【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選
ピアノが弾けたらかっこいいし楽しいだろうな……と思われている方はきっと多いはず!
私は普段、自宅でピアノを教えていますが、「今からでも弾けるようになれるでしょうか?」とお越しくださる大人の生徒さんもたくさんいらっしゃいます。
そこで今回は、難しそうで意外にピアノで弾きやすいピアノ曲を、クラシックを中心にご紹介します!
楽曲の本質を追求して完ぺきに弾くとなると相当なテクニックが必要になりますが、中にはピアノをはじめて間もない方でも弾けるシンプルなアレンジの楽譜が出版されている場合もあります。
これからピアノを始めようと考えている方や、いつか発表会で弾きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
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【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選(81〜90)
子供のためのアルバム 作品39-20「ババヤガ(魔女)」Pyotr Tchaikovsky

なにか悪いことが起こりそうな、不穏な空気が漂う『子供のためのアルバム 作品39』の第20曲『ババヤガ(魔女)』。
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが甥にささげたピアノ小品集の中の1曲です。
ババガヤとは、ロシアに古くから伝わる民話に出てくる、人間の肉を食らう恐ろしい魔女の名前。
まさに、曲の雰囲気とピッタリですよね。
スピード感と力強い曲調で、ピアノを習っている男の子からの支持の厚い作品でもあります。
かっこいい衣装を身にまとい、歯切れよく演奏しましょう!
ホフマンの舟歌Jacques Offenbach

音楽家オッフェンバックが作曲した『ホフマンの舟唄』は、1881年に初演されたオペラである『ホフマン物語』の第4幕で歌われた劇中歌。
オッフェンバックといえば、運動会のBGMでも有名な『天国と地獄』も作曲しています!
『ホフマンの舟唄』は彼が手がけた唯一のオペラ楽曲で、未完の遺作になってしまったそうです。
ゆったりとした同じリズムの繰り返しが多いので、初心者でも弾きやすいピアノ曲ではないでしょうか。
しだいに盛り上がっていくところを意識して弾いてみてください!
人形の夢と目覚めTheodor Oesten

ピアノ発表会の定番曲としてもおなじみのテオドール・エステン作曲『人形の夢と目覚め』。
「お人形の子守歌」「お人形の夢」「お人形の目覚め」の3部からなる、とてもかわいらしい作品です。
副題が添えられていることもあり、曲のイメージをつかみやすいため、初心者の方でも取り組みやすいはず!
お子さまなら、お母さんの子守歌で自分が眠ったり夢を見たりしている姿を思い浮べながら弾くのもよいでしょう。
さっそく楽譜を手に入れて、お人形の世界をピアノで表現してみませんか?
ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1「告別」Frederic Chopin

『別れのワルツ』『告別』のタイトルでも知られる『ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1』は、1835年に作曲され、ショパンの死後友人のユリアン・フォンタナによって加筆、出版された作品です。
別れた恋人との幸せな思い出を振り返っているかのような平和な曲調で非常にゆったりとしているため、ショパンのワルツのなかでも初級者にオススメの曲といえます。
楽譜によってはショパンが遺した楽譜とフォンタナが加筆した楽譜の両方が収録されている版もあるため、弾き比べてみるのも楽しいでしょう。
ピアノソナタ第16番 K.545Wolfgang Amadeus Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのピアノソナタの中でも、特に有名な『ピアノソナタ第16番 K.545』。
「クラシックはよくわからないけれど、この曲は知っている」という方も多いはずです。
親しみやすく発表会映えするオススメの作品ですが、決して簡単に弾ける曲ではありません。
粒をそろえたり、左右のバランスをとったり、気をつけなければならない重要な要素が数多く含まれています。
ただ、このような有名曲を発表会の舞台で披露することは、大きな自信につながるはず!
怖がらずチャレンジしてみましょう!
トルコ行進曲Wolfgang Amadeus Mozart

陽気で軽快な旋律が印象的な本作は、18世紀後半に流行したトルコ風音楽の影響を受けた名曲です。
オスマン帝国の軍楽隊を模倣した独特のリズムと、シンバルや太鼓を思わせる力強い音色が特徴的。
1783年頃に作曲されたこの曲は、ウィーン時代のモーツァルトの創造性が遺憾なく発揮された傑作といえるでしょう。
親しみやすい旋律とエキゾチックな雰囲気が見事に融合しており、クラシック音楽入門者から上級者まで幅広く楽しめる一曲です。
華やかな演奏会や発表会でもきっと映えることでしょう。
【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選(91〜100)
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第20番「タランテラ」Johann Burgmüller

南イタリアの伝統的な舞曲をモチーフにした情熱的な6/8拍子の楽曲です。
躍動感があふれるリズムと軽やかなメロディが特徴で、1851年にパリで出版されました。
本作は、南イタリアの都市タラントにちなんで名付けられ、実際に踊られていた民族舞踊の雰囲気を巧みに表現しています。
中間部では同主長調に転調し、華やかな雰囲気へと変化する魅力的な構成となっています。
軽快なリズムと躍動的なメロディが魅力的な本作は、ピアノの基礎的な技術を楽しく身につけたい方におすすめです。
また、発表会で演奏すれば聴衆を魅了するすてきな1曲となるでしょう。