパ手のセレナード スピンドラー
ラッパ手のセレナードFritz Spindler

ハ長調で始まり、途中でヘ長調に転調する構成のこの楽曲は、活発なテンポと軽快なリズムが特徴的です。

スタッカートが多用され、同音連打の技術が求められるため、トランペットの明るい音色をピアノで表現しているかのようです。

夜に愛の歌を奏でるトランペット奏者の情景が浮かぶ曲調で、聴く人の心を魅了します。

ピアノを学び始めた方や、発表会で演奏したい方におすすめの1曲です。

同音連打の練習を重ねることで、指の動きを強化できるでしょう。

明るく軽快なメロディーは、聴衆に親しみやすさを感じさせ、演奏する喜びを味わえる作品となっています。

カスタネットWilliam Gillock

【ピアノ発表会おすすめ】カスタネット ♫ ギロック / Castanets, Gillock
カスタネットWilliam Gillock

かっこよさを重視したい方は、こちらの『カスタネット』がオススメです。

ウィリアム・ギロックによる作品で、オリエンタルスケールというアラブ周辺で使用されることの多い音階を用いており、全体を通してエキゾチックでかっこいい雰囲気に仕上げられています。

難易度としては初心者でも取り組めるレベルですが、力強くパッセージしなければならないため、手首の可動や持久力に問題を抱えている方は演奏しづらいかもしれませんね。

子供の領分 第6曲「ゴリウォーグのケークウォーク」Claude Debussy

ゴリウォーグのケークウォーク – 子供の領分(ドビュッシー)Debussy – Golliwogg’s Cakewalk – Children’s Corner – pianomaedaful
子供の領分 第6曲「ゴリウォーグのケークウォーク」Claude Debussy

作曲当時アメリカで流行していたダンスのリズム「ケークウォーク」の上に、軽快なリズムのメロディーが重なった、ワクワク感に満ちた一曲。

『子供の領分』の第6曲「ゴリウォーグのケークウォーク」は、発表会曲としてもたびたび取り上げられる人気作品です。

ゴリウォーグは、当時人気だった人形の名前で、クロード・ドビュッシーの娘のお気に入りだったのだそうです。

強弱の変化やアクセントが特徴的でおもしろい曲なので、楽譜に書かれた指示を細かく見つつ、弾むリズムを大切にしながら演奏できるとよいですね。