【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品
ピアノを学んだ経験のない方や、ピアノを練習し始めたばかりの方にとって、かっこいい曲調のクラシック音楽はハードルが高く感じられるかもしれません。
もちろん、実際に高度なテクニックを要する曲もありますが、なかには、比較的易しいレベルで、発表会曲としてもオススメの作品が多くあるんです!
今回は、そのなかでも特に洗練された作品を厳選してご紹介します。
演奏のポイントも解説していますので、ピアノ発表会を控えている方は、選曲の参考にしていただければ幸いです。
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【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品(21〜30)
勇敢な騎手 「子供のためのアルバム」よりRobert Schumann

疾走感があふれる音の連なりと力強いリズムが印象的な名曲で、アルバム『子供のためのアルバム』に収録されています。
1848年に長女マリーの誕生日プレゼントとして作曲された本作は、わずか1分ほどの短い演奏時間ながら、豊かな音楽性と高い芸術性を備えています。
スタッカートを効かせた躍動的なフレーズと、イ短調の調性が生み出す緊張感が絶妙に調和し、馬に乗って駆け抜ける騎士の勇ましい姿が目に浮かぶようです。
シンプルな構成でありながら表現力に富んだ本作は、短い演奏時間で聴衆を魅了したい方や、力強い曲調がお好みの方におすすめです。
国際的なピアノ検定試験の課題曲としても採用され、世界中で親しまれている1曲です。
8つのユモレスク Op.101 第7曲Antonin Dvořák

チェコ出身の作曲家アントニン・ドヴォルザークが残した作品のなかでも、特に親しみやすい1曲です。
1894年の夏、ニューヨークの国立音楽院院長を務めていた頃に作曲されました。
変ト長調で書かれたこの楽曲は、親しみやすい民謡的な響きで、多くの人々に愛されています。
ピアノ独奏用に作曲されましたが、後にバイオリン独奏の編曲でさらに名声を博しました。
シンプルながらも心に残るメロディが印象的な本作は、ピアノを始めたばかりの方の発表会曲にもピッタリといえるでしょう。
【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品(31〜40)
ジプシーの踊りHeinrich Lichner

ハインリッヒ・リヒナーの名作『ジプシーの踊り』。
『忘れな草』と並んで有名なリヒナーの作品ですね。
ピアノ発表会でも頻繁に演奏されるため、聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか?
そんなこの楽曲のポイントは、速度表記。
この作品は初心者が取り組むような楽曲なのですが、速度表記に関してはややこしいものが多く、特に「アレグロ・アジタート」という興奮した感じで速く弾くという速度表記の部分は、初心者の方にとって技術的に演奏が難しいと思います。
その他の難易度は初心者でも取り組めるレベルなので、初級の後半にさしかかった方にオススメです。
ノクターンOp.9-2Frederic Chopin

ショパンの楽曲というと高い表現を求められるため、初心者は弾きづらいという印象を持っているか方も多いかもしれませんね。
たしかにショパンの楽曲では繊細な表現がポイントとなりますが、テクニック的な部分のみにフォーカスすると、実は取り組みやすい作品もあるんです。
代表的な作品である『ノクターンOp.9-2』は、これに該当する比較的弾きやすい曲の1つといえるでしょう。
技術を先に身につけた上で、表現に着手すると演奏の総合的な実力が一気に上がるので、ぜひ挑戦してみてください。
ノクターン 第20番 KK.IVa/16「遺作」Frederic Chopin

映画『戦場のピアニスト』での演奏シーンで話題となった、フレデリック・ショパンの『ノクターン 第20番 KK.IVa/16「遺作」』。
実は作曲されたのは晩年ではなく、ショパンが20歳の頃。
没後の1875年に出版されたため「遺作」と添えられています。
一度聴いたら忘れられないもの悲しいメロディが、多くの人の心をとらえて離さないクラシックの名曲です。
発表会の舞台で情感たっぷりに演奏すれば、観客も思わず引き込まれてしまうでしょう。
スクランブル交差点橋本晃一

都会の喧騒をダイナミックに表現した楽曲で、リズミカルで躍動感があふれるメロディが印象的な1曲です。
8分の6拍子や変拍子を取り入れた構成で、交差点を行き交う人々の様子が音楽で巧みに描写されています。
アルバム『やっぱりピアノがすき!
<下巻>』に収録された本作は、渋谷のスクランブル交差点をイメージして作られており、メロディと伴奏のバランスが絶妙です。
テンポのある楽曲ながら、表情が豊かな演奏が可能で、発表会での演奏にぴったり。
クラシックとポップスの要素を融合させた現代的な雰囲気が、舞台で映える作品に仕上がっています。
かっこよい曲を探している男の子の発表会用レパートリーとしてもおすすめです。
フランスの歌 「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲「きらきら星変奏曲」Wolfgang Amadeus Mozart

本作は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトがフランスの民謡をモチーフに作曲した変奏曲で、子供たちにもなじみ深いメロディで発表会曲の定番として親しまれています。
シンプルな主題から始まり、次第に複雑な変奏へと発展していく構成は、モーツァルトの天才的な才能を感じさせますね。
ピアノ初級者の方でも親しみやすい曲ですが、全12の変奏を通して弾くのは少し難しいかもしれません。
でも大丈夫!
お気に入りの変奏だけを選んで演奏するのもアリですよ。
きっとステキな発表会になるはずです!






