【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品
ピアノを学んだ経験のない方や、ピアノを練習し始めたばかりの方にとって、かっこいい曲調のクラシック音楽はハードルが高く感じられるかもしれません。
もちろん、実際に高度なテクニックを要する曲もありますが、なかには、比較的易しいレベルで、発表会曲としてもオススメの作品が多くあるんです!
今回は、そのなかでも特に洗練された作品を厳選してご紹介します。
演奏のポイントも解説していますので、ピアノ発表会を控えている方は、選曲の参考にしていただければ幸いです。
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もくじ
- 【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品
- こどものためのアルバム1 “少年時代の画集”「木馬」Aram Khachaturian
- ソナチネ 7番 op.36-1 第一楽章Muzio Clementi
- ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第25番 貴婦人の乗馬Johann Burgmüller
- ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第9番「狩り」Johann Burgmüller
- ラッパ手のセレナードFritz Spindler
- チャルダッシュ・ラプソディWilliam Scher
- 「子供のための音楽」Op.65 第4曲「タランテラ」Sergei Prokofiev
- 花の歌Gustav Lange
- ソナチネ10番 op 36-4 第1楽章Muzio Clementi
- ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」第1楽章Ludwig van Beethoven
- ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第20番タランテラJohann Burgmüller
- フランス組曲 第2番 BWV 813 ジーグJ.S.Bach
- ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第14番 スティリエンヌJohann Burgmüller
- フランス組曲 第2番 BWV 813 メヌエットⅠJ.S.Bach
- 「子供のための音楽」Op.65 第9曲「鬼ごっこ」Sergei Prokofiev
- 騎士Dmitri Kabalevsky
- カスタネットWilliam Gillock
- ボーイズ・メリーゴーランドNiels Wilhelm Gade
- ウィンナー・マーチCarl Czerny
- 子供の領分 第6曲「ゴリウォーグのケークウォーク」Claude Debussy
- 子供のためのアルバム Op.68 第8曲「勇敢な騎士」Robert Schumann
- インディアンの踊りWilliam Gillock
- かいぞくRoger Grove
- スクランブル交差点橋本晃一
- 子供のアルバム 第1集 「少年時代の画集」 第5曲「エチュード」Aram Khachaturian
- 勇敢な兵士Cornelius Gurlitt
- ミステリーを追え樹原涼子
- 豚飼いの踊りBartók Béla
- 子供のアルバム 第2集「少年時代の響き」 2人のおかしなおばさんが、けんかをしましたAram Khachaturian
- 勇敢な騎手 「子供のためのアルバム」よりRobert Schumann
- ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第2番「アラベスク」Johann Burgmüller
- 『蝶々』作品2 第10曲「仮面を脱ぐ」Robert Schumann
- こどもの情景 Op.15 第5曲 重大な出来事Robert Schumann
- 『蝶々』作品2 第6曲「ヴルトの踊り」Robert Schumann
- 『蝶々』作品2 第3曲「ヴルト」Robert Schumann
- ソナチネ イ短調 Op.27-18Dmitri Kabalevsky
- 「虹のリズム」より 真夜中の火祭平吉毅州
- ソナチネ 第3楽章William Gillock
- トルコ風ロンドJohann Burgmüller
- 「こどものピアノ曲」より 土人のおどり中田喜直
- お菓子の世界 第14曲 「鬼あられ」湯山昭
- ジプシーダンス (ジプシーの踊り)Heinrich Lichner
- ソナチネ 第12番 第1楽章Muzio Clementi
- ソナチネ 第8番 第1楽章Muzio Clementi
- 小人の踊りAnton Diabelli
- タランテラ Op.77-6Moritz Moszkowski
- フランスの歌 「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲「きらきら星変奏曲」Wolfgang Amadeus Mozart
- ポロネーズ ト短調J.S.Bach
- パッサカリア チェンバロ組曲第7番 (HWV 432)Georg Friedrich Händel
- ソナチネOp.13-1 第1楽章Dimitri Kabalevsky
- クシコスポストHermann Necke
- ラッパ手のセレナードFritz Spindler
- 8つのユモレスク Op.101 第7曲Antonin Dvořák
- マズルカ 変ロ長調 Op.7-1Frederic Chopin
- ジプシーの踊りHeinrich Lichner
- おどりとうたと中田喜直
- ベルガマスク組曲 第4番 パスピエClaude Debussy
- ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第15番 「バラード」Johann Burgmüller
- 子供のアルバム 第1集 「少年時代の画集」:第7曲 木馬(騎兵隊)Aram Khachaturian
- ノクターンOp.9-2Frederic Chopin
- ノクターン 第20番 KK.IVa/16「遺作」Frederic Chopin
- 2つのアラベスク 第1番 ホ長調Claude Debussy
- 子供の領分 第3曲「人形へのセレナーデ」Claude Debussy
- ポロネーズ 第13番 変イ長調(遺作)Frederic Chopin
- 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66Frederic Chopin
- アダージョDaniel Steibelt
- エリーゼのためにLudwig van Beethoven
- 女王様のメヌエットWilliam Gillock
- ソナチネ Op.36-3 第2楽章Muzio Clementi
- 6つのエコセーズ WoO.83Ludwig van Beethoven
- 小さな黒人Claude Debussy
- 乙女の祈りTekla Bądarzewska
- ジ・エンターテイナーScott Joplin
- 子供のためのアルバム 作品39-20「ババヤガ(魔女)」Pyotr Tchaikovsky
- ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1「子犬のワルツ」Frederic Chopin
- ジプシーの群れFranz Behr
- ジャズ・プレリュードWilliam Gillock
- エチュードアレグロ中田喜直
- ルーマニア民俗舞曲 Sz.56Bartók Béla
- 子供のためのアルバム 作品68-2「兵士の行進」Robert Schumann
- エリーゼのためにLudwig van Beethoven
- トルコ行進曲Ludwig van Beethoven
- 舞踏の時間にHeinrich Lichner
- ワルツエチュードWilliam Gillock
- ソナチネ Op.13-1 第1楽章Dmitri Kabalevsky
- 真夜中の火祭り平吉毅州
- 幸せな魔女Jane Bastien
- アレグレットAnton Diabelli
- 30の子供の小品 トッカティーナ Op.27-12Dmitri Kabalevsky
- 子供の領分 第1曲「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」Claude Debussy
- ワルツ第1番 変ホ長調 Op.83Auguste Durand
- 足踏み踊りBartók Béla
- ベルガマスク組曲 第3曲 月の光Claude Debussy
- ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K. 545Wolfgang Amadeus Mozart
- ウインナーワルツGillock William
【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品(21〜40)
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第2番「アラベスク」Johann Burgmüller

