【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選
ピアノが弾けたらかっこいいし楽しいだろうな……と思われている方はきっと多いはず!
私は普段、自宅でピアノを教えていますが、「今からでも弾けるようになれるでしょうか?」とお越しくださる大人の生徒さんもたくさんいらっしゃいます。
そこで今回は、難しそうで意外にピアノで弾きやすいピアノ曲を、クラシックを中心にご紹介します!
楽曲の本質を追求して完ぺきに弾くとなると相当なテクニックが必要になりますが、中にはピアノをはじめて間もない方でも弾けるシンプルなアレンジの楽譜が出版されている場合もあります。
これからピアノを始めようと考えている方や、いつか発表会で弾きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
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【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選(71〜80)
無言歌集 第8巻 Op.102 第4曲 そよ風Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンのピアノ曲集のなかでも特に有名な曲集『無言歌集』。
こちらの『そよ風』は第8巻の4番目に収められた楽曲で、難易度としては中級程度にあたる作品です。
端正で美しくどこか悲哀を帯びた旋律は、ぜひピアノで弾いてみたいと感じさせるものですね。
下から上へと上昇していくような左手の分散和音と、主旋律を奏でる右手のバランスには特に注意していただきたいところ。
右手パートの装飾音的なアルペジオは、あまり力が入り過ぎないよう気を付けましょう。
臨時記号もそれなりに多く、なめらかに弾くためのスラーやペダルの扱い方など、細かい配慮が求められる作品なので、繊細な演奏を心がけてみてくださいね。
子供のアルバム 第1集 「少年時代の画集」:第7曲 木馬(騎兵隊)Aram Khachaturian

子供たちの遊び心と冒険心が詰まった、愛らしいピアノ小品です。
木馬に乗って遊ぶ子供の様子や、騎兵隊ごっこをしている情景を生き生きと描いた本作は、軽快でリズミカルな曲調が特徴的です。
アルメニアの民族音楽の要素を取り入れた独特のリズムやメロディーが、どこか神秘的な雰囲気も醸し出しています。
1926年に作曲されたこの作品は、演奏時間約1分10秒と短いながらも、豊かな表現力が魅力です。
ピアノの発表会やコンクールでの演奏にぴったりで、聴く人の心に温かな印象を残してくれます。
リズム感や表現力を伸ばしたい方はもちろん、子供たちの想像力を育みたい方にもおすすめの1曲です。
プレリュード ホ長調 作品28 – 9Frederic Chopin

ここでクラシック音楽の簡単に演奏できるピアノ曲を紹介します。
その曲は19世紀に活躍したポーランド出身の作曲家の作品です。
全24曲からなる前奏曲集の中の1曲で、演奏時間はわずか1分ほど。
右手の付点リズムと左手の三連符が特徴的な曲で、荘厳で堂々とした雰囲気があります。
初めてピアノに触れる人にとっては難しく感じるかもしれませんが、ゆっくりと練習すれば弾けるようになるでしょう。
クラシックは難しいという印象がありますが、作曲家や曲の背景を調べながら練習すると、より深く音楽を楽しめますよ。
これを機にクラシック音楽の世界に踏み込んでみませんか?
【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選(81〜90)
名探偵コナン メインテーマ大野克夫

管楽器やギターがかっこいいアニソンといえば『名探偵コナン メインテーマ』は外せません。
どうしても吹奏楽っぽいサウンドやギターが主役の楽曲は、ピアノでは敬遠されがち。
しかし、右手と左手をうまく駆使すればピアノでも十分演奏できますよ。
『名探偵コナン メインテーマ』のメロディは意外と長く伸ばす音符も多く、動きもそれほど激しくないため、初心者の方でも取り組みやすいはず。
ピアノを始めて間もない方やポップス曲初挑戦の方には、左手パートがシンプルなアレンジがオススメです。
ババヤガ Op.39-20Pyotr Tchaikovsky

大切な子どもの心を音楽で育むことに心を注いだロシアの作曲家が生み出した名品です。
本作は、鶏の足の上に立つ小屋に住み、空飛ぶ乳鉢に乗って移動する不思議な魔女の物語を音楽で描いた、子供の心をぐっと惹きつける作品です。
急速な音階の上下や跳躍を含むメロディーライン、不安定な和音の響きによって、魔女の不気味さと神秘的な動きを巧みに表現しています。
1878年に作曲され、速いテンポと臨場感があふれる優れた描写力で、物語のワクワク感が味わえます。
豊かな表情とドラマ性を感じさせるこの曲は、お子様のピアノ発表会やリサイタルのアンコール曲としてもぴったり。
音楽を通して想像力を養いたい方におすすめの名曲です。
ノクターン第1番 変ロ短調 Op.9-1Frederic Chopin

ショパン初のノクターンとして出版された作品9の第1曲目『ノクターン第1番 変ロ短調 Op.9-1』。
穏やかな伴奏にもの悲しい雰囲気漂うメロディが重ねられた、切なくも美しい楽曲です。
ショパンで手掛けた21曲のノクターンのなかでは比較的難易度が低めとされているため、ピアノ初級者の方でも取り組みやすいはず。
ただ、技術的な面ではそれほど難しくありませんが、深みのある演奏に仕上げるためには強弱はもちろん、フレーズの意識や細かなニュアンス付けが欠かせません。
ぜひ、表現面に注目しながら練習してみてください。
子供の領分 第1曲「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」Claude Debussy

大人が子供らしい気分に浸ることを目的としてクロード・ドビュッシーが作曲した、組曲『子供の領分』の第1曲『グラドゥス・アド・パルナッスム博士』。
ピアノ練習曲に挑戦する愛娘エマの様子を描いた作品とされています。
一生懸命練習する姿は、発表会の舞台に挑む子供たちと共通する部分がありますよね。
保護者の方々はきっと、この曲を立派に弾ききった姿に、大きな成長を感じられるはず。
「かっこいい曲があるよ、挑戦してみない?」とお子さんに提案してみてもいいかもしれませんね。