【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品
ピアノを学んだ経験のない方や、ピアノを練習し始めたばかりの方にとって、かっこいい曲調のクラシック音楽はハードルが高く感じられるかもしれません。
もちろん、実際に高度なテクニックを要する曲もありますが、なかには、比較的易しいレベルで、発表会曲としてもオススメの作品が多くあるんです!
今回は、そのなかでも特に洗練された作品を厳選してご紹介します。
演奏のポイントも解説していますので、ピアノ発表会を控えている方は、選曲の参考にしていただければ幸いです。
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【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品(91〜100)
トルコ行進曲Ludwig van Beethoven

兵隊が足並みをそろえて行進していく様子が目に浮かぶ、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲の『トルコ行進曲』。
ピアノを習い始めた子供たちが一度は弾いてみたいと憧れる作品であり、発表会の定番曲としても知られています。
明るく平和な雰囲気の中に力強さも感じられる、かっこよく演奏したい男の子にピッタリの1曲!
左手はテンポをしっかりキープしながら歯切れよく、右手は音が転ばないように正確に弾いて、兵隊の行進のりりしさを表現できるといいですね。
足踏み踊りBartók Béla

ハンガリーの偉大な作曲家、バルトーク・ベーラさん。
1900年代から1930年代に活躍した作曲家で、民族音楽を取り入れた音楽性で人気を集めていました。
最初は東ヨーロッパの民族音楽に着目していましたが、晩年はアフリカの音楽にも取り組んでいましたね。
こちらの『足踏み踊り』はルーマニアの民族音楽をベースとした楽曲で、アラビアンなテイストに仕上げられています。
初心者にも弾きやすい音符なので、ロマンチックな楽曲で魅せたい方は、ぜひ挑戦してみてください。
ウインナーワルツGillock William

音楽教育者として多大な功績を果たし、子ども向けのピアノ曲も多く世に残したウィリアム・ギロック。
彼が発表した作品集『こどものためのアルバム』はタイトル通り、子どもたちの教材としても世界的に愛され続けている楽曲が多く収録されており、『ウインナーワルツ』もまさにその1つ。
通常の3拍子とは違って、2拍目が若干短くなって1拍目にずれこんで聴こえるような、テンポも速いワルツであるのが特徴で、短い楽曲ながらロマン派風の優雅なメロディとドラマチックな展開を楽しめます。
特徴的なワルツのリズムをつかむまでにある程度練習が必要ですが、高度な技術を求められるわけではないため、自分なりの表現を目指してみましょう!
真夜中の火祭り平吉毅州

独特なリズムで勢いよく進行していく、情熱的な雰囲気がかっこいい!
『真夜中の火祭り』は、平吉毅州さん作曲のこどものためのピアノ曲集『虹のリズム』に収録されています。
コンクールの課題曲としても取り上げられる人気の高いこの曲は、激しさや力強さを感じさせる、まさに男の子にピッタリの楽曲!
2拍子に感じる部分と3拍子に感じる部分が入り混じっていたり、左手の休符の入り方が複雑だったり、練習しがいのある要素が多く含まれています。
発表会でかっこよく弾きこなすために、まずは片手でリズムをしっかり把握することからはじめましょう。
おわりに
今回は、クラシック音楽のピアノ曲のなかでも、比較的難易度が低くかっこいい作品をピックアップしてご紹介しました!
全体的に落ちついたテンポの曲が多いため、表情を豊かに演奏することで、ピアノ初心者の方でもすてきな演奏に仕上げられます。
初級の作品のうちに表現力を身につけておくことは、ピアノ演奏をマスターしていくうえで大きくプラスにはたらきます。
本記事を参考に、気軽にかっこいい曲にチャレンジしてみてくださいね!