ドイツ生まれでその生涯のほとんどをフランスはパリで過ごした作曲家兼ピアニスト、ヨハン・ブルグミュラーといえば「25の練習曲」がピアノの教則本として採用されたこともあって日本でも知名度が高いですよね。
中でも第2曲『アラベスク』は有名で、両手でピアノを弾けるようになってしばらく経つというくらいの初級レベルの方にぜひ挑戦してもらいたい楽曲なのですね。
どこか行進曲のようなリズムを持った左手の和音と滑らかな右手のフレーズ、中盤には左手の細かい運指も登場することもあって最初は難しく感じられるかもしれませんが、強弱をつけながらドラマチックに弾ければ、あなたのピアニストとしてのレベルも確実に上がるはず!
『蝶々』作品2 第10曲「仮面を脱ぐ」Robert Schumann

心躍るような旋律と繊細な表現が魅力のロベルト・シューマンの初期ピアノ組曲。
わずか12の小品から成る本作は、仮面舞踏会の様子を音楽で描いた小さな物語集です。
1831年に書かれたこの曲は、特に第10曲で物語のクライマックスを迎え、仮面を交換する場面を鮮やかに表現しています。
文学からインスピレーションを得た音楽は、初心者でも手が届く難易度でありながら、ロマン派特有の詩情があふれる世界を体験できます。
ピアノを始めたばかりの方や、短い曲で達成感を味わいたい方にぴったり。
技術的に難しくないので、表現力を磨く練習にも最適です。
こどもの情景 Op.15 第5曲 重大な出来事Robert Schumann

『子供の情景』第5曲は、子供たちの世界観を魅力的に描いた小品です。
力強いリズムと鮮やかな和声進行が特徴で、A長調の明るい響きが印象的。
子供の視点から見た「大切な出来事」が音楽で表現されており、わずか1分ほどの短い曲ながら、子供の純粋な感情や驚きが凝縮されています。
1838年にクララへの贈り物として作曲されたこの作品は、技術的には比較的取り組みがしやすく、初心者の方でも挑戦しやすい一曲です。
表現力を高めたい方や、ロベルト・シューマンの世界観に触れてみたい方におすすめ。
短い時間で感動を与えられる素敵な作品です。
『蝶々』作品2 第6曲「ヴルトの踊り」Robert Schumann

蝶々のように優雅に舞う12の小品からなるこの作品は、ロベルト・シューマンが21歳の頃に書いた初期の傑作です。
小説『フレゲルヤーレ』の仮面舞踏会の場面から着想を得た本作の第6曲は、D短調で描かれる情熱的な舞曲です。
力強い旋律と躍動感があるリズムが特徴で、登場人物ヴルトの感情を象徴しているとされています。
初心者の方にも取り組みやすいテンポと技術レベルでありながら、シューマンの詩的な表現力を存分に味わえる曲です。
文学との結びつきを感じながら、ロマン派の魅力にふれたい方におすすめです。
『蝶々』作品2 第3曲「ヴルト」Robert Schumann

ロベルト・シューマンの初期作品『蝶々』作品2の中から、変ホ長調で書かれた第3曲「ワルツ」をご紹介します。
1831年に完成したこの楽曲は、ジャン・パウルの小説『フレゲルヤーレ』の仮面舞踏会の場面から着想を得ています。
軽快なリズムと華やかな旋律が特徴的で、舞踏会の雰囲気を鮮やかに描写した一曲です。
シューマンの詩的で繊細な表現力が感じられ、ピアノ初心者でも挑戦しやすい曲となっています。
文学と音楽の融合を楽しみたい方や、シューマンのロマン派らしい温かみがある作風に触れたい方におすすめです。
本作はクラシック音楽の重要なレパートリーとして今なお多くのピアニストに愛されています。
ソナチネ イ短調 Op.27-18Dmitri Kabalevsky

力強い主題から抒情的な中間部まで、約1分という短い時間の中に、音楽の醍醐味が凝縮された小品です。
ドミトリ・カバレフスキーが1938年に作曲した本作は、重厚なイ短調の響きから始まり、情感が豊かな旋律が次々と展開されていきます。
明快なリズムと調性感が特徴的で、決して派手な技巧を必要としない作りながら、聴く人の心を強く揺さぶります。
演奏する上でのポイントは、冒頭のリズミカルな主題をしっかりと打ち出すこと。
中間部では、より柔らかな表現力が求められます。
音楽を通じて物語を語るような表現力を磨きたい方や、短い曲でインパクトのある演奏をしたい方にぴったりの1曲です。